【初心者向け】動画編集のやり方と基本的な流れを解説

「動画を作成することを頼まれた…」
「動画編集に興味を持ってまずは触りからやってみたい」
そんな思いで、動画編集に初めて触れる方もいらっしゃると思います。

動画編集とは、動画編集ソフトを用いて、撮影した動画素材を新しくコンテンツにまとめ上げる作業のこと。

一本の動画を作るとなると大変そうに思えますが、ひとつひとつステップを積み上げていければ誰でも動画を編集して完成させることができます。

今回は、動画制作に共通するステップを解説した後にAdobe社のPremiere Proという動画編集ソフトを例に挙げて動画編集の基本的な流れを押さえていきます。

動画のステップ

動画編集は大きく分けて、以下の4ステップに分かれます。

1.動画素材を読み込む
2.動画素材をカット編集する
3.動画に装飾を加える
4.動画を書き出す

動画編集ソフトへ撮影した動画素材を取り込み、不要な部分はカットして繋げ、必要であればテロップなどの装飾を足していきます。映像イメージに合うBGMなどをつけて動画編集ソフト上での作業が完成したら、動画ファイルに書き出していきます。

以上が動画編集の一連の流れとなります。
編集ソフトの機能や操作方法はそれぞれ異なりますが、動画編集の基本的な流れとしては共通のステップです。

動画編集を行う前の準備

動画編集に入る前に、いくつか行うべき下準備があります。

・動画の目的・構成を整理する
・動画素材を撮影する
・動画編集ソフト・パソコンを準備する

・動画の目的・構成を整理する

動画を作成する前に、動画を作る目的・構成を紙などに書き出して整理しておくことをおすすめします。

「その動画は誰に向けたものか？」「何を伝えるのか？」「どのような流れにするのか？」といったWHO(誰に)/WHAT(誰を)/HOW(どうやって)のフレームワークに沿って整理しておくことで、動画編集の際にスムーズに目的にかなった動画を作成しやすくなります。

・動画素材を撮影する

動画編集はすでにある素材を削ったり、つなぎ合わせたりして行う作業です。

そのため、事前に動画素材をカメラで撮影しておく必要があります。その際には編集後の動画を意識して映像を撮影しておくと後々楽になります。

・動画編集ソフト・パソコンを準備する

動画編集に欠かせないのが、動画編集ソフトとパソコンです。

動画編集ソフトは無料・有料それぞれ複数のソフトがありますが、目的と用途に応じて選ぶのがおすすめです。以下で無料・有料の動画編集ソフトでそれぞれ代表的なものを紹介します。

<無料>
・DaVinci Resolve 15
・iMovie(Macのみ)
・AviUtl(Windowsのみ)

<有料>
・Adobe Premiere Pro/After Effects
・Filmora
・Final Cut Pro(Macのみ)

動画編集の4つの流れ

1.動画素材を読み込む

まずは動画素材を読み込みましょう。撮影した動画や画像、ロゴデータなど様々な素材を用意して、タイムラインに載せていきます。

2.動画素材をカット編集する

動画素材を読みこんで、編集を行うタイムラインに載せたらカット編集を行います。

カット編集とは、動画全体の時間に合わせて一つのクリップの長さを調整し、異なる場面の映像を必要な部分だけ切って繋げる作業を行います。

映像の編集はもちろん、音声ファイルもカットと貼り付け、ボリュームの調整を行って組み合わせていきます。

3.動画に装飾を加える

1.と2.の段階でもシンプルな動画を完成させることができますが、目的によってはさらにわかりやすく動画の中身を伝えるために装飾をつけることでグッと引き立ちます。

動画の内容を要約したテロップを挿入、動画の切り替えをアニメーションで行う、主音声の裏でBGM・効果音を入れるなど余裕があれば工夫を凝らしてみましょう。

4.書き出し

動画編集作業がひと段落したら、最後に行うのが書き出し作業です。

「書き出し」とは、動画のファイル形式を変えてデータ化すること。

通常動画編集ソフトで作成したファイルは、そのソフトを持っていないと開くことができませんが、mp4.などの形式にファイルを変換することで多くの人がその動画を見れるようになります。

動画が完成したら必ず、書き出し作業を行います。

注意点としては、容量の重い動画を書き出すときには多大な時間がかかる場合があること。作り込んだものであれば数時間かかることもあるので、時間的な余裕があるときに動画の書き出し作業を行いましょう。

まとめ

今回の記事では初心者の方向けに動画編集のやり方の概要と基本的なステップを解説してきました。こちらの記事で大枠を把握できたら、実際に手を動かしながら動画を作成していくのが何よりも早道です。まずは最初の一歩を踏み出していきましょう。

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