連想配列を身につけよう!Ruby on RailsのHashの使い方【初心者向け】
Ruby on Railsで書くhashの使い方を解説している記事になります。hash(ハッシュ)は日本語で連想配列と言い、配列とよく似たオブジェクトです。hashを使えば楽にかつ見やすくプログラムを書くことができます。
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RubyのフレームワークのRailsで、hashは日本語で連想配列と言い、配列とよく似たオブジェクトです。それではhashの詳しい解説していきたいと思います。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。

今回はRuby on Railsで連想配列を使う方法を紹介しよう。

田島メンター!!連想配列はRubyでもやりましたが、確か添字に文字列が使えるものでしたっけ?

そうだね。まずは基本の書き方をおさらいしよう。簡単な例を実際に書いてみるよ。

はい!
hashとは
hashとはHashクラスのことです。と言っても分からないと思いますので、詳しく言うと、2つの要素を結び付けているものといった方がわかりやすいでしょうか。
連想配列という、結びつきのある配列を言います。配列と同じように複数のオブジェクトへの参照をまとめて管理することができます。
配列と違うのは、ハッシュではそれぞれにキーを指定することで値を取得することができます。配列のように要素の順番で参照することはできないところでしょう。
hashの書き方
以下のように記述します。
player = {"kato" => 30, "Sato" => 25}
これで「kato」は30の値を持ち、「Sato」は25の値を持っていることになります。
呼び出すときは以下のように書きます。
player["kato"]
これで「kato」の持っている値(いわば30)を呼び出すことができます。
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hashの使い方
それではhashを実際に使用してみましょう。
hs = {“first” => 1, “second” => 2} hs[first] #=> 1 hs[second] #=> 2
比較用に配列を用いて書いてみると
a = [“1”,”2”] a[0] #=> 1 a[1] #=> 2
挙動が良く似ている事が確認できます。
大きな違いとしては、値にそれぞれキーを設定できるという事です。
キーを設定できる事にによって、そのオブジェクトが何を示しているのか、解りやすくなり、プログラムの可読性が上がります。

例えば、連想配列内の要素を出力したい場合はどうしたらいいですか~?

puts ハッシュオブジェクト[“キー”]のように入力しよう。上の例の場合だとputs hs[“first”]となるね。

分かりました!
シンボルを利用したハッシュの書き方
一般的にRails内ではハッシュは以下のような書き方をされます。
hs1 = {first: 1, second: 2} hs1[:first] hs2[:second]
非常に楽に書く事が出来ます。
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なぜhashを使用するのか
例えばユーザーモデル内のオブジェクトが配列で定義されていたとします。ユーザーのデータを取得しようとすると
User[0] #=> “Tech” User[1] #=> “Academy” User[2] #=> “TechAcademy@example.com”
このようになってしまい、それぞれが何を表すデータか分かりにくくなります。
hashで定義すると
User[:name] #=> “Tech” User[:nickname] #=> “Academy” User[:email] #=> “TechAcademy@example.com”
このようにそのデータが何を表すデータなのか分かりやすくなります。
今回はhashについて解説しました。
hashはRailsで頻出するオブジェクトなのできっちり理解しておくようにしましょう。

シンボルとその書き方についても説明したよ。

確かにこうやって名前をつけておくと、判別しやすくて便利ですね。

{first: 1, second: 2}は{:first => 1, :second => 2}としても結果は同じになるよ。略した場合は”:”の位置などを間違えないように気をつけよう。

なるほど、ありがとうございました!
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