PHPでforeach文を使い配列をループする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

今回は、PHPで配列をループする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

 

この記事ではPHPで配列をループ処理する方法について解説します。配列をループする処理はプログラムを作成する際に非常に良く使われる処理です。使い方をしっかり理解して使えるようにしましょう。

PHPで配列をループする関数とは

PHPで配列をループする方法としてforeach文を使う方法があります。foreach文は配列の先頭の要素から順番に取り出していきます。

foreach文は以下のように記述します

foreach (配列 as 要素) {
  処理;
}

 

要素を出力しながらループする

では実際に配列の要素を取得しながらループ処理を記述してみましょう。

プログラムソースコード

<?php
  $array = ["りんご", "バナナ", "みかん", "イチゴ", "メロン"];
  foreach($array as $value) {
    print($value);
    print("<br/>");
  }
?>

 

実行結果

変数arrayの要素をforeachを使うことで順番に変数valueに代入していっています。foreach文の中では変数valueを出力する処理が書かれています。

よって実行結果のように配列の要素を一つ一つ取り出して取得することができています。

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特定の要素でループを抜ける

次にループ処理を特定の要素で抜ける方法について紹介します。これはforeach文とif文を組み合わせることで可能です。早速特定の要素で抜ける処理を記述していきたいと思います。

プログラムソースコード

<?php
  $array = ["りんご", "バナナ", "みかん", "イチゴ", "メロン"];
  foreach($array as $value) {
    if ($value == "みかん") {
      break;
    }
    print($value);
    print("<br/>");
  }
?>

 

実行結果

実行結果のようにりんごとバナナのみしか表示されなくなりました。これはforeachの中でif文を記述し、if文の条件として「valueがみかんのとき」としているからです。valueがみかんのとき、if文の中の処理を実行します。今回はそこにbreak文が記述されています。

break文は実行されるとforeach文など繰り返し処理から抜けることができる処理です。みかんの時breakされるのでその前の要素であるりんごとバナナのみしか表示されませんでした。

以上でPHPでループ処理をする方法についての解説でした。

執筆してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

 

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