JavaScriptによる変数と配列について現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptによる変数と配列について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使って初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• 変数とは
• 配列とは
• 変数と配列の記述方法
• 変数と配列をプログラム内で宣言してみよう
• まとめ

 

変数とは

変数とは、「さまざまな文字列や数値を入れておく箱」とイメージしていただくとわかりやすいでしょう。プログラムを書くときには、さまざまなデータをさまざまなところで使用し、ときには長い文字列や、同じ数値・計算式を何度も繰り返し使うこともあります。

とはいえ、そのつど同じデータを書き込むのは面倒です。そんなときに役立つのが「変数」です。

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配列とは

配列は、複数の値をまとめて管理するためのもので、変数が「箱」なら、配列は、複数の値を入れておける「ロッカー」のようなもので、変数が１つの値を入れておくのに対して配列は複数の値を順番に入れておいたり、必要な値だけ取り出す事が可能です。

変数と配列の記述方法

変数の記述方法

let 変数名 = 数値または文字列;
const 変数名 = 数値または文字列;

※let は再代入が可能で const は再代入が不可となっています。

配列の記述方法

const 配列名 = [ 要素1, 要素2, ... ];

 

変数と配列をプログラム内で宣言してみよう

変数の書き方

let num = 3
console.log(num)
// ↓ 値を再代入
num = 7
console.log(num)

#=>
3
7
※ 2つ目の出力は再代入された7の値が出力されている。

配列の書き方①
配列を作成し各要素を取得する方法

const locker = [1,2,3]
//１番目の要素
console.log(locker[0])
//２番目の要素
console.log(locker[1])
//３番目の要素
console.log(locker[2])

#=>
1
2
3

配列の書き方②
作成後の配列に要素を追加する方法

const items = ["あいうえお","かきくけこ","さしすせそ"]
//要素を追加する前の確認
console.log(items)
//要素を追加
items.push("たちつてと")
//要素を追加したあとの確認
console.log(items)

#=>
[ 'あいうえお', 'かきくけこ', 'さしすせそ' ]
[ 'あいうえお', 'かきくけこ', 'さしすせそ', 'たちつてと' ]

 

まとめ

変数は値を入れておく箱、配列は複数の値が管理可能なロッカーのようなものという説明で変数、配列の基本的な書き方を紹介していきましたがいかがだったでしょうか？

プログラミングは実際に書くことで理解が深まることがほとんどなのでぜひ実際に書いて動かしてみながら理解を深めてみてください！

筆者プロフィール

澤亀浩弥（さわかめひろや） Webエンジニア。 開発実績等は勤怠情報管理システムの開発、地方銀行のプログラムの保守・運用、企業とインフルエンサーをマッチングさせるプラットフォームの開発。 25歳までプロ野球の世界を目指し独立リーグでプレー。その後、某大手会社の製造業作業員として働いていたが毎日の単調な仕事よりもっとクリエイティブな仕事がしたいと思い友人エンジニアにプログラミング学習方法など教えてもらい独学で半年程学習した後、IT業界に転職し、現場経験を積んでフリーランスエンジニアとして独立。 現在はその経験をこれからプログラミングを学んでいく方に伝えていくためにより広い知識を勉強中です。

 

 

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