フリーランスにおすすめの人気職種5つを徹底比較!【年収・将来性・メリット・デメリット】

「時間と場所に縛られない働き方がしたい」
「会社から独立して仕事を請け負っていきたい」そうした思いから、これからフリーランスとしての働き方を目指したいと考えている人も多いでしょう。

フリーランスとは「会社や団体に所属せずに、独立して仕事を請け負う人」のこと。

会社に属さずに個人の案件ベースで仕事を受注して働く人を指し、その手がける仕事の種類も様々です。

フリーランスとなれば会社勤めとは異なり、就業時間や場所に関わらず仕事を続けることができます。また、毎月固定の月給がないため、自分の実力次第でいくらでも収入を増やしていけることも魅力です。

職種や仕事内容によっては、未経験でもすぐに仕事を受注してフリーランスになれることも。

今回の記事では、未経験からフリーランスとして独立したい人向けにおすすめの職種5つを紹介し、仕事の難易度、収入、将来性、メリット、デメリットといった観点から徹底比較していきます。

フリーランスを目指すあなたにとって、最適な職種を探してみてください。

今回比較するフリーランスの職種は以下の5つです。
・ライター
・フロントエンドエンジニア
・デザイナー
・ネット販売
・動画クリエイター

・ライター

ライターはその名の通り文章を書くお仕事です。本、雑誌など出版や新聞など様々なメディアの文章執筆を担いますが、最初はWebメディアのSEO記事を請け負うことからスタートが基本。

ライター個人のスキルによりけりですが、初心者の場合、記事1本の単価が3000~5000円からスタートします。

そのため、最初はかけた時間の割に収入が伸びない事態に陥りやすいのが難点。安定して収入を得るには専門性を磨きつつ、文章作成スピードの速さなど効率化を図りましょう。

・始めやすさ:5/5
資格もいらず、専門的な教育を受けなくても仕事が受注できるため、フリーランスの中でも始めるハードルが低い職業です。

・月収目安:月16万円〜(月160時間稼働、1時間1000字執筆と仮定)

・将来性:2/5
一定のニーズが市場に存在するので、現状選ばなければ仕事は手に入る状態。しかしメディアは景気の影響を受けやすく不況に陥ると、フリーライターは仕事が獲得しづらく苦境を強いられる可能性もあるでしょう。

・メリット:
・誰でも始めることができる
・初期投資が少なく済む

・デメリット:
・1本あたりの単価が低い

・フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアはWebサイトの目に見える部分を実装していく役割を担います。HTML、CSS、JavaScript、PHPなどの言語を用いてコーディングを行います。エンジニアといっても仕事内容の幅は広く様々ですが、フロントエンドエンジニアは未経験からフリーランスエンジニアを目指す人にもおすすめです。

・始めやすさ:2/5
フロントエンドエンジニアはHTML、CSS、JavaScript、PHP、Wordpressの実装、SEO知識など幅広い知識が求められます。エンジニアの中では比較的言語の習得難易度は低いとされていますが、他の職種と比べると多くの学習量とエンジニアとしての実力が求められます。

・月収目安:月25万円~(週5常駐、月160時間稼働と仮定)

・将来性:4/5
Webサイト制作・Webアプリ開発など幅広く案件があるため、今後しばらくは一定のニーズがあると予測されます。しかし簡易なサイト制作サービスが充実してくるとコーディングだけができるエンジニアは淘汰されていくため、他と差別化を図るため別の言語を習得したり、Webマーケティングの知識を磨いたりと努力が必要です。

・メリット:
・高単価な収入が期待できる
・今後も安定した仕事の需要が見込める

・デメリット:
・仕事を受注するレベルまでに大量の学習時間がかかる

・デザイナー

デザイナーとは、主にポスターやWebサイトのデザインを制作する仕事です。手がける対象は多岐にわたっており出版物やチラシなど紙媒体のものから、WebサイトなどのWebデザイン、サービス体験を設計するUI/UXデザインなどが挙げられます。

