JavaScriptのdateにおけるtoStringメソッドについて現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaScriptのdateにおけるtoStringメソッドについて、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもJavaScriptについてよく分からないという方は、JavaScriptとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJavaScript/jQuery講座の内容をもとにしています。

 

 

目次

• dateとは
• toStringの使い方
• tostringを利用して日時を文字列に変換してみよう
• まとめ

 

dateとは

日付という意味の英単語です。
JavaScriptでも日時を扱うDateという名前のオブジェクトが用意されています。
Dateオブジェクトには日時を操作するメソッドが揃っているので、日時の操作をする場合は活用してみてください。

 

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toStringの使い方

JavaScriptのDateオブジェクトにはtoStringというメソッドがあります。toStringメソッドはDateオブジェクトの持つ日時を下記のフォーマットを1行で表記した文字列を返します。

• 3文字の英語の曜日名：半角スペース
• 3文字の英語の月名：半角スペース
• 2桁の日：半角スペース
• 4桁の年：半角スペース
• 2桁の時：コロン
• 2桁の分：コロン
• 2桁の秒：半角スペース
• GMT
• タイムゾーンのオフセット記号
• 2桁の時間のオフセット
• 2桁の分のオフセット
• タイムゾーン名

フォーマットの表示の例として、日本語環境で2020年1月1日 00:00:00のDateオブジェクトにtoStringメソッドを使った場合は下記のようになります。

Wed Jan 01 2020 00:00:00 GMT+0900 (日本標準時)

 

tostringを利用して日時を文字列に変換してみよう

まずはDateオブジェクトを用意します。下記のように記述すると、実行した時点の日時をもつDateオブジェクトがnowという変数に格納されます。

let now = new Date();

用意したDateオブジェクトを格納したnowにtoStringメソッドを使うことで、nowStringという変数に実行した環境に応じた文字列が格納されます。

let nowString = now.toString();

結果が実行した時間で変わるので、次は日時を指定してDateオブジェクトを用意して、toStringメソッドを使う例を紹介します。
今回は、2020年1月1日 00:00:00のDateオブジェクトにします。

let date = new Date(2020, 0);

Dateオブジェクトの第一引数に年、第2引数に月を指定すると、日は1、それ以下の時や分などは0になった日時で生成できます。
なお、月の指定は0から始まることに注意してください。1月は0、2月は1、3月は2、、、という具合です。

それでは用意したDateオブジェクトにtoStringメソッドを使います。

let dateString = date.toString();

日本語環境での結果は、dateStringという変数に下記ような文字列が格納されます。

Wed Jan 01 2020 00:00:00 GMT+0900 (日本標準時)

 

まとめ

DateオブジェクトのtoStringメソッドを紹介しました。
Dateオブジェクトには日時を扱うメソッドが他にもたくさんあるので試してみてください。

 

監修してくれたメンター

横山茂雄（よこやましげお） フリーエンジニアとして活動中。サーバーサイドからフロントまで時代の波に合わせてスキルを変化させてきました。 言語、フレームワーク、DB、現場、いずれも転々としながら、筋トレも欠かさない体育会系エンジニアです。TechAcademyジュニアのゲームアプリコースを担当しています。

 

 

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