TechAcademy就職予備校のJavaエンジニアコースを受講された坂下 朱紀さんに、今回受講した理由や受講してみての感想、エンジニアになるまでの経緯などについてお話を伺いました。
プロフィール:坂下 朱紀
1992年生まれ。現在は神奈川県在住。新卒で人工衛星開発を事業としていた企業で約5年勤めたが、この企業での自分のキャリアに疑問を感じ、もともと興味があったプログラミングを学習することを決意。教室に通学するスタイルのスクールに通うも仕事や急用で時間の都合をつけられず思うようにスキルアップができなかったこともあり、今回オンラインスクールのTechAcademy就職予備校 Javaエンジニアコースを受講した。
困難を乗り越え基本情報技術者の資格試験に合格
――簡単に自己紹介をお願いします。
坂下 朱紀と申します。
現在は、神奈川県在住で、現在年齢は24歳です。直近までは広島県で派遣社員としてホテルのスタッフとして働いていました。先月、志望していたIT企業から内定をいただけて5月よりエンジニアとして働く予定です。
――プログラミングを学習しようと思ったきっかけを教えてください。
高校を卒業してやりたいことが明確にはなく、ご縁があった人工衛星の開発企業に入社しました。約5年ほど勤めましたが、25歳になる迄にこの先の道を改めて考えようと思い、もともと興味があったプログラミングを仕事にしようと行動を起こし始めました。今後、やはり手に職をつけ長期的なキャリアを描けるようになりたいというのが一番の動機だったと思います。
一度、教室に通うスタイルのスクールでプログラミング(Java)を学習していた時期があったのですが、当時は正社員として勤務していたこともあり、仕事や急用などでなかなか学習期間が取れず、あまりスキルが身についた実感を持てないままスクール期間が終わってしまいました。
そのため、今回はオンライン完結のTechAcademy就職予備校で改めてプログラミングを学びたいのと、現在の自分のスキルを試したいということもあって受講を決めました。
――転職を考えたのはいつ頃だったのでしょうか?
教室に通うタイプのスクールに通っていた時にはすでにIT業界への転職を決めていました。そのため、当時勤めていた人工衛星の開発企業も後に退職することに決めました。
退職後、まず転職に有利になる武器としてIT関連の資格を取得しようと考え、基本情報技術者試験を受けようと勉強を始めました。
試験が2日後に迫っていたその時、熊本地震が起きてしまい試験自体が行われない事態に。とりあえず、生活するためのお金を稼ぐために派遣会社に登録し、その流れで広島県に行き、派遣で仕事をはじめました。
それから少し落ち着いた時に、改めて基本情報技術者試験を受験し無事に合格することができました。
プロ視点のアドバイスがとても有難かった
――TechAcademy就職予備校を選ばれた決め手を教えてください。
やはり、一度教室に通うタイプのスクールで失敗したので、今回は時間に融通が効くオンラインスクールと考えていました。さらに、IT企業へエンジニアとして転職することも決めていたので、オンライン完結型で就職サポートまであるTechAcademy就職予備校にしました。
――実際に学習して見ていかがでしたか?
楽しく学習できました。各レッスンに課題が設定されているので、実践していくことで自分自身の理解度もわかりましたので、どの部分が苦手なのか等を知ることで対策もしやすくなりました。
特に、現役エンジニアのメンターからいただいたプロ視点のアドバイスは非常によかったです。独学でやっていると、「コードを綺麗に・わかりやすく」という観点は後回しにしてしまいがちなのですが、実際に業務をする時にコードの綺麗さはかなり重要ということも教わりました。自分一人で開発するというのはあまりなく、基本はチームなど複数人でプロジェクトを進行していく中で、自分にしか解読できないコードでなんとか動くように実装しても、仕事としては不十分です。
最初は苦しかったですが、シンプルで誰が見てもわかりやすいコードを書けるようになってくるとメンターからも褒めていただけて嬉しかったです。
――スケジュールやモチベーション管理はどうしてましたか?
学習時間は平日1日2時間程度、土日は4〜5時間を目安に進めました。なるべく早めに終わらせたかったですし、派遣業務で生活パターンも把握していたので無駄のないスケジュールを組みました。でも、人間なので、時にはやる気がわかなかったり休みたくなるというのはあるので、あえてやらない日を作るというのもポイントかなと思いました。時間をあけて再開するとまた集中できたり、つまづいていた部分を客観的に見れて解決できたりもしました。
モチベーションの部分は、IT企業への転職を目標にしていたということもあって、就職サポートで求人の案内や企業面接まで受けることを想像すると、自然と目標を達成するまで頑張ろうという気持ちになりましたね。
――坂下さんはカリキュラム内容をかなり前倒しで終わったようですが残りの期間がどうしてたのでしょうか?
8週間の学習期間のうち、カリキュラムの内容は5-6週間で完了しました。残りの数週間は、担当メンターより特別課題を出していただきそれを実践していました。
カリキュラムで学んだことの応用で自ら考えアウトプットすることが必要だったので苦戦はしましたが、実用的で業務で使えるレベルのプログラムだったので完成できた時はとても達成感がありましたし、自信がつきました。
この数週間の学習内容は、非常に深くて濃いもので今でもメンターにはとても感謝しています。
手に職をつけどんな場所でも活躍できるエンジニアに
――就職サポートはいかがでしたか?
まずは担当コンサルタントとキャリアカウンセリングを実施し、自分自身の要望や企業イメージなどをお話した上で多くの求人案件を紹介していただきました。
複数の企業の選考を進めるにあたって、年収面や社内の雰囲気などリアルな情報や特徴を事前に教えていただけたので、非常にやりやすかったです。
頂いた求人案件の中から、選考を進めたい企業に書類選考を出していただき、合計で5社ほど面接依頼をいただきました。面接を一通り実施させていただき、1番入社したいと思った企業より内定をいただけたので、その時点で活動は終了しました。カウンセリングから約1ヶ月半ほどで決まったのでスピード感にも満足しています。
――今回、内定をもらった企業に入社を決めた理由は何ですか?
面接で社員の方とお話した時に、「社員を大事にしよう」という方針や考え方が浸透しており雰囲気として非常によかったです。あとは、スキル面はどんどんブラッシュアップさせていきたいと思っていたので、教育体制がしっかりとしている点についてもマッチしました。
また、その企業でのキャリアパスが具体的に提示され、入社後の自分自身が数年後にどういったポジションを目指せるのかなどイメージが湧きやすかったのもよかったです。私自身は今後、開発エンジニアから上流工程まで携わっていきたいと思っており、そのようなキャリアパスが描きやすそうだったのも決め手になりました。
――入社後はどのような業務をされるのでしょうか?
入社後はまず研修期間があり、その期間で適正を見極めた上でインフラ周りかシステム開発かが決まるようです。今の所、私自身には強いこだわりがないのでどちらも経験をしてみたいという気持ちでいます。やはり、やってみないとわからないことばかりで、一度経験した上で今後、どういう部分を自分の強みにしていくのかを考えていきたいと思っています。
今回の転職がエンジニアとしての第一歩だと思っていますが、最終的には手に職をつけ、会社に依存しなくても問題ない状態を作りたいというのが理想です。
―― 最後にエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。
今回、学習をしてみて改めて思いましたが時間の確保は大事なポイントになるのではないかと思います。学習時間が取れなかったり急用で思うように進まないと、計画通りに進まずモチベーション維持も難しいと思います。しっかりとやり遂げられるように、学習時間の確保と明確な目標設定をして頑張ってください。
(インタビュアー:清水 綾加)
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