PHPの変数を使う方法【初心者でもわかるプログラミング】
プログラミング初心者向けにPHPの【変数】の使い方について解説した記事です。どのようにプログラミングコードを書けばいいか、基礎的なところから紹介しています。簡単な問題もあるのでチャレンジしてみてください!
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プログラミング初心者向けに、PHPの基礎を紹介する記事です。
今回は、PHPの変数の使い方を解説します。
なお本記事は、TechAcademyのPHPオンライン講座の内容をもとにしています。
そもそもPHPが何か分からない場合は、先にPHPとはの記事をご覧ください。
今回の記事の内容は動画でもご覧いただけます。
テキストよりも動画の方が理解しやすいという場合はぜひご覧ください。
目次
本記事は下記の流れで紹介していきます。
なお、PHPの開発環境がない方は、XAMPPをインストールする方法をご覧ください。
変数とは
プログラムを書くときには、さまざまなデータをさまざまなところで使います。ときには、長い文字列や、同じ数値・計算式を何度も繰り返し使うこともあります。とはいえ、その都度同じデータを書き込むのは面倒ですよね。そんなときに役立つのが変数です。
変数とは、さまざまな文字列や数値を入れておく箱とイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
その箱に便宜上の名前(変数名)をつけ、中身のデータの代わりに変数名を書き入れ使い回すことで、同様の処理が簡単におこなえるようになります。
実際に変数を書くとこのようになります。
$name = “Yamada”;
左側が変数を、右側が中身のデータをあらわします。
(ここでは、変数名をnameと名付けました)
「=」は代入演算子といい、右側の「” ”」で囲まれた文字列を左側の変数に代入するという意味合いを持ちます。
ですので、 ここではnameという箱にYamadaという文字列が入ったことになりますね。
そして、Yamadaと出力したいときには、次のようにプログラムを書きます。
<?php
$name = “Yamada”;
echo $name;
?>
すると、変数で定義したYamadaが出力されました。
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変数を使う際のルール
ちなみに変数名を付ける際には、次のようなルールがあります。
これらのルールを守りながら、打ち間違いには注意しましょう。
- 必ず$からはじまる
- 使えるのは半角英数字、_(アンダースコア)
- 大文字小文字は区別される
- $のあとに数字は使えない($name123 ○、$123name ×)

田島メンター!変数は、データを入れておく箱みたいなものですか?

そうなんだ。後で複数回使ったり、加工して表示したり、登録するために使うんだ。

変数には$(ドル)マークを使うんですね。HTMLでも特殊文字をエスケープするっていうのがあったので、PHPでもありそうですね。

すごい、その通りなんだよ。今回は変数だけしか書かないけどね。さっそく変数を実際に書いて、表示させてみよう!
変数を書いてみる
最後に簡単な実習問題をやってみましょう。
問題
変数LastNameを使って、自分の苗字をechoを使って出力してください。
答え
このようにプログラムを書きます。
今回は苗字をSuzukiとしました。
<?php
$LastName = “Suzuki”;
echo $LastName;
?>
XAMPPなどで開発環境を用意しうておけば、ブラウザではこのように表示されます。
おわりに
今回は以上です。
さらに変数について知りたい場合は、PHPで変数のスコープを使う方法も合わせてご覧ください。

変数に入れておいた文字列が、echo関数を使って表示されてますね。

今回は単に表示させているだけだけど、加工したり、登録したりする時に変数に入れておくと便利なんだ。

変数っていうのは、どこに保存されているんでしょうか?

メモリ上なんだよ。CPUってメモリにある値しか読めないんだ。変数を単純に箱って考えてもいいんだけど、本当はメモリ上の場所だったりするんだよね。
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