TechAcademy就職予備校のJavaエンジニアコースを受講された高松 大樹さんに、今回受講した理由や受講してみての感想、今後どんなエンジニアになりたいかについてお話を伺いました。

プロフィール:高松 大樹
1981年生まれ。埼玉県在住。これまで飲食店のエリアマネジメントに従事されてきたがJavaを学習して未経験からIT企業への転職に成功。昔から好きだったモノづくりを仕事にしたいと思い、Javaエンジニアコースを受講した。

飲食業からIT業界への挑戦

――簡単に自己紹介をお願いできますか?

高松 大樹と申します。
埼玉県在住で、現在年齢は35歳です。
飲食店のマネジメントに従事してきましたが、仕事でパソコンを触ると言ったらエクセルを使った入力作業程度で、これまで本当にプログラミングは仕事で関わったことがありませんでした。

――プログラミングを学習しようと思ったきっかけを教えてください。

以前勤めていた飲食店では、店舗の売上管理や人材育成、実際の店舗オペレーション業務を行っていました。会社自体の経営状態があまり良い状況ではなかったので、なんとかWeb上で集客して売り上げに貢献できないか、と思ってWebサイトを制作してみたのがきっかけでITというものに興味を持ちました。

そのWebサイトは100%完成にまでは至らなかったのですが、制作をしてみると少しずつ仕組みが分かってきていろんなことに挑戦してみたくなりました。ITのスキルを身につけたら、今までできないと思っていたことも可能にできるんじゃないか、とITの可能性を感じました。

――それ以外にはプログラミングの経験はあったのでしょうか?

飲食店勤務時に制作したWebサイトが初めて独学で作ったものでした。その時は、右も左もわからなかったので、無料の学習ツールを使ってHTML、CSS、Javascript、jQueryなどは少し学習しましたが、他のプログラミング言語に関してはほぼ何も知らない状態でしたね。

ほぼ未経験からJavaを学習

――ほぼ未経験の状態でJavaエンジニアコースを受講してみていかがでしたか?

正直なところ、大変でした(笑)まず最初にオブジェクト指向のところででつまづいてしまったのですが、時間をかけてしっかり理解できるように努めました。
オンライン上のカリキュラムも読み進めているとわからないところが出てくるのですが、なるべく自分で調べるっていうのを心がけましたね。業務に入るとしたら、目の前の課題を自ら解決できるか、という点はとても大事だと思っているので、少なくとも何がわからないか?を明確にして整理した上で質問をするようにしてました。

質問するとすぐに回答が返ってくるので、甘えちゃいたい時もあるのですが(笑)
でも、その心がけのおかげかカリキュラムが終盤になることにはわからないことを自分で解決できる力がついたと実感できるようになりました。独学だけだと、本当にわからなくても聞く人がいないのでそこで挫折しがちなのですが、そういう時に相談できるメンターの存在がとても大きかったです。

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――メンターのサポートはいかがでしたか?

メンター1人1人のキャラクターがあって、単純にコミュニケーションをとっているだけで面白かったです。週2回のメンタリングは、業界の裏話を聞けるのが楽しかったです。現役エンジニアの方がメンターとなって教えていただけるので、リアルな業界の情報などは転職する際の判断基準としても後々役に立ちましたし、テキストで伝えるのが難しい細かいニュアンスの部分はビデオを通して会話が出来るメンタリングの時にまとめて聞いたりしていました。

まさか1か月で内定をもらえると思っていなかった

――実際の転職活動はいかがでしたか?

僕の場合、年齢がギリギリだと思ってたので少し心配だったのですが、キャリアカウンセリングをしていただいてから1か月後には内定をいただけたので、そのスピード感に驚きました。
また、IT業界というものをしっかりと理解できていなかったので、エンジニアとはいえたくさんの種類があってプロジェクトへの関わり方も違うということを、カウンセラーから教えていただいて視野が広がりましたね。当初は、エンジニアといえばコードをひたすら書いているイメージしかなかったのですが、インフラ周りにも関われると知って自分が就きたいポジションが明確になったと思います。
視野を広げることができ、自分がやりたいことが明確になっただけでもすごく価値があることだと思いましたね。

――内定が決定した企業に決めた理由は何ですか?

担当カウンセラーからの紹介で2社ほど面接に行きました。20社くらい求人票をいただいて、1つ1つ条件や業務内容を確認し、第一志望の企業から内定をいただけたのでうれしかったです。内定先は、実際に面接に伺った時の雰囲気の良さや人間関係の良さが印象的でした。休日にもエンジニアの方々で勉強会を開いていたり向上心があるのも魅力的でした。スキルアップをしたいので、他のエンジニアさんとコミュニケーションが取りやすいという点は本当に良かったです。

――面接はどんな感じだったのでしょうか?

主に、これまでの経験を深掘りして質問をされました。僕はマネジメント経験があったので、その時の苦労や実際に行った工夫点などをお話しました。
あとは、今後のキャリアパスをどのように描いているかという点も聞かれましたね。僕自身は、1つの技術を突き詰めていくというよりかは、マネジメントが得意でもあるので、ゆくゆくは上流工程に携わりたいと思っています。
ただ、技術力がないと技術者をマネジメントするのは難しいと思うので、まずはスキルアップと経験を積む所が大切だと考えています。

――内定先ではどのような業務をされるのでしょうか?

まずは、サーバーの運用保守やクライアント様のオフィスにて開発業務をメインで行う予定です。長期的には、ゼロから設計・構築などプロジェクトの一連のフローを全て経験したいと思っています。人数がそんなに多い会社ではないので、新しいことも手を挙げれば任せてもらえる環境です。ここがスタート地点だと思って、スキルのブラッシュアップに努め、自分でできる幅をどんどん広げていきたいと思います。

―― 最後にエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。

僕の場合は、退職してから学習を開始したので時間は確保しやすかったのですが、現職と両立しながら学習をする場合は、学習上でのわからないポイントをまとめて、的確な回答が得られるように質問の仕方を工夫すると良いと思います。質問の仕方によって回答の仕方も変わると思いますので、「欲しい回答をもらうためにどう質問するか」を考えるのも大切だと感じました。また、それは転職先の業務でも必要な視点になってくると思います。
転職活動では、自分の強みを整理して話せるようにこれまでの人生を振り返る良い機会だと思います。強みや自分の特徴を整理して人に話してみると良いと思います。

(インタビュアー:清水 綾加)

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