忙しい人のためのハイライト
家族との将来を見据え、エンジニアへの転職を決意
確実にエンジニアになるためにテックアカデミー Proを受講すると決断
経歴がボロボロでも土日祝日休みのエンジニア転職に成功
携帯電話のショップ店員からITエンジニア転職を成功させた、
エンジニア転職保証コース*の卒業生に実際にエンジニア転職を経験したからこそ語れる
リアルな実体験を聞きました。
*エンジニア転職保証コース:未経験からでもエンジニアへの転職を保証するコース。
話してくれた人
濱﨑 壮(はまさき そう)さん。
テックアカデミーで現役エンジニアからプログラミングを学び、未経験でキャリアチェンジを実現。
趣味は音楽鑑賞とカラオケ。
幅広い音楽に触れ、一緒に行く人に合わせて歌う曲を変える心配りと器用さを持つ。
携帯電話ショップの店長として顧客体験と利益の最大化にやりがいを感じる
――前職ではどのようなお仕事をされていましたか。
4年間携帯ショップで働き、直近1年間は店長を任されていました。
販売員のマネジメントをしながら、自分が直接お客様と向き合うこともありましたね。
販売員の得意不得意に合わせた指導を行い、来店いただくお客様に満足して帰ってもらうこととお店の利益の最大化をすることに、難しさと大きなやりがいを感じていました。
携帯ショップは、お客様に満足して帰っていただくことは大前提として、こちらも商品を販売しないといけません。
ですので、お客様がもともと興味なかったものに対して興味を持っていただき、最後には購入していただく。
買っていただいた上で満足して、次もまた来ていただくのが一番やりがいのあったところですね。
お客さまが知らないニーズを掘り出して、「これまで使ってなかったけど、使って良かった」と思っていただいたときは、思わず笑みがこぼれていましたね。
エンジニアへの転職を決意した「変化」「手に職」「家族」
――そういった中で、全く違う業種であるエンジニアになろうと考えた経緯について教えてください。
主に3つあります。
1つめは、僕が知りたがり、勉強したがりな性格だから。
エンジニアは変化の多い職業です。
どんどん技術が発達していくし、流行りの言語も変わるので、常に勉強が必要ですよね。
前職の携帯販売も同様に、サービス内容が変わったり、新機種が出てきたりして、環境が目まぐるしく変化していきます。
もちろん、変化に順応するため常に勉強も必要ですし、変化のスピードは驚くほど速いです。
絶えず勉強していく必要があるという点で、好きなところが似ていました。
2つめは、手に職をつけたかったから。
前職はとてもやりがいを感じていたのですが、接客なので目に見える技術がつくわけではない。
営業技術はつきますが手に技術が残るものではないので、手に職をつけたいと思いました。
最後は、子どもが生まれたことです。
今はまだ小さいので問題ないですが、今後を考えると土日出勤が確実な仕事をし続けるのはどうかなと妻と話していました。
子どもにとって親との時間は大切なので、できるだけ土日に休める職種、さらにその中で自分が一番好きになれそうなのは何かを必死に探してエンジニアを選びました。
独学でもいい、それでもスクールを選んだ
――実際にプログラミングをやってみた感想を教えてください。
めちゃくちゃ深いなと思っています。
勉強すればするほど分からないところが増えていく感じですね。
でも本当にそこが面白い。
あと、やった分だけ目に見えるのは素直に嬉しいところです。
ほとんどの職業ってつまずいても、「どこでつまずいているのか」があやふやだったと思うんですよ。
携帯ショップの場合、お客さまから契約が取れなかったといっても、どれが原因だったのか分からないことがあります。
でもプログラミングには必ず明確な解決策があるので、そういうところが分かりやすくていいなと思いますね。
――受講前にプログラミングはしていましたか?
受講する少し前に始めていました。
仕事でExcelは結構触っていたので、Excelでもっと色々なことがしたいなと思ってインターネットで調べて始めたんです。
――独学も経験した上で、プログラミングスクールを受講しようと思ったのはなぜでしょうか?
決め手は転職を考えているか否かでしたね。
正直、ちょっと勉強するだけだったら、基本独学でもいいと思うんですよ。
ただ転職なり副業なり、明確な目標がある場合だとスクールが一番かなと考えました。
他にも、独学だと自分がやりたいことをひたすら勉強して進める人が多いと思います。
実際に僕は独学しているとき、そうでした。
でも自分で選んだ技術は、企業が採用したい技術じゃないかもしれない。
それってもったいないですよね。
なので、スクールのカリキュラムで市場に求められるスキルの習得をすべきと思い、受講を決意しました。
――スクールを選ぶ際、テックアカデミー以外にも検討はされていましたか。
はい、かなり比較検討しました。
検討に当たり、僕が望んでいたポイントは3点です。
まず、オンラインで完結できること。
これがすごく大事だったので、それでかなり絞られました。
次に、転職保証があること。
もう30歳になる頃だったので、転職保証してもらえるスクールが少なかったんです。
最後に、明確な目標を決めてやるなら、メンターサポートが絶対欲しいと思っていました。
この3点について全部あるのがテックアカデミーだったんです。
自分が大事にしていた部分をすべて満たすのは諦めていたので、本当にありがたかったですね。
できるだけ自分で解決し、分からない部分はメンターに相談
――テックアカデミーでの学習は順調に進められましたか。
進めること自体はうまくいっていました。
ただそれをちゃんと理解して進めていくとなると話が変わってきて、中盤〜後半でつまずく箇所が出てきました。
――つまずいたとき、どのようにして解決していましたか?
