プロが選ぶ動画編集ソフトとは?本格的な動画編集ソフト5つを紹介
「動画編集の副業で安定した収益を得ていきたい」
「フリーランスとして働く手立てとして動画編集を身につけたい」
そうした思いから動画編集に本格的に始めたいという方もいるのではないでしょうか。
動画編集を行うために必要なのが、動画編集ソフト。今回はプロが使っている動画編集ソフトを特集して紹介します。ソフトを選ぶためのポイントも併せて確認しておきましょう。
プロが使う動画編集ソフト5選
・Adobe Premiere Pro
「Adobe Premiere Pro」は、Adobe社の動画編集ソフト。
動画素材のカット編集や、映像と音声の組み合わせ、テロップの挿入など、基本的な動画編集の機能を網羅しています。他の動画編集ソフトに比べて自由度の高い操作性が魅力です。セミナーやイベント動画など、長尺で素材をカットして繋ぐ動画編集に適しています。2020年6月現在、利用料金は単体プランで月額2,480円(税込)です。
▼Adobe Premiere Pro公式HP
https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
・Adobe After Effects
「Adobe After Effects」は「Premiere Pro」同様、Adobe社の動画編集ソフト。After Effectsはエフェクトやアニメーション表現が豊富であることが特徴。様々なCG表現やモーショングラフィックスなどの映像効果を演出するのに適した動画編集ソフトです。15~30秒程度でエフェクトを作り込んだ動画を編集するのに適しています。2020年6月現在、利用料金は単体プランで月額2,480円(税込)です。
(※Premiere ProなどAdobe製ソフトが全て使えるコンプリートプランなら月額5,680円(税込))
▼Adobe After Effects公式HP
https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html
・Final Cut Pro
「Final Cut Pro」はApple社提供の動画編集ソフト。
アニメーション・エフェクト・効果音のテンプレートが豊富なのが特徴。初めて使う人でもスタイリッシュなテロップやエフェクトを実現できます。利用料金は2020年6月現在、34,800円(税込)。月ごとに利用料金を支払うのではなく一括買い切りであるため、本格的な動画編集ソフトとしてはコストパフォーマンスが高いでしょう。ただし、ソフト対応OSがMacのみであるため購入前に確認しておきましょう。
▼Final Cut Pro公式HP
https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
・DaVinci Resolve
「Davinci Resolve」はBlackmagic Design社が提供する動画編集ソフトです。無料版でも基本的な機能を備えているため、まずはお試しで操作してみてください。(※無料版は書き出しはUltra HD以下の解像度に限定され、上位機能に制限があります。)
Davinci Resolveの特徴は、全て同じソフトで動画編集が完結できる機能を備えていること。CG処理やオーディオの調整、画像の色味調整を行うカラーグラデーションも全て同じソフトで行えます。有料版では8Kの超画質映像編集にも対応しています。OSはWindows,Mac,Linuxに対応しているため、今使っているPCのOSに関わらずソフトを導入可能です。
▼DaVinci Resolve公式HP
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/
・Edius Pro
「Edius Pro」はgrass valley社が開発したプロ向け動画編集ソフトです。
Ediusの特徴はフォーマット変換の手間やレンダリングの時間を大幅に圧縮できること。
また、最新のビデオフォーマットにも数多く対応しているため、静止画RAWファイルやCinema DNG、DPXファイルを活用した動画編集も可能です。ただし、海外製で日本語の操作説明が充実していないことと、WindowsのみのOS対応となっている面が難点です。
▼Edius Pro公式HP
動画編集ソフトを選ぶポイント
次に動画編集ソフトを選ぶ際に気をつけたいポイントをレクチャーします。動画編集ソフトはそれぞれに特徴があり、目的や使用状況によって選ぶべきソフトは変わってきます。
ソフトは基本的に一度選んだものを使い続けていくので、最初の選択は重要です。自分に合ったソフトを選ぶポイントを以下でチェックしていきましょう。
・パソコンのOS
自分のPCのOSに対応した動画編集ソフトであるか、事前に確認しておきましょう。せっかくライセンスを購入しても対応しないOSでソフトは動きません。今回紹介した動画編集ソフトの対応OSは以下の形になります。
Macのみ:Final Cut Pro
Windowsのみ:Edius Pro
両OS対応:Premiere Pro,After Effects,DaVinci Resolve
・ソフトウェアの業界シェア
動画業界の中でシェアが多いソフトを選んでおくと二つの大きなメリットがあります。
一つは、チームで編集作業を行うときにファイルの互換性が効くこと。共同編集者と同じソフトを使っていればファイルを共有して、共同で動画制作を進めやすくなります。
もう一つのメリットは、学習教材やチュートリアル動画が豊富であることです。利用者が多いほど、YouTubeや書籍、オンライン講座など学習のために必要な教材が揃っているといえるでしょう。業界内でよく用いられるソフトとしては、Adobe社のPremiere Pro・After Effects、もしくはFinal Cut Pro(Macのみ)が挙がります。
どうしても選びきれない場合は、両OS対応・業界でのシェアが大きいAdobe社のソフト(Premiere Pro・After Effects)を選ぶとよいでしょう。動画編集ソフトは細かな動作・機能の違いはあれど、どれも基本的な作り方やエフェクトは共通していることが多いので、どれを選んでも損はありません。
まとめ
今回の記事ではプロ向け動画編集ソフト5選をお伝えしました。
自分の目的・用途、PCのOSに合わせて、動画編集ソフトを選んでいきましょう。
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