Pythonのシンボリックリンクの基本を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでパス名を操作する方法について解説しています。パスを操作するにはos.pathモジュールを使います。カレントディレクトリなどはOSやレンタルサーバーなどで違いますが、差異を吸収することが出来ます。
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Pythonでパス名を操作する方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね！
どういう内容でしょうか？
パス名を操作する方法について詳しく説明していくね！
お願いします！
ソフトリンクとは（Windowsのショートカット、Mac OSのエイリアス、UNIXのシンボリックリンクなど）
ソフトリンクとはOSのファイルシステム機能の1つで、特定のファイルやディレクトリを指し示す別のファイルです。
リンク先がファイルであれば、ソフトリンクに対する読み書きは、リンク先ファイルへの読み書きになります。
リンク先がディレクトリであれば、ソフトリンクへの参照(移動)は、リンク先ディレクトリへの参照(移動)になります。
存在しない(存在しているか不明)ファイルやディレクトリに対するソフトリンクも作成できます。
ソフトリンクを削除しても、リンク先のファイルやディレクトリは削除されません。
os.pathモジュールとは
os.pathモジュールは、Pythonでパス名を操作するためのモジュールです。
例えば、WindowsとUNIXではパスの体系や区切り文字が異なります。
ホームディレクトリは、Windowsの場合 C:Usersxxx ですが、UNIXの場合は /home/xxx です。
os.pathモジュールを使うと、こういった環境差異を(ある程度)吸収できます。
os.pathモジュールでパス名を操作する方法
os.path.join関数は、複数のパス要素を連結します。前述の環境による区切りの差異も考慮されます。
os.path.split関数は、パス名を末尾要素とそれを除く前半部に分割します。os.path.join関数と逆の処理をします。
実際に書いてみよう
サンプルコード
前提としてカレントディレクトリにsample.txtというファイルがあります。
cwd = os.getcwd() name = 'sample.txt' p = os.path.join(cwd, name) print(os.path.exists(p)) print(os.path.split(p))
実行結果
True
‘C:UsersxxxDocumentssrcexample’, ‘sample.txt’
解説
os.getcwd関数でカレントディレクトリを取得しました。
os.path.join関数で、ディレクトリパスとファイル名を連結し、ファイルの絶対パスを取得しました。
os.path.exists関数で、ファイルが存在することを確認しました。
os.path.split関数で逆の操作を行いました。絶対パスを、ディレクトリパスとファイル名に分割できることを確認しました。
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内容分かりやすくて良かったです！
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね！
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