Slackでのチャットサポートを利用していました。
質問するときは、用意されている質問フォーマットに沿って、どこで、どうつまずいたか、自分はどう考え、どう行動したか、という点を文章としてまとめていました。
まとめる内に自分の中で整理できることもありましたし、質問に対して現役エンジニアのメンターが簡潔に答えてくださったのでとても助かりました。
また、「いざとなったらプロに相談できる」という心持ちでいられたことは大きな安心材料でした。
できる限り自分で考えて、それでもダメだったら質問しようと思って学習していたのですが、もし相談できる環境が準備されていなかったら、「今ここが分からないけれど、ある程度進めたら分かるかも」と思った時に、手を止めてしまうと思うんですね。
そのまま分からなかったら、混乱したり手詰まりになったりするので。
なので、「とりあえず進めてみて、それでもわからなければ質問しよう」という気持ちでいられたことは、学習のモチベーション維持に大きく役立ったと思います。
現役エンジニアからリアルな働き方を聞き出し、仕事のイメージをつける
――メンタリングはどう活用していましたか。
カリキュラムについての質問はもちろんのこと、転職を目的に受講したので、カリキュラム以外のことも自分からたくさん聞きました。
例えば、エンジニアの仕事の内容についてはよく質問していました。
一口にサービスエンジニアやシステムエンジニアといっても、いっぱいありますよね。
ネットの記事などを見せて、「文章で見たらこんな感じでしたけど、実際はどんな感じなんですか?」という投げかけをたくさんしました。
カリキュラムの後半に差し掛かる頃には、作品がある程度できあがってきていたので、「じゃあこれって現職のエンジニアだったらどれぐらいの時間で作るんでしょうか?」といった、エンジニア像を具体的にするための質問をしていました。
――キャリアサポートはどう活用していましたか?
転職活動について、キャリアカウンセラーにたくさん相談させていただいていました。
最初の方は、書類選考ですごく落ちたんですよ。
経歴もボロボロでしたし、コロナもありましたし、歳も結構上なので。
僕が企業側だったとしても採用したくないなと考え込んでいたときに親身になってお話をしてもらいました。
他にも、面談の練習などもしていただきましたね。
――転職活動で気をつけていたポイントを教えてください。
書類選考は、簡潔に書いて見やすくしていました。
その方が、分かりやすく印象に残るんだと思います。
転職活動の初期は、細かく書きすぎていてうまくいきませんでした。
それからよく考え、企業は書類で全てを見ようと思ってないのではないかと仮説を立てました。
書類である程度気になったら、面接してみようと思うはずなので。
実際に簡潔にしてみたら、それから書類選考も通るようになりましたね。
もうひとつ、面接ではありのままの自分を話しました。
ありのままを話した面接は最後の一回だけで、そのまま最後の一回で内定をいただいたので、この行動が本当に結果につながったのかは正直わかりません。
実はそれまで理論武装して面接に臨んでいました。
例えば、僕は過去フリーターの時期があり、その期間が長かったので、「なぜフリーターをしていたのですか?」という質問をされることがありました。
その答えをあらかじめ考えて、これだったら印象悪くないだろうという答えをガチガチに作り込んでいたんです。
ある日キャリアカウンセラーと相談していて、「もう少しだけ柔らかくした方がいいかもしれないですね。」とアドバイスしていただき、一回素に戻って面接にチャレンジみようと思いました。
もちろん、ある程度内容は固めた上で、本当に自分の思ったことをそのまま前向きな意見として伝えていきました。
そして「なぜフリーターをしていたのですか?」という質問に対して、僕が最終的に答えたのは「その仕事が楽しくて夢中になっていたので」と本当に正直に話したんです。
その結果、採用していただいたのが今の会社です。
こういったこともあり、面接では思っているよりも力を抜いた方がいいんじゃないかと思っています。
理論武装した自分を認めてもらっても、素の自分が会社に合わなければ、後々苦しくなってくる可能性もありますからね。
自主的に学習を継続し、キャリアの幅を広げていきたい
――今の会社で今後どのようなキャリアを歩んでいきたいと思いますか。
ある程度、自分が何かを作れるようになって、キャリアの幅を広げていきたいと思っています。
そのために、プログラミング言語やAWSなどを自主的に勉強しています。
――これからエンジニアの転職を考えている人たちへのメッセージをお願いします。
ラクしてすごくなりたいっていうのは正直難しいとは思うんですよ。
でもこのエンジニアという職業って、難しい箇所とかつまずいた場所とかでもきっちり振り返って一個ずつ達成していける。
あやふやじゃなくてしっかり潰していける。
対処していけば、それは実績になるので、つまずいたら、そこが本当に成長できる場所になります。
そういった意味で自分の努力が目に見えやすいので、ぜひ頑張って欲しいなと思いますね。