全世界で19億人以上のユーザー数を誇る、世界最大の動画配信プラットフォームのYouTube。YouTubeの登場によって誰でも手軽に動画コンテンツを発信できるようになりました。

「自分でも動画コンテンツを作って発信したい！」
そうした思いを持ってYouTubeに興味がある方向けに、今回はYouTubeによる動画発信の始め方を解説していきます。

チャンネルの開設方法はもちろん、動画撮影/編集時のポイント、公開するまでの一連の流れを押さえていきましょう。

YouTubeを始める4つのステップ

1.動画の企画を立てる

YouTuberになるには、まずは動画の企画を立てるところからスタートしましょう。
「動画を発信する目的は何か？」
「ターゲットは誰なのか？」
最初はざっくりでよいので考えておくと、後々振り返ったときに方向性がブレなくなります。

YouTube動画ではエンタメ系から料理、コスメ、キッズ向けなど様々なジャンルがあります。自分が発信しやすいテーマを選んで、まずは最初の数本の企画を洗い出しておくことをおすすめします。

2.動画を撮影/編集する

動画チャンネルの運用の方向性が立ったら、次に動画の撮影/編集を行います。

動画の制作作業に最低限必要なのは

　-ムービー撮影用のカメラ

　-動画編集ソフト

　-動画編集できるパソコン

以上の3つです。

撮影用カメラは初めのうちはスマホでもOKです。何本か撮影の後、自分の撮りたい動画ジャンルに向いたカメラを購入することをおすすめします。また、動画編集ソフトは無料・有料いずれもありますが、定番はAdobe社のPremiere Proです。動画編集のパソコンは普段使いよりもスペックの高いものを準備しましょう。(こちらも編集に凝らなければスマホからのスタートでも大丈夫です。)

また、動画編集では最低限

・カット編集

・オーディオ調整

・テロップ挿入

この3つのテクニックを押さえておいてください。

撮影・編集の際に注意しておきたいのは、動画の縦横比と動画ファイル形式です。
YouTubeでは、動画の縦横比として16:9が推奨されています。
具体的には以下のサイズになります。

上記以外のサイズで動画を書き出してしまうと、画面に黒い部分が表示されてしまうのでなるべく避けましょう。

また、YouTubeにアップロード可能な動画ファイル形式は以下のタイプです。基本的には.MOVまたは.MP4の動画形式が多いです。.MP3などの音源ファイルはアップロードできないため注意しましょう。

.MOV / .MPEG4 / .MP4  / .AVI  / .WMV / .MPEGPS / .FLV / 3GPP / WebM / DNxHR / PreRes / CineForm / HEVC(h265)

3.YouTubeチャンネルを開設する

動画コンテンツを作成できたら、早速YouTubeチャンネルで動画を公開しましょう。以下の手順でYouTubeチャンネルを開設できます。

1.YouTubeトップページからGoogleアカウントでログイン(Googleアカウントがない場合は新規作成)

2.ページ右上の自分のアイコンから「設定」の歯車マークをクリック

3.概要ページ下部の【新しいチャンネルを作成する】をクリック

4.【＋新しいチャンネルを作成】をクリック

5.ブランドアカウント名にチャンネル名を記入

注意点としてはGoogleアカウントの作成時点でデフォルトのチャンネルがひとつできていること。ただし、こちらのチャンネル名はGoogleアカウントの名前と連動しています。そのため、動画配信を前提に新しくYouTubeチャンネルを開設したい場合は、上記の手順を踏んでチャンネルを作ることをおすすめします。

4.動画をアップロード/公開する

次に動画をアップロードして公開する方法を説明します。

1.YouTubeにログインした状態でページ右上の「ビデオ」のアイコンをクリック

2.「動画をアップロード」をクリック

3.アップロードするファイルを選択またはドラッグ＆ドロップ

4.アップロードした動画にタイトル・説明・タグを設定

5.公開

また、公開する動画には「プライバシー設定」として動画の公開範囲を指定できます。

公開範囲は「公開」「限定公開」「非公開」の選択肢から選ぶことができます。

「公開」は全てのユーザーが閲覧可能な状態です。「限定公開」はURLからのみ閲覧可能な状態。特定の人にだけ動画を公開したい場合はこちらを選択しましょう。「非公開」は本人のアカウントからでしか見ることができません。動画の目的・用途に応じて使い分けておきましょう。

・まとめ

今回はYouTubeを始めるまでの4つのステップを紹介しました。

YouTubeで初めての動画を公開できたら、次はいかに動画を多くの人に再生してもらえるか、動画を通じてどのように収益化すべきか工夫していくことが山積みです。今注目の動画市場の波に乗って、YouTubeを通じて発信力を身につけていきましょう。

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