Pythonで作成したモジュールを配布する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonで作成したモジュールを配布する方法について現役エンジニアが解説しています。Pythonのプログラムはモジュールとして他のPythonのプログラムからimportして使用することが可能です。Pythonによるモジュールの作成方法や配布方法、読み込み方法について解説します。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事が4,000以上あります。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

Pythonで作成したモジュールを配布する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Pythonで作成したモジュールを配布する方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

この記事は初心者向けにPythonで作成したモジュールを配布する方法について解説している記事です。

一度作成したプログラムを再度利用する人、複数人で開発を行う際にはぜひ覚えておくと良いでしょう。開発を効率よく進めることや、プログラムの可読性を向上させることができます。

目次

 

モジュールの作成方法

Pythonでプログラミングを行う際、*.pyファイルに実行したい内容を記載すると思います。その保存された*.pyファイルは、Pythonのプログラムからimportして使用することが可能です。

このようにメソッドや関数を含むPythonコードを*.pyファイルとして保存することでモジュールを作成することができます。

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作成したモジュールを配布する方法

作成したモジュールを配布する方法を説明します。

作成した*.pyファイルを、使用したいPythonプログラムと同じフォルダに置くことで、別のPyhonプログラムから呼び出すことが可能になります。

実際に配布してみよう

それでは、これまで説明した方法に従って実際にモジュールを自作し、配布してみましょう。

モジュールの例として、下記のように2つの数値を比較して大きな方を出力するhikaku_bigger()と、小さな方を出力するhikaku_smaller()を自作しました。また、定数としてNUMを定義しました。

def hikaku_bigger(a, b):
  if a == b:
    return 0
  if a > b:
    return a
  if a < b:
    return b

def hikaku_smaller(a, b):
  if a == b:
    return 0
  if a > b:
    return b
  if a < b:
    return a

NUM = 200

これら自作の関数を含んだコードをhikaku.pyというファイル名で保存します。以上でモジュールの作成は完了です。次に作成したモジュールを使った別のPythonプログラムと同じ場所にhikaku.pyを置くことでモジュールを配布します。

Pythonプログラムでモジュールを読み込むには、

import hikaku

と先頭に記述します。モジュールに含まれるメソッドや関数を利用する場合は、

result = hikaku.hikaku_bigger(a, b)

とコード上で記載することで使用できます。それでは下記コードをmain.pyとして、実行してみましょう。

import hikaku

a = 100
b =10

print(hikaku.NUM)

result = hikaku.hikaku_bigger(a, b)
print(result)

result = hikaku.hikaku_smaller(a, b)
print(result)

結果は以下のようになります。

200
100
10

 

まとめ

Pythonで作成したモジュールを配布する方法について理解できたでしょうか。

似ている機能や、何度も使用する関数やメソッドを作成したときは、今回説明したようにモジュールとすることで、プログラムが読みやすくなったり、複数人で開発を進める際の効率化につながります。

監修してくれたメンター

メンター山崎

電機メーカー社員の組み込みハード、ソフトウェア系エンジニア。

新規製品のアプリケーション/アルゴリズムの提案や製品実装ソフトウェア実装、開発効率化スクリプトの作成などに従事する。PythonやRuby, VBA, C言語, C++, shellスクリプト, ハードウェア記述言語(Verilog HDL)など多数の言語と日々奮闘中。

趣味は野球、ギター、スノーボード、ウェイトトレーニング、食べログ巡りなどこちらも多数奮闘中。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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