Pythonで仮想環境を作成する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonで仮想環境を作成する方法について解説しています。仮想的な環境を導入することによって、バージョンが異なるPythonを導入したり、管理者権限を持たないユーザーが追加パッケージをインストールすることが出来るようになります。

TechAcademyマガジンはオンラインのプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営する教育×テクノロジーのWebメディアです。初心者でもすぐ勉強できる記事が2,000以上あります。

Pythonで仮想環境を作成する方法について解説します。

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事をまずご覧ください。

 

なお本記事は、TechAcademyのPythonオンライン講座の内容をもとにしています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

Pythonで仮想環境を作成する方法について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

仮想環境とは(メリットなど)

仮想環境とは、同一マシン内に、「あたかも別マシンのような」別のPython環境を作ることです。

それぞれの仮想環境は論理的に独立しているので、パッケージの依存性、互換性の管理が容易になります。

例えば環境AではパッケージXのバージョン1、環境BではパッケージXのバージョン2をインストールし、動作を比較テストする、といったこともできます。

管理者権限をもたない、一般ユーザであっても、仮想環境ではパッケージを追加できます。

仮想環境作成用モジュールのvenvの使い方

仮想環境の作成には以下のコマンドを実行します。

Windowsの場合

c:\>c:\Python35\python -m venv c:\path\to\myenv

 

Linuxの場合

python3 -m venv /path/to/new/virtual/environment

次に作成した仮想環境ディレクトリに移動します。仮想環境を有効化(アクティベート)します。

 

Windowsの場合

.\Scripts\activate.bat

 

Linuxの場合

./bin/activate

 

[PR] Pythonで挫折しない学習方法を動画で公開中

実際に書いてみよう

この例では、Windowsで仮想環境を作成し、requestsパッケージをインストールしてみます。

以下のコマンドで仮想環境vrtを作成しました。

C:\Users\xxx\Documents\src>"c:\Program Files\Python37\python.exe" -m venv vrt
vrtディレクトリに移動しました。

C:\Users\xxx\Documents\src>\vrt cd vrt
仮想環境を有効化しました。プロンプトが変化し、仮想環境に入ったことがわかりました。

C:\Users\xxx\Documents\src\vrt>.\Scripts\activate.bat
(vrt) C:\Users\xxx\Documents\src\vrt>
requestsパッケージをインストールしました。

(vrt) C:\Users\xxx\Documents\src\vrt>pip install requests
Collecting requests
(中略)
Installing collected packages: chardet, certifi, idna, urllib3, requests
Successfully installed certifi-2018.11.29 chardet-3.0.4 idna-2.8 requests-2.21.0 urllib3-1.24.

 

監修してくれたメンター

橋本紘希

システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。

開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

大石ゆかり

内容分かりやすくて良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

オンラインのプログラミングスクールTechAcademyではPythonを使って機械学習の基礎を学ぶPythonオンライン講座を開催しています。

初心者向けの書籍を使って人工知能(AI)や機械学習について学ぶことができます。

現役エンジニアがパーソナルメンターとして受講生に1人ずつつき、マンツーマンのメンタリングで学習をサポートし、最短4週間で習得することが可能です。

また、現役エンジニアから学べる無料のプログラミング体験会も実施しているので、ぜひ参加してみてください。