1分でわかる記事要約
電力会社社員が未経験から手に職をつけるためにプログラミングスキル習得を決意
スキマ時間に学習でき、プロのメンターに質問できるテックアカデミーを受講
ECサイト、Webサイト制作などで月5万円の収入を副業で稼げるまでに成長
プログラミング未経験の電力会社社員から副業で収入を得るまで成長したテックアカデミーの卒業生に実際に、受講したからこそ語れるリアルな実体験を聞きました。
話してくれた人
黙々とがんばるさん
スキルアップやビジネスに関する情報収集が趣味。
例えばアメリカで新しいサービスがあるといった話を聞けば使ってみて、どういうビジネスなのか、どうやってマネタイズしているのかを調査する。
手に職をつけたい…。 未経験からどこでも働けるプログラミングスキルへの挑戦
――現在のお仕事と、経歴についてお願いします。
地方の工業高校を卒業して、電力会社に就職しました。現在は法令要求などに対する社内の対応方針を決めたり、法令を遵守するための社内規定を整備したり、設備の対策をする、といった対応を取りまとめる部署に在籍しています。
――副業を始めようと思われたきっかけは何でしたか。
現在は、深い知識やトレーニングスキルを持っていなくてもできる業務で、仕事を通じて特別な技術は身につけることができません。なので、ただ仕事を続けたとしても、年齢だけ重なって、でも知識はありません、という状態なってしまいます。それは嫌なので、手に職をつけて副業を始めたほうがいいのではないかと考えました。仕事以外でいろんな勉強を続けているのも同様の背景です。
あと、電力会社は現場の仕事があるので通勤が必須で、生活の拠点も発電所に通勤が可能な範囲に限られます。もし、場所を選ばずに仕事ができたら生き方の選択肢も広がるので、そういった仕事に憧れていたというのもあります。
――テックアカデミー受講前にプログラミングの学習はされていましたか。
はい。プログラミングを最初に学習したのは、機械学習がトレンドになっていた時期です。AlphaGoというAIが、囲碁の世界トップ棋士に勝利したという話があって。
それを機に機械学習がトレンドになると、常識として機械学習とはなんなのか知っておかないといけないような気がしました。なので、書籍で機械学習の学習をはじめたのですが、ここでPythonの勉強も始めました。ただ、自分でプログラミングを学習するとつまずくところも多くて、プログラムが書けるレベルとは言えない状態でした。
――副業を始めるとなったときに不安などはありましたか。
テックアカデミーで身につけたスキルだけで本当に稼げる実力に達しているのか?といった不安は感じていましたね。ただ、いつかは稼げる実力が身につくと信じていたので、テックアカデミーでのプログラミング学習は方向性として間違っているとは思っていませんでしたし、仮に副業した結果、実力不足を感じたとしても、副業で得られる学習体験自体が、今後自分が成長するためにいい方向に作用したらいいなと始めてみました。
6つのコースを仕事をしながらスキマの時間に進行
――学習の方は順調に進められましたか。
おかげさまで順調に進みました。受講したのは6コースで最初にWebアプリケーションコースが4週間、次にフロントエンドコースが4週間、その後にJavaコース、Androidアプリを受けました。そして期間を置いてShopifyとWebデザイン、これらも4週間なんですけど同時進行でやっていました。
受講前に少しHTMLやCSSについて勉強していた経験が、学習内容を理解するのに役に立ちました。もともと余暇を勉強に費やす習慣があったので、学習時間も十分確保でき、苦労せず課題まで終わらせることができました。
――受講中大変だったところはありましたか。
Javaコースで、最初の環境構築がうまくいかなくて。そこが一番つまずきましたね。ただそこはプロのメンターさんがチャットで即解決してくださったので大変助かりました。
メンタリングではカリキュラムのこと以外にも、仕事に関しては転職するとしたらどういったやり方がよいか、面接する側の立場ではどういう人が来たら採用したいかなどを質問しました。現役フリーランスのメンターさんもいたので、仕事の取り方の話も聞かせていただきました。
フリーランスの方は、もともとどこかの会社に就職をしていて、そこの取引先の方と今でも関係が続いていて仕事をもらっているケースもある、といった話などは参考になりましたね。