・始めやすさ:3/5
デザインの専門教育を受けたことがない未経験者でもデザイナーになることは可能です。ただし仕事を受注するまでに、一定水準以上の学習を行いスキルを磨いておくことは必須です。

・月収目安:月25万円~(週5常駐、月160時間稼働と仮定)

・将来性:3/5
Webデザインは引き続き市場ニーズがあるものの、紙媒体を手がけるグラフィックデザイナーはプロが多い割に仕事が少なく今後は競争が厳しくなる模様。Webデザインは引き続きニーズがあるものの、経験値の高いデザイナーの人数も多く、フリーランスで生き残るには差別化が必要です。

・メリット
・学習にかけた時間あたりの収入が高い
・プログラミングに比べて参入障壁が低い

・デメリット
・経験を長年積んだデザイナーの人数が多く、競争が厳しい

・ネット販売(ECサイト運営)

ネット販売はECサイトの運用を行いインターネット上での商品販売を行うこと。個人でECサイトを立ち上げるパターンや、他の個人や企業のECサイトの運用を代行するパターンがあります。

・始めやすさ:3/5
特定分野の専門知識は不要ですが、集客を行うためのマーケィング知識、広告運用のスキルがあると仕事の幅がグッと広がります。今までの職務経験で、マーケティングや広告を扱っていた人にとっては他の職種よりも参入障壁は低いといえます。

・月収目安:月15万円〜

・将来性:2/5
ただ単に売るだけ、運用代行するだけでは、安定した売上を生み出すことは難しく、また仕事も将来的に自動化されたツールに取って代わる可能性が高いでしょう。長期的に仕事を続けていくためにはマーケティングスキルを磨いていくことが必須です。

・メリット:
・在宅で運用可能
・始めるまでの学習コストがかからない

・デメリット:
・人材ニーズが今後縮小する傾向にある

・動画編集クリエイター

動画編集クリエイターとは、動画編集を中心に動画コンテンツの制作に携わる人を指します。Adobe Premiere Proなどの編集ソフトを用いて、撮影した素材をカット編集やテロップの挿入などを行い、一本の動画コンテンツとして完成させていくお仕事です。

・始めやすさ:⅗
基本的な操作を身につければ、学習後2~3ヶ月でYoutubeの編集など簡単な案件を受注してフリーランスとして活動を始めることも可能です。ただし、高スペックのパソコンや有料の動画編集ソフトなど初期投資にはお金がかかります。

・月収目安:月25万円〜(週5常駐、月160時間稼働と仮定)

・将来性:5/5
5Gの導入によって今後動画コンテンツの需要はますます高まるといわれています。そのため、動画編集の案件数はこれからますます増えていくでしょう。また、現在の動画業界の人材状況としては、制作会社に勤務するプロと未経験者しかおらず、初心者・中級者の枠が空いているため、今からフリーランスとして独立するならば将来性は高いといえます。

・メリット:
・今後の市場拡大が見込め、将来性が高い
・動画編集人材が少なく、初心者でも簡単な案件が取りやすい

・デメリット:
・パソコン・編集ソフトなど初期投資にお金がかかる

総合的に比較した上でおすすめは動画編集クリエイター

今回の記事では、これからフリーランスを目指す方向けに人気の職種5つを【始めやすさ・月収目安・将来性・メリット/デメリット】の観点から比較しました。

その結果、今後の市場規模の成長幅や、目指せる収入の高さから、5つのうち総合的に最もおすすめな職種は動画編集クリエイターです。職種にこだわりがなければ、まずは動画編集クリエイターを目指して勉強を進めていくのもよいでしょう。

ただし、個々人の適性やキャリアプランによって、フリーランスとしての職種選択の軸は異なってきます。自分の理想のキャリアを描いた上で、その達成に向けて最適なスキルを身につけていきましょう。

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