Javaでスレッドを利用する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにJavaでスレッドを利用する方法について解説しています。最初にJavaプログラム内で処理を行うスレッドの仕組みを解説します。Threadクラスを継承する、Runnableインターフェースを実装する場合の書き方を学習しましょう。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事が4,000以上あります。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

Javaでスレッドを利用する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプJava講座の内容をもとに作成しています。

 

田島悠介

今回は、Javaに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

スレッドを利用する方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

スレッドとは

スレッドとはJavaのプログラム内で実行される1つの処理を指します。

スレッドは英語で「Thread」と記述し「糸」という意味です。

Javaプログラムでは最低一つのスレッドが動いています。

日頃よく使っている「public static void main(String[] args)」、このmain()メソッドも「メインスレッド」というスレッドが動かしています。

 

スレッドの実装方法

複数の処理を同時に行いたい場合には、プログラマが新たなスレッドの作成を明示的に行い、制御しなければなりません。

スレッドの作成には「Threadクラスを継承する方法」と「Runnableインターフェースを実装する方法」の2つがあります。

 

[PR] Javaで挫折しない学習方法を動画で公開中

実際に書いてみよう

Threadクラスを継承する方法からみていきましょう。

Threadクラスを継承するサブクラス「ThreadTest」クラスを作成、run()メソッドをオーバーライドしなければなりません。

ThreadTestクラスの参照変数「threadTest」よりstart()メソッドを呼び出すと、スレッドが起動しThreadTestクラスでオーバーライドされたrun()メソッドが呼び出されます。

class ThreadTest extends Thread {
	public void run() {
		for (int i = 0; i < 5; i++) {
			System.out.println("i = " + i);
		}
	}
}
public class CallThreadTest {
	public static void main(String[] args) {
		ThreadTest threadTest = new ThreadTest();
		threadTest.start();
	}

}

実行結果

i = 0
i = 1
i = 2
i = 3
i = 4

Runnableインターフェースを実装する方法をみていきましょう。

Runnabaleインターフェースを実装クラスのオブジェクトをThreadクラスの引数に渡すことで、引数に渡したオブジェクトの持つrun()メソッドをstart()メソッドによって呼び出す事が可能です。

class RunnableTest implements Runnable {
	public void run() {
		for (int i = 0; i < 5; i++) {
			System.out.println("i = " + i);
		}
	}
}
public interface CallRunnableTest {
	public static void main(String[] args) {
		RunnableTest rt = new RunnableTest();
		Thread th = new Thread(rt);
		th.start();
	}
}

実行結果

i = 0
i = 1
i = 2
i = 3
i = 4

 

まとめ

Javaの全てのプログラムはスレッドによって実行されています。

スレッドの生成方法には java.lang.Thread クラスを用いた方法と、java.lang.Runnable インターフェースを用いた方法があります。

 

執筆してくれたメンター

松井紀明

メーカー系で17年エンジニアとして勤務後、現在はフリーのエンジニアとしてリモートワークで働いています。

Java、Perl、COBOL、最近ではRuby、PHP等、様々な言語での開発を経験しています。TechAcademyではJavaコースを担当しています。

 

大石ゆかり

Javaでスレッドを利用する方法かよく分かったので良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

TechAcademyでは、初心者でも最短4週間で、JavaやServletの技術を使ってWebアプリケーション開発を習得できるオンラインブートキャンプを開催しています。

また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、参加してみてください。