YouTuberになるには?仕事内容とメリット、収益化の方法まで解説

世界最大の動画配信プラットフォームのYouTube。YouTubeの登場によって誰でも手軽に動画コンテンツを発信できるようになりました。
「自分でも動画コンテンツを作って発信したい!」
「動画を通じて有名人になりたい!」
今回はYouTuberという職業について紹介していきます。仕事内容からメリット/デメリット、向いている人の特徴、収益化の方法まで徹底解説します。

YouTuberとは?

YouTuberとは、主にYouTubeでの動画コンテンツの発信を行う人を指します。
中にはYouTube配信による収益のみで生計を立てているプロも存在します。

ヒカキン、はじめしゃちょーなどエンタメ系動画を中心に発信しているYouTuberもいれば、料理やコスメなど特定のコンテンツに絞って人気を博している人もいます。

2018年9月に学研ホールディングスが実施した調査では、「小学生がなりたい職業」の3位にYouTuberがランクイン。近年では人気職業の一つとしてその存在感を増しています。

(参考:https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201809/chapter6/01.html)

YouTuberの仕事内容

YouTuberの仕事内容を一言でまとめると「動画コンテンツを作成し、発信すること」。

具体的には以下の仕事が含まれます。 

・コンテンツの企画を立案
・動画撮影/編集
・再生回数を増やすために分析・改善

華々しいイメージが強いYouTuberですが、仕事としては非常にシンプルです。動画の企画を立てて、その後動画撮影/編集、公開後改善して次の動画を作成するサイクルをひたすら繰り返して多くの人に目に止まるコンテンツを作成し続けていきます。

さらに一定の人気を得たYouTuberの中では、テレビ出演などタレントのような位置付けで活躍する人もいます。

YouTuberになるメリット・デメリット

  <メリット>

・いつでも・誰でも始められる

YouTuberの最大のメリットは、いつでも・誰でも始められること。YouTubeでの動画公開は無料で行えるため、多額の資本金の準備も必要ありません。初めはスマホさえあれば動画撮影・簡易な編集が可能です。誰でも手軽に始められるところがメリットのひとつです。

・世界中の人に好きなことを発信できる

日本だけでなく世界中の人をターゲットに発信できるYouTube。
特に自分の好きなことや、専門分野を選んで世界中に発信することができ、好きなことをそのまま仕事できることが魅力です。料理や旅行など、趣味のコンテンツを発信して人気を得ているYouTuberもいます。

・トップYouTuberになれば高額収入が期待できる

ヒカキン、はじめしゃちょーなどトップYouTuberクラスになると、一気に大きな収入を得ることが期待できます。学歴・資格がなくても一発逆転を狙える夢のある職業だといえるでしょう。

<デメリット>

・収益化までに時間がかかる

収益化までに時間がかかるのはYouTuberのネックです。YouTuberのメインの収入源は広告収入ですが、広告を設定するにはチャンネル登録数1000人以上、年間再生時間4000時間以上を突破しなければなりません。収益化のスタートラインに立つために一定以上の人気を獲得しなければならないハードルの高さがあります。

・安定した収入を得続けるのは難しい

YouTubeで人気を保つためには時代の流れを追って常にコンテンツを発信・更新し続ける必要があり、人気やアルゴリズムによって大きく収入が変動してしまいます。一度の大当たりを出すだけでなく安定した収入をずっと生み出し続けるのはかなり難易度が高いといえるでしょう。

YouTubeで収益を得るには

「YouTubeで収益化を図りたい」と考えている人もいるかと思います。YouTubeで収益を得るには、主に以下の2つの収入源があります。

・YouTubeからの収入

YouTubeから直接支払われる収入です。
具体的には以下の機能から収益を得ることができます。

・動画広告:動画に表示される広告からの収益
・スーパーチャット・チャンネルメンバーシップ:視聴者が配信者へ直接お金を払った収益
・YouTube Premium:YouTubeへの課金ユーザーが動画を視聴した際の分配金

ただし、YouTubeから直接収益を得られるのは、チャンネル登録者数1000人かつ年間総再生時間が4000時間に達してからです。YouTubeからの直接収入を得るには。ある程度動画コンテンツを発信して、視聴される必要があるため、収益化は長期スパンで考える必要があります。

・企業案件からの収入

企業からスポンサーや商品紹介の依頼を受けてYouTubeのコンテンツ上で宣伝を行い収益をあげる方法もあります。企業からのオファーでは以下のような例があります。

・イベント登壇
・企業商品紹介
・書籍・コラムの執筆

競合が少ない分野であればチャンネル登録者数が少なくとも、イベント登壇や企業タイアップのオファーが来やすいです。専門領域を持つ人が副業としてYouTubeで発信を行い、企業案件を中心に収益を得ている例もあります。

まとめ

今回はYouTuberになるために知っておきたい基本情報をお伝えしました。
YouTube一本で生計を立たせるのは難しいですが、戦略によっては多くの人に情報を伝え、一気に知名度と仕事の幅を拡大できる職業でもあります。
いつでも・誰でも始めることができるため、まずは1本目の動画を作成して公開してみませんか?今注目の動画市場の波に乗り、YouTubeを通じて発信力を身につけましょう。

魅力的なYouTube動画をつくる動画編集スキルを短期間で身につけたいなら、動画編集動画クリエイター養成スクールMOOCRES(ムークリ)がおすすめです。2019年現在は、東京・大阪の2拠点で開講。Adobe Premiere Pro、After Effectsの技術はもちろん、営業術、クライアントとの交渉方法などの講座も行われ、動画制作の仕事で稼ぐことに特化したスクールです。

MOOCRES東京・大阪では無料の個別相談・授業体験会を開催しています。授業に関することや卒業生の進路などを説明いたします。動画制作を本気で身につけたい方は、以下の問い合わせフォームからご予約ください。