RubyのRakeライブラリについて現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyのRakeライブラリについて解説しています。Rakeはビルドツールのひとつで、定義したタスクを実行することができます。rakeコマンドの使い方と書き方、使用例を見ていきましょう。
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RubyのRakeライブラリについて解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

今回は、Rubyに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Rakeライブラリについて詳しく説明していくね!

お願いします!
Rakeライブラリとは
Linux環境でにおけるビルドツールとしてmakeがありますが、実はRubyにおいてもこビルドツールがあります。
それがRakeです。Rakeを使うとRakefileに一連の処理として定義されたタスクを
実行することができます。
rakeコマンドの使い方
rakeコマンドの使い方としては
rake タスク名
で実行することができます。
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Rakeファイルの書き方
Rakefileの書き方としてはRakefileに
task :実行タスク名 do 処理 end
のような書き方をします。
また、そのタスクの説明をするためにdescメソッドを使うこともできます。
desc 'タスクの説明' task :実行タスク名 do 処理 end
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう。Rakefileに以下のコードを書いてみましょう。
desc '新型ロマンスカーGSEについて' task :limited_express do puts "新型GSEだ!!" end
以下のコマンドを実行してみましょう!!
$ rake limited_express #=> 新型GSEだ!!
このようにタスクが実行されましたね。上記のコードではdescメソッドを使っていますので、タスク一覧を説明付きで表示することもできます。
以下のコマンドを実行してみてください。
$ rake -T #=> rake limited_express # ロマンスカーGSEについて
このように説明付きで表示されると思います。
今回はRakeについて紹介しました。ご参考になれば幸いです。
筆者プロフィール
町田 耕
学生時代は会計学専攻。塾講師勤務を経て、企業のCFOとして会社経営に携わる。 会社経営から一線を退いた後、インフラエンジニアの妻の勧めでプログラミングを 独学で始め、プログラミングセミナーなど転々としながら、開発案件に携わるようになる。 現在、フリーランスとして活動しながらテックアカデミーのメンターも勤めている。 |

内容分かりやすくて良かったです!

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

分かりました。ありがとうございます!
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