HTMLでbuttonタグを使ってリンクを貼る方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにHTMLでbuttonタグを使ってリンクを貼る方法について解説しています。buttonタグを使うと、クリックで動作するボタンを作成することができます。基本の書き方を学びましょう。
TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。
HTMLでbuttonタグを使ってリンクを貼る方法について、TechAcademyの現役エンジニアが実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
HTMLの記述方法がわからない場合は、 HTMLの書き方について解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Webデザイン講座のHTMLカリキュラムをもとに執筆しています。

今回は、HTMLに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

buttonタグを使ってリンクを貼る方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
buttonタグとは
buttonタグとはHTML要素の1つでクリックできるボタンをつくるものです。
タグは以下のように記述します。
<button>ボタン</button>
buttonタグの属性などについては、詳しくは以下のページも参考にしてください。
類似するタグ
buttonタグに類似するタグとしては、aタグやinputタグなどがあります。
どちらも見た目は同じような表記になるものの、buttonタグとは明確に役割が異なります。
詳しくは下記をみていきましょう。
aタグ(アンカー要素)
クリックすると指定先に遷移します。CSSを適用してボタンのような外観にすることも可能です。
<a href="https://techacademy.jp/magazine/">Techacademyマガジン</a>
inputタグ
ユーザーからデータを受け取るためのタグです。typeに「button」を指定することでボタンを表現できます。
<input type="button" value="ボタン">
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buttonタグを使ってリンクを貼ってみよう
buttonタグを使ってリンクを貼る場合、onclick属性に以下の内容を記述しましょう。
onclick="location.href='https://techacademy.jp/magazine/'"
「’https://techacademy.jp/magazine/’」の部分がリンク先です。
buttonタグ全体では以下のようになります。
<button onclick="location.href='https://techacademy.jp/magazine/'">Techacademyマガジン(button版)</button>
buttonタグ、aタグ、inputタグそれぞれでリンク先に遷移する要素を作成してみましょう。
aタグは、CSSを設定することでボタンのような見た目を表現しました。
HTML
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>sample</title> <style> .a_button { display: inline-block; border-style: solid; background-color: lightgray; border-width:1px; border-color: darkgray; color: black; text-decoration: none; } </style> </head> <body> <a href="https://techacademy.jp/magazine/">Techacademyマガジン</a> <br><br> <a class="a_button" href="https://techacademy.jp/magazine/">Techacademyマガジン(aタグにスタイルを適用)</a> <br><br> <button onclick="location.href='https://techacademy.jp/magazine/'">Techacademyマガジン(button版)</button> <br><br> <input type="button" onclick="location.href='https://techacademy.jp/magazine/'" value="Techacademyマガジン(input button版)"> </body> </html>
実行結果は以下のようになります。
buttonタグ、aタグ、inputタグそれぞれの違いを理解して使い分けていきましょう。
執筆してくれたメンター
太田和樹(おおたかずき)
ITベンチャー企業のPM兼エンジニア 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績:画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握(実証実験)、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。 |

HTMLでbuttonタグを使ってリンクを貼る方法がよくわかりました!

ゆかりちゃん、今後も分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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