SQLに強くなろう!Ruby on Railsのfindメソッドの使い方【初心者向け】

RailsでSQL上で特定の条件で検索する際にfindというメソッドを使います。今回はそのfindを使ってデータベースの情報を取得する流れを説明していきます。

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RubyのフレームワークRailsでのfindを使ったデータベースの扱い方を解説している記事になります。

SQLで特定の条件で検索する際にfindというメソッドを使います。

今回はそのfindを使ってデータベースの情報を取得する流れを説明していきます。

 

なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回はfindについて解説しよう。

大石ゆかり

田島メンター!!findは何をするんですか〜?

田島悠介

データベースから指定したデータを検索する機能だよ。今はwhereというものに変わっているね。実際にやってみようか。

大石ゆかり

はい!

 

findについて

Ruby on Railsはデータベースとやり取りを行う際ActiveRecordというORM(Object-relational mapping)を使い行います。

そのActiveRecordの中でデータを取得する際に使用するメソッドがfindになります。

ORMは最終的にSQLを生成してデータベースとやり取りを行いますので、find文がどのようなSQLを生成するのか覚えておくと良いでしょう。

 

実際にfindを書いてみよう

最新版のRuby on Rails 4系ではfindメソッドを使用する場面は限定的になりました。

引数に取得したいレコードのidを指定してレコードを取得します。

引数は複数指定することも可能です。

なお、例ではUserモデルを使用します。

1件のみ取得する場合

User.find(1)

id=1のusersのレコードを取得します。発行されるSQLは下記の通りです。

SELECT  "users".* FROM "users" WHERE "users"."id" = ? LIMIT 1  [["id", 1]]

id=1のレコードが存在しない場合はActiveRecord::RecordNotFoundの例外が発生します。

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使用するケースとしては、レコードが存在しなければならない時です。

例えばあるユーザにメッセージを送ろうとしたがそのユーザが既に退会(データベースから削除)されていた際、「そのユーザは存在しません」などのメッセージを表示するなどの対応があります。

 

大石ゆかり

このUser.find(1)というのはどこでやるんですか?

田島悠介

ターミナルで”rails console”(あるいはrails c)を実行してから、findを使うよ。終了するときはexitするのを忘れないようにしよう。

大石ゆかり

なるほど、了解です!

 

レコードが存在しない場合に例外を発生させない取得方法も存在します。

User.find_by(id: 1)

発行されるSQLは上記のfindと全く同じですがこちらはレコードが存在しなかった場合はnilを返します。

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レコードが存在する場合と存在しない場合で処理を分ける必要がある場合などはこちらを使用しましょう。

また、find_byの場合は特定のカラムでの条件検索も可能です。

例えばメールアドレスで検索する時は下記のように記載します。

User.find_by(email: 'sample@example.com')

発行されるSQLは下記のとおりです。

SELECT  "users".* FROM "users" WHERE "users"."email" = ? LIMIT 1  [["email", "sample@example.com"]]

複数件取得する場合

Ruby on Rails 4からfindではなくwhereというメソッドを使用して取得するように変更されました。

条件の指定方法はfind_byメソッドと同じように検索対象のカラムと値を指定します。

User.where(email: 'sample@example.com')

発行されるSQLは下記の通りです。1件取得時と比較するとLIMIT 1がなくなっていることがわかるでしょうか。

User Load (0.3ms)  SELECT "users".* FROM "users" WHERE "users"."email" = ?  [["email", "sample@example.com"]]

 

以上、findメソッドについて解説しました。

 

田島悠介

このように検索については、色々な指定方法があるよ。

大石ゆかり

これがあると、データベースから特定のものを探すときに便利そうですね。

田島悠介

最初にも言ったけれど、現在最新のバージョンではfindではなくwhereを使うことになっていることを覚えておこう。

大石ゆかり

分かりました、ありがとうございます!

 

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