Ruby on Railsでrandomメソッドでランダムなデータを作る方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにRuby on Railsのrandomメソッドでランダムなデータを作る方法について現役エンジニアが解説しています。randomメソッドとは、ランダムな数値などの不規則なデータを生成させます。Ruby on Railsでランダムなデータを作成する方法として、SecureRandomクラスを解説します。

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Ruby on Railsのrandomメソッドでランダムなデータを作る方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

 

Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
 

田島悠介

今回は、Rubyに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Ruby on Railsのrandomメソッドでランダムなデータを作る方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

目次

 

randomメソッドとは

randomメソッドとは、不規則なデータを発生させるメソッドのことです。この不規則なデータのことを「乱数」といいます。

不規則にすることを「ランダムにする」ということもあります。randomメソッドを使うことで、いつでも乱数を発生させることができます。例えば、ゲームで敵が出す攻撃をの動きをそれぞれ違ったものにしたい時に、乱数を基にして攻撃の種類を決めます。
 

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randomメソッドでランダムなデータを作る方法

ランダムなデータを作るには、SecureRandomクラスを使います。このクラスを使うと簡単に様々なランダムなデータを作成できます。

SecureRandomクラスには、以下のメソッドが用意されています。

  • hex                           ランダムな16進数文字列を生成します。
  • base64                     ランダムなbase64文字列を生成します。
  • random_bytes       ランダムなバイナリ文字列を生成します。
  • random_number  ランダムな数値を生成します。
  • urlsafe_base64      ランダムでURL-safeなbase64文字列を生成します。

 
ちなみに、base64とは、aからz、AからZ、0から9、’+’と’/’と’=’、計65文字で構成されるエンコード方式です。URL-safeなbase64とは、base64から’+'(‘-‘に変換)と’/'(‘_’に変換)と’='(除去)を除いたエンコード方式です。

どちらもバイナリデータを一旦テキストに変換したいときに利用します。Webアプリケーションでよく使います。
 

実際に書いてみよう

SecureRandomクラスを使うには、requireが必要です。

require 'securerandom'

requireした後、メソッドを呼び出します。
 

hexメソッド

hex = SecureRandom.hex(10)

と書きます。引数は、欲しい16進数文字列のサイズです。戻り値は16進数文字列です。

8730449d46a857f5d764

のような文字列が得られます。この例では、’87’が1つの16進数文字列です。全部で10個の16進数文字列の例です。
 

base64メソッド

base64 = SecureRandom.base64(10)

と書きます。引数はbase64文字列のサイズですが、戻り値のbase64文字列のサイズは、指定した数値の約4/3倍となります。

Be60PxCXlWRzQw==

のような文字列が得られます。
 

random_bytesメソッド

random_bytes = SecureRandom.random_bytes(10)

と書きます。引数はバイナリ文字列のサイズです。戻り値は、バイナリ文字列です。

"\xE4\x9E\x1Cl\xF3\x9E\xB1\xC3\xFC\x01"

のような文字列が得られます。この文字列はエスケープ表記ですが、実際にはバイナリなのでputsで表示すると一部しか表示されません。この例は、

p random_bytes

で表示した例です。
 

random_numberメソッド

random_number = SecureRandom.random_number(10)

と書きます。引数は、ランダムな数値の上限です。10を指定すると、0から9までの数値を指定したことになります。戻り値は、数値です。

9

のような数値が得られます。
 

urlsafe_base64メソッド

urlsafe_base64 = SecureRandom.urlsafe_base64(10)

と書きます。引数は、URL-safeなbase64文字列のサイズですが、戻り値の文字列のサイズは、指定した数値の約4/3倍となります。パディング文字’=’を除いた文字列になるので、base64メソッドを呼び出した時よりも短くなることがあります。

V1jTQioSyJMQzw

のような文字列が得られます。
 

まとめ

ランダムなデータの利用シーンはたくさんあります。

どれも実践的な利用シーンになりますので、普段はあまり使う機会はないかもしれませんが、使えそうなケースがあれば積極的に使ってみてください。
 

筆者プロフィール

伊藤広明(いとうひろあき)

1990年代からソフトウェア開発を仕事としてはじめ、2000年ごろからWEBエンジニアの仕事にも従事。
世の中で末長く使ってもらえるシステム開発が信条。後進の育成にも力を入れている。

作れるもの:Webシステム、スマホアプリ
書ける言語: Ruby・PHP・Python・Java・Swift・C#・C/C++・JavaScriptなど
経験があるフレームワーク: Laravel・Ruby on Rails・Apache Strutsなど

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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