オンラインブートキャンプを受講した大学2年生の佐藤圭さんにお話しを伺いました。もともとは文芸部出身の文系大学生でしたが、友達とゲームをつくることをきっかけにプログラミングを始められたといいます。プログラミングを学ぶことにしたきっかけや受講の感想などについて伺っています。

プロフィール:佐藤 圭
1995年生まれ。白鵬大学経営学部2年生。高校時代から文芸部に所属するなど、文系の大学生だが友人とゲームを作るためにプログラミングの学習を開始。

文系大学生からプログラミングの道へ

――大学生とのことですが、普段はどんな勉強をされているのでしょうか?

佐藤圭氏: 白鵬大学の2年生で経営学を学んでいます。プログラミングは関係ない文系ですね。

――プログラミングはどうして学ぼうと思ったのでしょうか?

佐藤圭氏: 高校の友達が音楽を作るのが好きで、せっかくだからそのままゲームを作ろうという話になったのがきっかけです。もともと僕は高校の頃から文系で文章を書くことに興味があり、文芸部に所属していたくらいです。それでも、プログラミングができる人がいなかったので僕が担当することになりました。それでプログラミングを本格的に学び始めたのは今年の2月くらいからです。まだ半年くらいですね。

――最初はどのように学習していたのでしょうか?

佐藤圭氏: 技術書を買って学んだり、Codecademyというプログラミング学習サービスを使っていました。Codecademyは全部英語のサイトなのですが一緒に英語の勉強もできるので一石二鳥かなと思っていましたね。

――独学で進める中で特に問題などはありませんでしたか?

佐藤圭氏: 最初は、本を買ったりサイトで学びながらサンプルのプログラムを書き写すのですが、コード通りに動いても、実際にどのようなことに活かされてくるのかという具体的なことはよくわかりませんでした。

――わからないことがある時はどのようにしていたのでしょうか?

一人で勉強していると限界があるので、どうしてもわからないときはQ&Aサイトなどを使っていました。ただ、期待した答えじゃないことも多く、参考にならなかったことも多いです。

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Webサービスを作って見たくてオンラインブートキャンプに参加

――オンラインブートキャンプを受講した動機を教えてください。

佐藤圭氏: ゲームの開発だけでなく、以前からWebサービスをつくることに興味があり、Ruby on Railsなら簡単にWebサービスが作れるということはプログラミング関連の記事を読んで事前に知っていました。でもいざ自分で学ぼうとなると、新しい情報を探すのに覚えることがたくさんあったり、どこから学んでいけばいいのかわからなかったりするので、自分一人だけでは億劫になってしまう部分がありました。たまたまFacebookでオンラインブートキャンプを見つけて、人に聞けるサービスならいいかなと思って受講しました。

――他のサービスと比較したのでしょうか?

佐藤圭氏: 受講にあたり他のサービスとも比べてみたのですが、学生だと値段が安かったのでのオンラインブートキャンプに参加することに決めました。普段は家庭教師のアルバイトをしているのですが、学生なのでバイト代でまかなえる範囲で受講できないと厳しいところがあります。

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ゴールとして作るものがあったから続けられた

――8週間受講してみての感想はいかがでしょうか?

佐藤圭氏: プログラミングを学ぶきっかけとしてすごくいい機会になったと思います。やっぱり自分でWebサービスを作ろうとしても何から始めればいいのかわからないことがあると思うんですけど、ゴールがちゃんとあって必要な物を学んでいくというスタイルが良かったです。

――具体的にカリキュラムのどのあたりが良かったのでしょうか?

佐藤圭氏: カリキュラムごとに課題があって、ヒントを得ながら自分で作っていくと徐々に理解できるようになっていったのが良かったです。例えば、本だとパズルのピースを集めているように各技術をバラバラに学ぶことはできるのですが、実際にそれらをどうやって組み合わせて使うのかという部分に関しては自力ではなかなか難しいと思います。オンラインブートキャンプの場合は、作りたいサービスの全体像がわかっていて、そこから逆算して体系的に学べるので、得た知識をどのように使いこなすのかというところを具体的に学べました。

――メンターとのメンタリングはいかがでしたか?

佐藤圭氏: メンタリングでメンターにコードを直接見てもらえるのはすごい良い点だなと思いました。どうしても独学で学んでいると、とんでもないコードを書いてしまったりするのですが、そういうところを直接指示してもらうのはありがたかったです。

――現在学生さんですが、今後はどのようにしていきたいですか?

佐藤圭氏: まずは自分で作ったサービスをさらに公開したいです。学校の友達同士のチャットなど身内で使えるサービスが作れるようになったら嬉しいですね。今の時点で将来の希望は決まっていませんが、Webサービスやデザインの方向も学んでみたいなと思います。

――最後に、これから受講される方へのメッセージをお願いします。

佐藤圭氏: わからなくなったときには素直に聞くことが大切です。そこで何がわからないのかを自分でよく考えていくと学びが深まるのではないかと思います。また、最初の段階でオリジナルサービスの設計を始めておくと、より理解が深まるのではないでしょうか。

(インタビュアー:上田晴香)