初心者でもできる!「AndroidStudio」を使ったAndroidアプリ開発環境の構築方法

【AndroidStudio(アンドロイドスタジオ)】を使ったAndroidアプリ開発環境の構築方法を初心者向けに解説した記事です。プロジェクトの作成方法、エミュレータの設定方法までこの記事だけで使い方を理解することができます。

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初心者がAndroidアプリを開発しようと始めた時の、最初のハードルは開発環境の構築ではないでしょうか?

そんな初心者向けに、AndroidStudio(アンドロイドスタジオ)を使ったAndroidアプリ開発環境の構築方法をご紹介します。

 

なお、この開発環境はTechAcademyで開催しているAndroidアプリ開発オンラインブートキャンプで使用しているものです。

 

目次

本記事は下記の流れで説明していきます。

開発環境を構築するだけでなく、新規プロジェクトの作成方法、エミュレータの起動、Hello Worldの表示までを扱います。

なお、今回はMacのPCを使って説明しますが、基本的なやり方はWindowsも同じです。

 

 

 

1. AndroidStudioとは

2014年秋からThe official Android IDEとして正式に リリースされた新しい開発環境で、Intellij IDEAベースの統合開発環境です。

以前に使われていた、EclipseベースのADT(Android Development Tools)から移行した開発環境で、従来のADTもAll-in-Oneの配布は終了しましたがEclipseにプラグインとして導入することができます。

操作や機能は従来のADTと違和感なく使えるようになっているので、以前にアプリを開発したことがある方でも安心して使えることでしょう。

 

 

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2. AndroidStudioをインストールする

まずはAndroidStudioのダウンロードページにアクセスしてください。

このような画面に飛ぶので、ダウンロードボタンをクリック。

ダウンロード

 

さらに次のような画面に進むので、利用規約を読んだらチェックボタンにチェックを入れて、ダウンロードします。

ダウンロード2のコピー

ダウンロードには少し時間がかかる場合があります。

 

ダウンロードが終わると、このような画面が表示されます。表示の通りに、「Android Studio」のアイコンを「Applications」にドラッグ&ドロップしてください。

スクリーンショット 2015-01-21 22.10.41

 

ドックから、ドックに見当たらなければ ApplicationのなかからAndroid Studioのアイコンを選び、クリックして起動します。

ドック

 

起動すると、このようなSetup画面になります。そのままNextで進みましょう。もしうまく起動できないような場合は、こちらを参考にしてみましょう。

next

 

次はtypeの選択の画面です。Standardで構いませんが、ここでは理解を深めるために、Customを選んでみます。

custom

 

すると、このような画面になりました。

sdkなど

Android SDKとは、 Androidアプリケーションを開発するために必須のソフトウェア開発キットです。

Android SDK Locationは、インストールされる場所を示します。

 

すべてチェックが入っていることを確認したら、そのままNextで進みましょう。

 

 

規約に関する画面になるので、「android-sdk-license」と「intel-android-extra-license」の2つの規約をクリックし、それぞれでAcceptをチェックしたら、Finishで進みます。

規約

 

Nextでそのまま進みます。

intel

 

ダウンロードが始まります。時間がかかるので、気長に待ちましょう。

しばし待つ

 

ダウンロードが終わると、パスワードを要求されます。お使いのPCのパスワードを入力してOKで進んでください。

パスワード要求

 

最後に、Finishをクリックします。

finish

 

これで Android Studioのインストールが完了しました。

辿りついた

 

※もしJava not foundと表示されたら

もし、AndroidStudioが起動されず、 このようなポップアップが出てきたら、この方法を試してみてください。

スクリーンショット 2015-01-26 20.14.06

 

まず、アプリケーション>AndroidStudioと進み、そこで右クリックしてパッケージの内容を表示と進みます。

スクリーンショット 2015-01-26 20.18.52

 

さらに>Contentsと進み、info.plistファイルを開きます。

スクリーンショット 2015-01-26 20.19.13

 

そうしたら、JVMVersionでファイル内を検索し、すぐ下の1.6*を1.6+に書き換え、保存します。

info.plist
多少タイムラグはあるかもしれませんが、これでAndroidStudioをインストールできるはずです。

 

 

3. AndroidStudioを起動し、新規プロジェクトを作成する

Androidアプリを開発するには、新規のプロジェクトをまずは作成する必要があります。

 

3-1. 新規プロジェクトを作成

早速、Androidアプリの新規プロジェクトを作成していきましょう。

Start a new Android Studio Projectをクリック。

新規プロジェクトの作成

 

3-2.  プロジェクトの設定

プロジェクトの設定画面にきました。

最初

 

各項目に入力していきます。

  • Application Name:アプリの名前を示します。好きな名前をつけましょう。
  • Company Domein:Package nameを使用する際のドメインです。Package nameは他の人と被らないようにする必要があるため、重複を防ぐために、自分が所属するドメインを名前に設定したりするのが普通です。さらにドメイン内でも被る心配がある場合は、自分の名前を加えるなどして対策をとります。
  • Package name:上の2つを記すと自動的に書かれます。特に書き換える必要はないでしょう。
  • Project location:作成したプロジェクトの保存先をあらわします。特に書き換える必要はないでしょう。

