オンラインブートキャンプのフロントエンドコースを受講された本山公子さんにお話を伺いました。英語の講師の仕事をする一方、エンジニアを目指してプログラミングを勉強している本山さん。フロントエンドについて学ぼうと思ったきっかけや、今後の学習・お仕事の展望についてお聞きしました。

プロフィール:本山 公子
1981年生まれ。兵庫県尼崎市在住。現在、英会話学校で講師の仕事をしている。エンジニアになって場所にとらわれない働き方をしたいと考え、フロントエンドコースを受講した。

独学でJavaの資格を取得

――簡単に自己紹介をお願いできますか?

本山公子と申します。
現在兵庫県尼崎市に住んでいて、英会話学校で英語の講師をしています。
実は、8歳から28歳までの間、アメリカに住んでいました。

――プログラミングに興味を持ったのはいつ頃でしたか?

アメリカの大学に在学していたときですね。
はじめは環境科学を専攻していたんです。
でもある日、友達がプログラミングをしているのを見たとき、文字をタイピングしたら結果が出てくることに衝撃を受けました。
そこからプログラミングに興味を持ち始めましたね。

――TechAcademyを受講する前に、プログラミングに触れたことがありましたか?

プログラミングに興味を持ってから、専攻をコンピュータサイエンスに切り替えたんですが、大学のカリキュラムではプログラミングがほとんど勉強できませんでした。
本格的にプログラミングを勉強し始めたのは、1年くらい前ですね。
とりあえず、Javaの本を読んで独学で勉強して、Bronzeの資格を取りました。

実用的なスキルを身につけたい

――様々なサービスがある中で、TechAcademyの受講を決めた理由は何でしたか?

関西にあるプログラミングスクールの説明会にも行ったりと、オンライン・オフライン関係なく検討してみました。
その中でも、TechAcademyは安くて評判も良さそうだったので、とりあえずやってみようと思って決めましたね。

――なぜフロントエンドについて学びたいと思われたのでしょうか?

Javaの資格を活かせそうな会社に就職したことがあったのですが、資格を持っていて多少の知識があったとしても、フロントエンドについて理解していないと、Web制作の仕事が全然進まなかったんです。
結局、1ヶ月ちょっとで辞めてしまいましたね。
なので、まずはフロントエンドを基礎から身につけようと思いました。

メンターさんのおかげでカリキュラム以上の勉強ができた

――受講してみて、率直な感想をいただけますか?

なんといっても、日本語慣れしていない私でさえしっかり理解できるほど、カリキュラムがわかりやすかったですね。
大抵の本は文章が長々と書かれていて分かりづらいんですが、要点が簡潔にまとまっていたので、とても読みやすかったです。

――メンター制度はどうでしたか?

まず、システムがとてもわかりやすかったですね。
何時から何時までの間だったらSlackで質問ができるというシステムで、質問するとすぐにわかりやすいアドバイスを頂けました。
そして、メンターさん全員がとても優しかったです。
課題で間違えたときは励ましてくださったので、頑張ろうと思えました。

――カリキュラムの中で一番役に立った部分って何かありましたか?

JavaScriptとjQueryの部分ですね。
本を読んだりして独学で勉強する場合、現在よく使われている外部ライブラリの情報って、自分で調べないとなかなか知ることができないと思うんです。
でも、このカリキュラムでは、ただJavaScriptを学ぶだけではなく、GoogleマップやTwitterのAPIの使い方をたくさん知ることができました。

――本山さんのカリキュラムの進み具合がとても早かったようですが、どんなスケジュールで進めていましたか?

もともと勉強したいという気持ちが強かったこともあると思いますが、カリキュラムがわかりやすかったですし、メンターさんが優しく丁寧に教えてくださるので、とても楽しんで取り組むことができました。
特に、メンターさんが、私の1つの質問に対して、その10倍くらいの答えを返してくれるので、カリキュラム以上の勉強ができて楽しかったですね。
とにかく楽しめていたので、仕事後疲れていてもとりあえず30分は勉強したり、休日は一日中やったりしていました。

友人のお店のホームページを題材に

――受講中に作られたオリジナルサイトについて教えてください。

友人が開業したマッサージ店「やわらぼ 」のサイトを作ってみました。
以前から存在するサイトを、もう少し華やかにできないかなと思いまして、友人から許可を頂き、作成しました。
まずは、見た目をちょっとシンプルにしようと思って、Bootstrapでシンプルなレイアウトに整えました。

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 本山さんが作成された「やわらぼ」のサイト

――制作する上で工夫した点は何かありますか?

まだ未完成ですが、カレンダーの部分ですね。
スタッフの名前をクリックすると、カレンダーが出てきて、どの日が休みか確認できるような仕組みを考えています。
カレンダーをJavaScriptで作って、Firebaseで名前や出勤日をカレンダーに保存できる仕組みですね。

――制作の際に何か参考にしたものなどはありましたか?

TechAcademyのカリキュラムですね。
最初、FirebaseやBootstrapの公式サイトの説明を参考にしたんですが、読んでもなかなか理解できなかったですね。
なので、まずとりあえずは、TechAcademyのサンプルを参考にして、うまくいけばまたそこから自分で調べて理解していこうと思いました。

――制作する上で大変だった点や、難しかった点は何かありましたか?

CSSが意外と難しかったです。
そこにあったはずのものが消えていたり、別の場所に動いてたりということがありました。
あと、JavaScriptも、後で追加した部分が読み込まれなくて、苦労しましたね。
でも、チャットでメンターさんに質問したら、一つ一つに対して丁寧に教えてくださり解決できました。

――ご友人にはホームページを見せたんですか?

はい、見せたらとても褒めてくれました。
最初は課題の題材として作っていたのですが、作ったホームページを見せた途端、「使わせてほしい」って言われました。
もう少し修正して、本格的に使えるようになったら、プレゼントしようかなと思っています。

場所にとらわれない働き方をしたい

――これから勉強してみたい分野やプログラミング言語は何かありますか?

Ruby on Railsももちろんですが、SQLやUNIXコマンドなども勉強したいです。
Webページを制作していくと、データーベースを使う必要性が出てきますしね。
あとは、今回学んだJavaScriptやjQueryをもっと勉強していきたいです。
CSSもまだまだ初心者なので、トラブルを起こさずにパパッとレイアウト作れるように、もっとスキルを高めていきたいですね。

――エンジニアへの転向は考えているんですか?

もちろんそうです。
東京だったり、東京以外でもいろいろな場所でリモートワークができたらいいなと思ってますね。
アメリカの大学の友達のほとんどが、現在エンジニアとして働いているんです。
「グアムで1週間バケーションついでにビーチでプログラミングする」というような彼らの働き方が、とても羨ましくて、いつか私もそういう働き方をしてみたいなと思いますね。

――これからTechAcademyの受講をご検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。

悩む時間がとてももったいないと思うので、とりあえずやってみることをおすすめします。
家で都合の良い時間に学習できるし、カリキュラムも丁寧でわかりやすいです。
あと、受講生の学習を熱心に支えてくださるメンターさんばかりで、サポートが充実しているので、やる気さえあれば、理解できないまま終わることはないと思います。

(インタビュアー:大橋 愛未)