JavaScriptのif文における論理演算子notについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptのif文における論理演算子notについて、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• if文とは
• 論理演算子とは
• 論理演算子notの記述方法
• 論理演算子notを利用して条件式を記述してみよう
• まとめ

 

if文とは

if文とは、多くのプログラミング言語に用意されています。指定した条件式の流れに条件分岐を設定するための構文のことです。

記述した条件が満たされた場合と満たされない場合の2つに処理の流れを分岐させて、それぞれ異なる処理を実行できます。今回の記事では、NOT(!)を利用した条件式について紹介しますが、論理演算子には以下の3種類があるので覚えておくと良いでしょう。

• AND(&&)
• OR (||)
• NOT (!)

 

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論理演算子とは

論理演算子はその名の通り論理演算をするための演算子です。論理演算とは論理式を解くための演算になり、この場合における論理式とは、複数の状態が組み合わさって最終的にその式が `true` なのか `false` なのかを返却する式のことを指します。

 

論理演算子notの記述方法

論理演算子NOT (!)は、単一の演算対象がtrueと見ることができる場合は、false を返しそうでない場合は、true を返し記述方法は以下の通りです。

論理演算子NOT (!)の記述方法

!true        // trueの反対なので false を返します。
!false       // falseの反対なので true を返します。

 

論理演算子notを利用して条件式を記述してみよう

NOT (!)の使い方

num_1 = 10
num_2 = null

// num_1の値は10で、trueの反対なので false を返します。(!true なので else の処理)
if (!num_1) {
    console.log('num_1には値がはいっていません。')
} else {
    console.log('num_1には値がはいっています。')
}

// num_2の値はnullで、falseの反対なので true を返します。(!false なので true の処理)
if (!num_2) {
    console.log('num_2には値がはいっていません。')
} else {
    console.log('num_2には値がはいっています。')
}

#=>
num_1には値がはいっています。
num_2には値がはいっていません。

 

まとめ

if文の条件分岐を作る論理演算子は、以下の3つがあり、今回は① NOT (!)について紹介しました。今回紹介した、NOT (!)についてはもちろんですが是非OR (||)やAND(&&)の書き方や使い方についても学んでみてください！

筆者プロフィール

澤亀浩弥（さわかめひろや） Webエンジニア。 開発実績等は勤怠情報管理システムの開発、地方銀行のプログラムの保守・運用、企業とインフルエンサーをマッチングさせるプラットフォームの開発。 25歳までプロ野球の世界を目指し独立リーグでプレー。その後、某大手会社の製造業作業員として働いていたが毎日の単調な仕事よりもっとクリエイティブな仕事がしたいと思い友人エンジニアにプログラミング学習方法など教えてもらい独学で半年程学習した後、IT業界に転職し、現場経験を積んでフリーランスエンジニアとして独立。 現在はその経験をこれからプログラミングを学んでいく方に伝えていくためにより広い知識を勉強中です。

 

 

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