始める前に要チェック!プログラミングで挫折する3つのパターンとその解決方法

初心者がプログラミング学習で挫折するパターンを受講生5,000名を越えるプログラミングスクールの事例から紹介。その解決方法4つを解説します。解決方法は、未経験からエンジニアを育てたリブセンスも提唱している方法です。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営する教育×テクノロジーのWebメディアです。初心者でもすぐ勉強できる記事が2,000以上あります。

プログラミングの勉強を始めたけど、途中で挫折してしまったという経験はないでしょうか。

そこで今回はTechAcademyの過去7,000人以上の受講生の事例をもとに、初心者がプログラミング学習で挫折するパターンとその解決方法をご紹介します。

挫折した経験がある方は、この記事を参考に再度チャレンジしてみてください。

 

プログラミングで挫折する3つのパターン

TechAcademyは2012年に開校し、非エンジニア・初心者向けのプログラミング講座を中心に開催してきました。また、大手IT企業の非エンジニア向けのプログラミング研修も実施しています。

そんな講座や研修を開催する中で、「過去にプログラミングを勉強してみたけど挫折した」という声をよく耳にしています。そのうち、特に多い3つのパターンを紹介します。

 

1.開発環境が構築できない

プログラミング学習サービスを見て開発環境を構築しようとしたけど、
結局できず1行もプログラミングコードを書かずに終わってしまった(20代女性・会社員)

プログラミングの最初の壁として開発環境の準備があります。Vagrantを使ったローカル開発環境XAMPPなど統合開発環境を使う方法もありますが、まったくの初心者だと、Macのターミナルの使い方がよくわからないなどの理由で断念してしまうこともあるようです。

肝心のプログラミングコードを書く前に、開発環境の構築で数日たってしまい、そのままやらなくなってしまいったとう経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

 

2.わからないことを聞く人がいない

独学でわからないところはQ&Aサイトで質問しましたが、
期待した答えが返ってこないことも多く参考にならなかったことも多いです(10代男性・大学生)

「スペルミスに気が付かず、30分悩んでしまった」「コードが動かなくなってどうすればいいかわらなくなった」「ググっても解決しない」といった声をよく聞きます。友人や同僚にすぐ相談できるプログラマーがいる環境であれば解決しますが、独学だと学習効率が悪くなることがあります。

Q&Aサイトなどを活用することもできますが、回答がないと待つ時間もかかりますし、すぐ解決できる回答が返ってくる保証もありません。

 

3.やりたいことが決まっていない

プログラミングのいろいろなサイトを見たけど、どれも個別のコードの使い方の学習で
何に使えるかよくわからなかった(30代男性・会社員)

「社内のエンジニアと円滑にコミュニケーションを取りたい」「今後プログラミングスキルが必要になりそうだから」など、プログラミングを学習する動機はばらばらだと思います。ただし、目的があっても何をしたいかの具体的な目標がないと、いざ勉強を始めてもモチベーションが続かないことがよくあります。

非エンジニアで、「プログラミングを勉強したい」だけではこのようなことに陥る可能性が高いようです。

 

プログラミングの挫折を解決する方法

先ほど紹介した挫折のパターンをもとに、4つの解決方法を紹介します。どれも第一線で活躍するエンジニアや企業が推奨している解決方法です。

 

1.すぐに形にできることから始めてみる

TechAcademyの過去の受講生に話を聞くと、初心者がプログラミングで最初に楽しいと感じるのは、何かしらが動くようになった体験であることが多いです。

そのため、開発環境の構築が難しければ、すぐに動かせるものから始めてみることをおすすめします。例えば、テキストエディタとWebブラウザだけあればJavaScriptで簡単なWebアプリケーション作ることができます。そのため、TechAcademyで執筆した著書非エンジニアのためのプログラミング講座もJavaScriptを題材にしてプログラミングの基礎を学ぶ内容にしました。

また、最近はCloud9というクラウド上に開発環境を用意できる無料のツールもあります。Cloud9では、PHPやRubyはもちろんのこと、Ruby on RailsやWordPressといったテンプレートも用意されているので便利です。

 

2.メンターを見つける

普段からプログラミングについて相談できるメンターを見つけておきましょう。メンターの重要性は、リブセンスが公開している「人は一ヶ月でエンジニアになれるのか – 詳細解説」の資料でも紹介されています。この資料では、独学だと学習効率が悪いため、メンターを見つけることを推奨しています。

独学で学んだ人は多いし、当然「学べる」。しかし、効率を比較すれば、早期にメンターを見つけたい。

メンターがいることで、わからないことをすぐに聞くことができますし、しっかりと時間を確保してくれるメンターが見つかれば、その人のためにも頑張ろうというほどよい強制力もはたらくはずです。また、自分の開発しているサービスなどを見せて、フィードバックをもらうことで、第三者の視点が入ってより成長できるでしょう。

 

3.仲間を見つける

1人だけでプログラミングを勉強しているとモチベーションが続かないことがありますので、一緒に勉強する仲間を見つけましょう。

人事部からエンジニアにキャリアチェンジした経験を持つ村田佑介さんは、「何かコミュニティがあった方が続きやすい」とインタビューで話しています。仲間がいれば、わからないことを教え合うこともできるはずです。

これもリブセンスの資料になりますが、仲間を見つけることで「目標」「スキル」「チャレンジ」「フィードバック」の4つの要素のバランスが取れるとおすすめしています。この4つの要素は、メンターをつけることでも解決できそうです。

 

4.作るサービスを決める

目標を持つと言っても、なかなか自分だけで決めるのは難しいかもしれません。そんなときは、作りたいサービスを具体的に決めておくことをおすすめします。サービスを作ると言っても大げさなことではなく、「自分の子どもが遊べるサービスを作りたい」「会社のメンバーの業務効率が上がるようなサービスを作りたい」といった自分の身近な人が使うサービスでも構いません。

作るサービスを決めておくことで、まずは必要なスキルだけを効率的に身に付けることができます。また、メンターがいる場合はサービスの内容を伝えて、作る際の道筋を事前に聞いておくと良いでしょう。

なお。プログラミングを教えるCODE1000のメンターインタビューでも、

「こんなサービスを作りたい」目的を持つことがプログラミング上達のコツ

として推奨されています。

 

今回の記事は以上です。

解決方法の4つを全て用意するのは難しいかもしれませんが、1つずつ解決していきましょう。

[お知らせ]TechAcademyでは、メンターがプログラミング学習をサポートするオンラインブートキャンプを開催しています。挫折することのないよう、開発環境はCloud9を使用し、受講生に1人ずつパーソナルメンターをつけて、オリジナルWebサービスの開発までサポートしています。期を区切っているので、一緒にプログラミングを学ぶ仲間を見つけることも可能です。