テックアカデミーワークスでECサイトの構築やLP制作の仕事を行う
――テックアカデミーワークスでの案件は何件ぐらい受けられていますか。
3つ案件を受けさせていただきました。
1つ目はECサイトを新規に立ち上げです。簡単なコーディングをして、お客様からテキストでいただいた商品データを流し込む作業でしたね。
あとの2つは両方ともLP制作業務でした。お客様から提示いただいたワイヤーフレームを元にデザインカンプを作成し、承認をいただいたらコーディングをして納品するという内容でした。
――進行中大変だったことは何でしたか。
ECサイトの立ち上げに関しては、いただいた情報について以前の情報と差異があったり、不足する情報があったりする中で納期が迫ってくるのがなかなか辛かったです。そういった可能性も考えて期限設定をしないといけないというのが分かって勉強になりました。
LP案件は、自分のオリジナル課題のときは1日〜2日で終わったので結構すぐ終わるんじゃないかと思ったんですけど、実際やってみると全然終わらなくて。納期に対しての進捗がかなりまずい状態で、そこはメンターさんがしっかりと注意してくださいました。
最終的に納期が間に合わなくて延期させていただいたんですけれども、デザインカンプの提出を延ばしていただいたら最終的な納品も遅らせてもらえるんだろうなと思っていたんです。そこにもちょっと認識の相違があり、実際には最終的な納期はそのままということになっていて。
結果として、その納期はお客様の提示された最終のデッドラインよりも若干余裕を持ったもので、交渉して後ろ倒ししていただくことになりました。
コミュニケーションの重要性と、受講から期間が経てば経つほど自分の知識も薄れていくので、コーディングの速度もそれに伴って遅れていくのを感じました。
あとは、お客様に提出する納品物としての品質を担保することの大事さですね。メンターさんからも毎日何十件程度もコメントをもらいながらやっていて、大変だったのが印象に残っています。
他に大変だったこととして、平日本業の仕事をしているので作業ができるのが早朝や深夜だったんですね。また、お客様の指示について、僕の認識が間違って、間違った方向で進んでいってしまったりというのもありました。
――そういった時は、どのように方向性を修正していきましたか。
メンターさんに状況を報告して、それを踏まえてメンターさんの方から改めてプロジェクトマネージャーの方を介して調整していただきました。
あと、こういったコミュニケーションに関して言うと、ECサイト立ち上げ中のメンターさんとのやりとりで、チャットでも「!」を付けて元気なようにしたりとか、テキストでのコミュニケーションの仕方が上手なメンターさんだったので、そこも凄く勉強になりましたね。2件目のLP制作の方もとてもコミュニケーションが上手な方でした。
大変なこともいろいろありましたが、実際に自分の手で月4万円〜5万円を収入を得られたのは自信につながっています。
新しい知識と経験を生かした仕事に挑戦していきたい
テックアカデミーの課題として制作したオリジナルサイト
――今回のテックアカデミーワークスでの副業を通して、ご自身の生活や価値観について何か変化はありましたか。
生活に関しては多少睡眠時間が削られたんですけど、元々スキマ時間や余暇は勉強する時間に充てていましたし、そういう点では生活に大きな変化はありませんでした。
価値観について、エンジニアは高単価で凄いものを作り上げる印象がありました。初心者なのでそういったものは作れないとしても、単価で見るとピンきりだと感じました。ただ、冷静に考えるとテックアカデミーワークスでは、未経験である受講生に実務経験を積ませてくれるメリットと学習の延長という部分もあるので、ここでの単価は普通の案件と比較すべきではないですね。やはり、エンジニアのお仕事が高単価だという部分についての価値観は変わっていないです。
――今後のキャリアについて、目標をお聞かせください。
せっかく学習したので、やはりIT業界で働きたい気持ちが大きくなっていますね。それが転職なのか起業なのか、副業としてなのかはまだ分からないですが、何らかの形で学習した知識を生かせるような仕事をしていきたいと考えています。
(インタビュー:田中/編集:河村)
副業を目指したい方は、はじめての副業コースの受講をおすすめします。