 

ここでは、例として次のように設定しました。

 MyFirstApp

Application Name: MyFirstApp

Company Domein: android.techacademy.jp

 

設定したら、Nextで進みましょう。

 

3-3. Minimum SDKの選択

次は、Minimum SDKの選択画面に進みました。

今回はサンプルの作成なので、デフォルトのまま、特に設定し直す必要はありません。Phone and Tablet にチェックが入っていること、Minimum SDKがAPI 15: Android4.0.3(IceCreamSandwich)になっているのを確認したら、Nextをクリック。

MinimumSDK

 

3-4. Activity(画面)タイプの選択

今回は、一番シンプルな形で作っていきますので、Blank Activityを選択します。

Blank Activity

 

3-5. Activity(画面)の設定

Nextで進むと、Blank Activityの設定画面です。

Blank Activityの設定

それぞれの項目は、次のような意味を持ちます。

  • Activity: 画面の名前
  • Lyout Name: 画面のレイアウトを定義する
  • Title: 画面のタイトル
  • Menu Resouce Name: メニュー部分(Blank Activityでいうと、上部の黒いバー部分)の名前

 

ここもデフォルトのままいじらず、Finishをクリックしましょう。

 

3-6.プロジェクト構築

プロジェクトが構成されるのをしばらく待つと、次のような画面が生成されます。

トップ

 

ちなみに、このようなポップアップが表示されるかもしれませんが、特に必要ないので、チェックを外してcloseすれば、次からはもう出てきません。

tips

 

3つにわかれた画面は、それぞれ次のような機能を持ちます。

トップ 2-1

では、いよいよエミュレータの起動に入ります。

 

 

4. エミュレータを起動・設定する

エミュレータとは、ソフトウェアの動作確認のために、ソフトウェアが動作する環境を擬似的に再現したもので、簡単に言えば、機械やコンピュータのしくみを真似る装置やソフトウェアのことです。

AndroidStudioでは、エミュレーターが1つ標準搭載になっているので、今回はそれをそのまま使っていきます。
早速エミュレータを起動してみましょう。

 

メニューからTools>Android>AVD Managerと進み、起動します。

AVD Manager

 

すると、このような画面があらわれます。

このような

このNexus 5 API 21×86というのが、標準搭載のエミュレータです。(もし、あらわれない場合はNexus 5 API 21×86をインストールする必要があります)

▶︎のマークをクリックし、これを表示します。

 

すると、画面の左側にこのようなAndroidスマートフォンの画像が登場するかと思います。これがエミュレータです。

(画面が構成されるまでしばらく時間がかかりますので、焦らずに)

スマホ画面2

 

ちなみに、今回は使いませんが、AVD ManagerのCreate Virtual Device…から違うバージョンのエミュレータを作成することもできます。覚えておきましょう。

ちなみに

 

さらに、もしエミュレータ画面上に次のような表示がでたら、アカウントログインする必要があります。

スマホ画面

 

「!」マークをクリックすると、このような画面に切り替わりますので、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。

スクリーンショット 2015-01-26 18.53.01

 

※エミュレータ起動時にエラーが表示されたら

特にWindowsのPCで多いエラーですが、HAXMのエラーが出ることがあります。

このエラーは、Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM)がインストールされていないことが原因です。

 

HAXMは通常、(Users/USER/AppData/Local/Android/sdk/extras/intel/Hardware_Accelerated_Execution_Manager)にインストーラーが配置されているので、これをインストールしてください。

Hardware_Accelerated_Execution_Manager

 

なお、そもそもHAXMがない場合は、Tools > Android >SDK Managerから、「Intel x86 Emulator Accelerator(HAXM)」にチェックを入れてインストールしてください。

haxm

また、これでも解決しない場合はBIOSの設定が原因と想定されます。PC起動時にBIOSの設定画面を開き、「Visualization Technology」の項目を有効にしてください。

 

 

5. Hello World! と表示させる

最後に、エミュレータに「Hello World!」と表示してみましょう。

標準搭載のエミュレータNexus 5 API 21×86で生成したプロジェクトのなかには、「Hello World!」を出力する機能がもとから含まれています。

これを実行してみましょう。

 

さきほどのエミュレータの画面から、メニューのRun>Run Appまでを選択します。

スクリーンショット 2015-01-26 20.08.49

しばらくすると……

 

Choose Deviceの画面が出てきました。

choose device 

現時点では、Nexus 5 API 21×86しかエミュレータが搭載されていませんので1つしか出てきませんが、たくさんのエミュレータが起動している場合には、複数のデバイスがリスト表示されます。

 

OKをクリック。そして、またしばらくすると……

画面に「Hello World!」と表示されました。

Hello World

 

うまくいきましたか?

今回用意した開発環境をもとにAndroidアプリを作ってみてください。

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