オンラインブートキャンプを受講された安部健太郎さんにお話を伺いました。語学学習が趣味だという安部さん。ネィティブに正しい発音を録音してもらい、自分の発音との比較を行えるサービスを開発されました。

プロフィール:安部健太郎
1989年生まれ。東京都在住の大学院生。Webアプリケーションコース(Ruby on Rails)を8週間受講し、Webサービス「I’m-native(アイムネイティブ)」を開発。

プログラミング未経験からのスタート

――大学院では何を勉強されてるんですか?

大学院ではコンピューターとまったく関係のない半導体の研究をやっています。なので、プログラミングは大学の専門とはまったく関係ないですね。
授業ではちょっとJavaをやったんですが、その時はまったく興味が無かったので、もう何にも覚えてないしそこまで真面目にやっていませんでした。

――今回Webアプリケーションコースを受講したきっかけは何ですか?

他の言語と迷ってRuby on Railsにしたという経緯ではないですが、「Webアプリが簡単に作れるフレームワークらしい」と聞いたことがあり、受講しましたね。
あとカリキュラムの「受講したら2ヶ月でオリジナルサービスがつくれる」という宣伝文句があったので。

5年前から自分が欲しいと思っていた

――実際に作ったサービスについて教えてください。

I’m-native(アイムネイティブ)という、勉強したい外国語の例文を文章で入力するとネイティブの方が録音してくれるサービスです。録音してもらうだけでなく、相手が日本語を勉強していればこちらが録音してあげるという双方学習型のサイトですね。
さらにそのネイティブが録音してくれた音声と自分の音声を簡単に比較できるようなシステムも作りました。

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――なぜこのサービスを作ろうと思ったのですか?

僕は語学学習というのは勉強の方法さえ守ってやれば誰でも簡単に上達するものだと思っています。でも、その「正しい方法」で勉強する事がすごく難しいので、ツールで解決できるのではないかと考えました。

5年ぐらい前から「こういうのあったらいいな」っていうのを感じていたんですが、その時は自分が作るという発想はなかったので、色々なサービスを試したり、iPhoneの有料アプリをダウンロードして試してみたりしましたが、それでも自分のなかでしっくり来るものがなかったんです。
そこで、このカリキュラムを2ヶ月間受けているなかで、作ってみることにしました。

――実際にそのサービスを作る時に学んだことや苦労したことはありますか?

僕のサービスは音声を使ったサービスなんですが、「録音」と「再生」がカリキュラムに含まれていませんでした。そこでメンターの方からは「JavaScriptを使えば出来る」と言われたので、まずはJavaScriptの勉強と「録音」のシステムの作成から始めました。

僕はJavaScriptを使ったことが無く、全くアイデアが無かったので、メンターの方にGitHubの使い方などを教えてもらいました。どうしたら自分が使いたいものが見つかるかを教えてもらい、Github内で検索し、片っ端からダウンロードして実際に試しながら開発していきました。
そこがかなり時間かかりましたね。

――実際どれくらい時間がかかったんですか?

録音の機能が出来るようになるだけで1週間くらい、サービス全体では3週間くらいですね。

――今後このサービスはこうしていきたいなどありますか?

将来的には、録音したところに「いいね!」機能や英語も国によって種類が違うので国ごとに絞り込める機能など加えたいと思っています。また、有名人の方に録音してもらえるよう依頼したいと考えています。

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世の中に無いのであれば自分で作ろうと思えた

――オンラインブートキャンプで勉強を始めていかがでしたか?

わからない事をすぐに聞けるというのが大きいですね。
独学でやっていると誰にも聞く人がいないので自分の中で何時間も何時間も悩んでしまうんですが、チャットで質問するとすぐに回答が返ってきてすぐ次のステップにいけるので、やはり学習のスピードが全然違いましたね。

あと実際に2ヶ月間学習してみて、欲しいものを探すのではなくて、自分で作りたいと思えるようになったことも変化として感じますね。

――今後身につけたいプログラミングの知識はありますか?

もっとJavaScriptの勉強をしたいのと、デザイン面のスキルも伸ばしていきたいです。

――最後にこれからプログラミングを学ぼうと思っている人にアドバイスをお願いします。

独学でやろうとすると挫折してしまうことが多いと思うので、誰かに聞ける環境があるのは大事です。一人ではどうやって進めたらいいか分からないことも、出来る人に聞けば学習の道筋も立てられるので身近にそういう人を置くことが大事だと思います。

(インタビュアー:小嶋大貴)