【動画クリエイター・フリーランス向け】売れるビジネスモデルの作り方

動画広告、Youtube、ネットTVなど動画コンテンツの普及により、動画クリエイターの活躍の幅は多岐に渡ります。それに伴って制作会社に勤めるだけではなく、個人で受注案件を引き受け、動画制作に携わる動画クリエイターも増えている現在。

フリーランスとして独立・起業して動画ビジネスを拡大させていきたい方の最初の一歩として、動画ビジネスにおけるビジネスモデルの作り方を解説していきます。

理想は「〇〇さんに動画を制作してほしい」といわれること

動画クリエイターとしての理想は「〇〇さんに動画を制作してほしい」といわれることです。

具体的には、自ら営業をかけなくても自分の作る動画イメージが広く知れ渡り、指名されて案件を獲得できる状態です。しかし、いきなり独立して指名で仕事をもらうのは難しいもの。

独立したての頃は、営業をかけると同時に「発信」を行うことで指名や問い合わせからの仕事を増やしていきましょう。

動画発信にはYouTubeの活用がおすすめ

動画を発信するには、世界最大の動画プラットフォームYouTubeの活用がおすすめです。

YouTubeにクオリティの高い動画を投稿しながら、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSも併用して拡散していくのが基本です。

YouTubeチャンネルを設立して動画を投稿する際には、以下の2項目を踏まえた上で動画作成を始めていきましょう。

・ターゲットは誰か?

発信の目的は、動画案件を獲得すること。自分にとってお客さんになりうるターゲットに刺さるコンテンツを発信する必要があります。闇雲に動画を作るのではなく、動画を求めている人物像を明確に捉えた上で動画作成に入りましょう。

・そのターゲットは何を知りたいのか?

ターゲットを明確にできたら、次にターゲットが求める情報・内容を整理しましょう。ターゲットの悩みを洗い出し、それを解決するのに必要な情報を整理して、ターゲットに刺さるコンテンツ内容にまでブラッシュアップしていきます。

売れるビジネスモデルの作り方

動画クリエイターが独立する前の準備として、自分なりのビジネスモデルを十分に練っておきましょう。ここではビジネスモデルを確立する際に考えておくべきポイントを3つ紹介していきます。

1.ターゲットをセグメントする

最初に考えるべきなのは、誰に対してサービスを提供したいのかターゲットを固めることです。

個人なのか、企業なのか、どのような悩み・ニーズを持った人なのか。できるだけ詳細まで考えておくことをおすすめします。

2.サービスの差別化ポイントを明確にする

次に競合サービスに対して、あなただけが特色としてもつ差別化ポイントを明確にします。

例えば結婚式の動画を制作依頼したいというクライアントが現れた際に、「なんでも動画を制作します」という人と「結婚式の動画専門で制作しています」という人では、後者に依頼される可能性が高くなります。案件を受注する確率を高めるために、自分の推しポイントを決めておきましょう。

3.キャッシュを得ながらサービスを拡大する

独立したてから、いきなり初期投資が必要なビジネスを始めることはおすすめできません。
まずは動画の受注案件をさばいて、毎月安定したキャッシュを得ながら自社のサービスを準備して展開させていくのが確実です。キャッシュを得ながらサービスに投資してビジネスを拡大させていく経営手法をキャッシュエンジン経営といいます。短期的・長期的キャッシュポイントの両面をあらかじめ設定しておき、成功確率を高めましょう。

企業が求める動画とは?

企業をターゲットに動画案件を受注する場合、次のようなコンテンツ・動画タイプが求められています。ビジネスモデルを固めていくときの参考としてご覧ください。

・会社紹介動画

採用や広報を目的とした会社紹介動画です。今まで動画コンテンツを活用したことがない企業のほとんどが最初に作っていきます。動画には会社の打ち出したいイメージ、メッセージなどその会社ならではのこだわりが強く反映される傾向にあります。

・マニュアル動画

メーカーの工場・コンビニなど作業手順が定型化した企業では、教育コスト削減のためのマニュアル動画のニーズが非常に高いです。マニュアル動画はいかにわかりやすく、明確に伝えられるかが大切。適宜テロップを差し込むなどの工夫が求められます。

・商品紹介・WebCM動画

商品を宣伝するために欠かせない、商品紹介動画・WebCM。商品紹介動画の場合は2~3分程度、WebCM動画では15~30秒程度の長さであることが多いです。商品イメージに合わせた動画づくりはもちろん、短い時間で商品のインパクトを残すための工夫を凝らし、他の商品との差別化を図ることも重要です。

・イベント・セミナー動画

イベントやセミナーを動画コンテンツ化するニーズも大きいです。イベントやビジネスセミナーの内容を撮影したデータを要点を押さえながら、わかりやすくカット・編集していく必要があります。

組織化のススメ

ビジネスモデルを確立させて制作業を中心にスケールしていくと、どこかのタイミングでどうしても時間が足りずに頭打ちになるときがやってきます。そこから大きくジャンプアップするためには、「組織化」が必要になります。
組織化のポイントとしては以下が挙げられます。

・メンバーを増やして役割分担を行う

 一人の人間があれもこれもと全ての業務を担うよりも、各々の適性に合わせてデザイナー、営業マン、エンジニア、広告運用、経営者など役割分担を行う方が仕事の効率は圧倒的に高まります。

・業務効率化のために自分がやるべき箇所以外は外注化を進める

ある程度の仕事量を抱えるようになったら、仕事を「自分がやるべきこと」「他の誰でもできること、やった方がいいこと」に大きく分けて、自分がやる必要がない部分は他の人に任せていく作業が必要になってきます。

単純作業や事務作業など、自分では効率が悪い作業は積極的に外注化を進めていきましょう。

・制作業以外のビジネスを行い売上の効率アップを目指す

制作の受注ビジネスは短期的に安定したキャッシュが得られる反面、働き続けないとキャッシュが得られない状況に陥ってしまいます。

一方でサブスクリプション型サービスなど自社開発のビジネスを起こせば、コンテンツが貯まれば貯まるほど労働時間に対する売上効率がアップする特徴があります。

その性質を利用して、制作と並行して自社サービスを開発して売上効率を上げていくのも一手です。

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