タイムラプス動画を作りたい!初心者向けの3つの編集方法
動画を早回ししてコマ送りのような表現ができるタイムラプス動画。使うシーンによっては印象的な演出ができます。今回はタイムラプス動画の編集方法について解説します。タイムラプス動画を使いこなして、動画表現の幅をグッと広げましょう。
タイムラプス動画とは?
タイムラプスとは、英語で「time lapse(時間経過)」を意味する語で、低速度撮影の技法を示します。
数秒〜数分間おきに1コマを撮影して再生することで、本来は長時間の動画を短時間で見せることができます。SNS向けの動画や、景色やイベントの様子を伝えるのによく用いられています。
タイムラプスが効果的なシーン
1.風景・景色の移り変わり
夜空や夕暮れの様子、人が行き交う様など、風景の移り変わりを表現することができます。旅行の様子を撮影するにも効果的でしょう。
2.料理のレシピ
短時間で見るニーズが強い料理のレシピ動画では、タイムラプス技法がよく使われています。手元にフォーカスして動画を掲載できるので、手軽にかつわかりやすい表現で伝えられます。
3.イベントの制作過程
イベント準備の様子やアート作品の制作過程などを早送りで見せる演出に、タイムラプス動画は適しています。着々と完成に近づいていく様子を見せることでわくわく感を演出できます。
タイムラプス動画の具体的な編集方法
タイムラプス動画を作成・編集するには3つの方法があります。
以下で紹介していきます。
1.スマホの「タイムラプス」を用いて撮影・編集
最も手軽にタイムラプス動画を撮る方法は、スマートフォンの「タイムラプス」機能を使うこと。スマホで撮影するだけで自動的にタイムラプス編集をしてくれます。
とても簡単なので、「手軽にまずはタイムラプスを撮りたい」という方におすすめの方法です。iPhoneならばカメラの標準機能に搭載されています。ただし標準機能でタイムラプスを撮影する場合、フレームレートは自動設定され自分では調整できません。
フレームレートにこだわりがある場合、以下の2つの方法でどちらかで試してみましょう。
2.カメラで撮影した静止画を繋げて編集する
カメラで撮影した静止画の写真を繋げて一本の動画にすることでもタイムラプス動画を作成することができます。まずはカメラで静止画を撮影します。このとき、フレームレートを事前に決めて一定時間おきに撮影しておきます。(あとで調整可能なように少し多めに撮影しておいてもいいでしょう。)
その後、Premiere Pro等の動画編集ソフトで静止画を繋げて動画にしていきます。
3.動画編集ソフトで動画を早送りする
通常よりフレームレートを落として撮影した動画を早送り編集することでタイムラプス動画を作成できます。撮影機材は一眼レフやビデオカメラを用い、フレームレートを設定した上で撮影しましょう。
その後は動画編集ソフトに取り込んで編集してお好みの長さに調整すれば完成です。
まとめ
今回は、タイムラプス動画の撮影・編集方法を紹介しました。
タイムラプスは特定シーンで用いると効果的な動画を作成することができます。ぜひ思い通りの動画を作成してみてくださいね。
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