【ゼロから作る!】初心者から始める!iPhoneアプリの開発手順とは
iPhone(iOS)アプリ開発をこれから勉強したいと考えている初心者向けに基礎から応用までまとめて紹介しています。どうやって進めたら良いか分からないという人は開発手順や便利なツールを知ることができるはずです。
TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。
iPhoneアプリの開発手順をゼロから紹介していきます。
今回の記事では、プログラミングをやったことがないという初心者の方にも分かりやすく2人のキャラクターを用いて解説しています。
「iPhoneアプリを作る上で準備しなければならないもの」 「iPhoneアプリをリリースしてみたい」「iPhoneアプリで収益を上げたい」などそれぞれシチュエーションに分けて細かく紹介しています。
では、iPhoneアプリの開発手順を実際に見ていきましょう!
今回の登場人物
![]() 田島悠介(29) ![]() 大石ゆかり(24) |

田島メンター!こういうインスタみたいなアプリってどうやって作るんですかー?

おっ!ゆかりちゃんもアプリ作ってみたいの?

はいっ!!だってアプリ作れたら稼げるって聞いたから!

(すごいミーハー感が・・・)
じゃあ、せっかくだからiPhoneアプリを公開する手順を一通り説明していくね!
ゆかりちゃんが気になってるお小遣い稼ぎの方法も最後に紹介するからね!

やった〜!!ありがとうございます!(これで世界一周行けるかな♪)
目次
iPhoneアプリ開発で準備するもの
iPhoneアプリを作る前に準備すべきものがいくつかあります。
- Mac
- Xcode
iPhoneアプリの開発を進めるためには上の2つが必要になるのです。
実際にApp Storeにリリースしたいと思っている方は、リリースまでに準備すべき6つのことをご覧ください。
すでにMacを持っている方は、Xcodeのインストール方法をご覧ください。

田島さん、iPhoneアプリってWindowsのパソコンじゃ作れないんですか??

良い質問だね!iPhoneアプリを作るためのXcodeをインストールしたり、あとで紹介するアプリをリリースするためにMacが必要なんだ。

そうなんですね!やっぱりMacの方がカッコイイですもんね。

(やっぱりどこかミーハーなんだよなあ・・・)
じゃあ次は実際にアプリを作ってみる流れを説明するね!
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実際にアプリを作ってみたい
せっかくXcodeをインストールしたらオリジナルのiPhoneアプリを作ってみたいと思うはずです。作りたいものが浮かばないという人は、サンプルアプリを紹介しているので、そのまま真似して作ってみるのも良いでしょう。
もし、実際にiPhoneアプリを作ろうと思ったら「企画→設計→開発」といった流れが一般的です。
企画
企画では、いつ誰が何のために使うのかなど具体的にアプリのイメージを考えます。個人で作るアプリであれば自分が欲しいと思うものが良いでしょう。
設計
設計では、画面設計図を作りましょう。手書きでも良いですが最近では、ProttやCacooといったツールで誰でも簡単に作成できるのでぜひ試してみてください。
開発
企画や設計が終わったら実際にアプリを作っていきます。
iPhoneアプリは、Storyboard(ストーリーボード)というところで画面を作り、ソースコードを書いて正常な処理や動作を行います。
例えば、写真のアプリを作る場合「カメラを起動している画面」と「写真を保存する画面」が少なくとも必要です。
①カメラでボタンを押して写真を撮る
②ライブラリに写真を保存する
この①と②を連動させるためにコードを書く必要があります。
そして、完成したら自分のiPhoneでテストしてみましょう。
実際にiPhoneでサクサク動くかどうか確認しておくことは重要です。

ソースコードってなんですか?

ソースコードというのは、コンピュータに何か命令を送る時に使う言葉なんだよ。
僕らが日本語や英語で会話するようにコンピュータにも特有の言語があるんだよね。
iPhoneアプリを作るときはSwift(スウィフト)っていう言語を使うことが多いよ!

Swiftって言うんですか??
テイラー・スウィフトとは何か関係があったりするんですかー?

いやいやテイラー・スウィフトとは何も関係ないよ(笑)
(それにしてもすごい連想だな・・・)
Appleにアプリをリリースしたい
iPhoneアプリを開発したら一般にリリースしたいものです。
AppStoreに公開するためには、iTunesConnect, DeveloperCenterというサイトで設定をし申請を行います。ちなみにリリースさせるためにはAppleのDeveloper登録が必要で年間11,800円かかります。
参考サイト
サルでもできるiOSアプリ公開手順~App store 登録~

最初にも言ったけど、iPhoneアプリをリリースするためにはMacでなければならないんだ。
ちなみにiPhoneアプリをリリースする際はAppleによる審査があるから覚えておこうね。

なんで審査なんてするんですか〜?

アプリを使う時に登録した個人情報が外に漏れないといったセキュリティ面や不快な表現がないかどうかの確認をするためだよ。

へえ〜意外と厳しいんですね!

そうなんだよね。だからみんな開発が終わってもたくさんテストして不具合がないか確認するんだよね。
さて最後は、ゆかりちゃんお待ちかねのアプリでの稼ぎ方について説明していくよ!

わあ〜!待ってました!
iPhoneアプリで収益を得たい
iPhoneアプリで収益を上げるためには3つの方法があります。
- 有料ダウンロード
- 広告
- アプリ内課金
有料ダウンロードは、アプリを有料で販売することです。有料アプリはゲームが多く購入される傾向にあります。
広告はアプリ内に広告を表示して収益を得ます。アプリ自体は無料で使ってもらい、広告を出すことで収益が上げられます。
アプリ内課金はゲームに良く使われます。ゲーム内のアイテムを販売するなどして収益を得ます。
広告などを利用すれば個人でもアプリで稼ぐことができるでしょう。

ちなみにゆかりちゃんはどんなアプリを作りたいの?

撮った写真にプリクラみたいに可愛くスタンプとか文字を載せたいんです。あと、フィルターもおしゃれにして。とにかく可愛くデコレーションができるアプリが欲しくて、できるならアプリで稼げたらいいなあなんて思ってます。

面白そうなアプリだね!そのアプリで収益をあげようと思ったら例えば、無料のスタンプやフィルターを用意しておいて、もっとおしゃれなものを使いたいと思ったら課金するみたいな感じが良いかもね。

なるほど〜!
いろいろ教えていただきありがとうございましたっ!
おさらい
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一つアプリを作るだけでも必要な知識はたくさんありますが、自分で作れるようになれば今後もそのスキルが役立つはずです。
未経験だからといって諦める必要はなくぜひ自分のアイデアを形にしてみましょう!
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