PythonとR言語のどちらを選択すればいいのかを現役エンジニアが解説【初心者向け】

初心者向けにPythonとR言語のどちらを選択すればいいのかについて現役エンジニアが解説しています。PythonとRをプログラミング言語として比較し、難易度や習得のしやすさや日本語でのドキュメントの豊富さなどについてみていきましょう。

TechAcademyマガジンは受講者数No.1のオンラインプログラミングスクールTechAcademy [テックアカデミー]が運営。初心者向けに解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。

PythonとR言語のどちらを選択すればいいのかについて、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

 

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

田島悠介

今回は、Pythonに関する内容だね!

大石ゆかり

どういう内容でしょうか?

田島悠介

PythonとRの比較について詳しく説明していくね!

大石ゆかり

お願いします!

 

PythonとR言語を比較する(言語としての特徴、メリット・デメリットなど)

ここでは、PythonとR言語にどのような違いがあるのかをいくつかの視点で比較していきましょう。

 

Pythonとは

Pythonとは、1991年に開発されたプログラム言語です。

データ解析だけでなく、AIの機械学習やディープラーニングなどで使用されます。

Pythonはコードが読みやすく、簡潔にまとめることができるという特徴があります。

 

R言語とは

R言語は、1995年に開発されたプログラム言語です。

データ解析・統計用に開発され、実際に研究分野で多く使用されていまます。

 

習得しやすさ

Pythonは初心者でも習得しやすいようにシンプルな文法で構成されています。

しかし、R言語は多言語でのプログラミング経験がないと理解が難しく、初心者が最初に学ぶ言語としては不向きだといえるでしょう。

R言語はデータ解析を便利なツールが多いため、専門家におすすめです。

 

求人

R言語で求人を探すと、同時にPythonの求人も関連求人として見つけることが可能です。

そして、R言語での募集はほとんどがデータサイエンティストです。

一方でPythonは、汎用性の高い言語であるため、Webエンジニアとしての求人も掲載されています。

 

ドキュメント

日本ではR言語を使うエンジニアが限定的で、基本的には研究者向けの言語であるため、日本語でのリソースが少ない状況です。

そのため、R言語で不明点が出た場合は、英語のリソースを調べる必要があります。

対して、Pythonは日本では研究者からエンジニアまで幅広く使用していることから、日本語のリソースを簡単に探すことが可能です。

 

統計解析、データサイエンスにおける比較

Python、R言語どちらにも豊富なデータ解析に使えるライブラリ、パッケージが含まれています。

Pythonは汎用性の高いライブラリであることに対し、R言語で提供されているパッケージは、研究成果そのものがパッケージ化されたものが多いという違いがあります。

また、データの可視化についてはどちらの言語でも可能であるものの、特にR言語は高度な可視化を行うことができるという点は覚えておきましょう。

 

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機械学習における比較

機械学習の予測精度を競うコンペである「Kaggle」では、公開されているコードのうち、上位に入賞しているコードの多くはR言語で書かれたものが多くなっています。

そのため、R言語が使われている優れたアルゴリズムが多く作られている状況です。

そして、優れたアルゴリズムがパッケージ化されて公開されていることから、高度な機械学習を行う際にはR言語で行い、そこから別のリソースで開発する場合はPythonを使用するパターンもあります。

 

人工知能における違い

人工知能の技術であるディープラーニングにおける言語の違いをみていきましょう。

ディープラーニングは、先程の統計データよりも大量のデータや画像や音声などのバイナリデータを取り扱います。

この場合、R言語は大量のデータを取り扱うことが不得意で動作が遅いというデメリットがあります。

R言語にもkerasを使ったディープラーニングのパッケージが存在するものの、Pythonを使ったディープラーニングライブラリが豊富に存在するため、ディープラーニングに関してはPythonで開発する方がスムーズだといえるでしょう。

 

PythonとR言語、どっちを選ぶべきか?

PythonとR言語の比較を行ってきました。

結論からいえば、PythonとR言語は、目的に応じて使い分ける必要があります。

データサイエンスの仕事や研究でデータ解析をメインで行なっている方はR言語を使用し、Webアプリケーションやディープラーニングなどの開発を行なっている方はPythonを使用することをおすすめします。

 

執筆してくれたメンター

メンター三浦

モバイルゲームを運用している会社のエンジニアをしています。趣味でWEB開発やクラウドコンピューティングもやっており、ソフトもハードもなんでもやります。

TechAcademyジュニアではPythonロボティクスコースを担当しています。好きな言語はPython, Node.js。

 

大石ゆかり

PythonとR言語のどちらを選択すればいいのかよく分かったので、良かったです!

田島悠介

ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!

大石ゆかり

分かりました。ありがとうございます!

 

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また、現役エンジニアから学べる無料体験も実施しているので、参加してみてください。