1分でわかる記事要約
多業種を経験する中で、場所にとらわれない働き方を目指すようになる
会社にとらわれず生きるためWebデザイン習得を決意、テックアカデミーを受講
卒業後、テックアカデミーが紹介するWeb制作の案件をこなし収入を得る
脱サラし、バックパッカーとして世界をめぐる。そのなかで場所にとらわれない働き方に憧れ、Web制作スキルの習得を目指す。現在では学んだスキルで収入を得るまでに成長したテックアカデミーの卒業生に、実際に経験したからこそ語れるリアルな実体験を聞きました。
話してくれた人
羽賀 智哉(はが ともや)さん
海外旅行が趣味で、過去にはバックパッカーも経験。
普段の空き時間は家で映画や本を嗜む。
デザインを中心に他業種で働きながら、自分が本当にしたいことを見つける
――これまでのご経歴についてお願いします。
岐阜県から上京して大学を卒業後、すぐに就職はせずにグラフィックデザインの専門学校に入学しました。それがちょうど10年前になります。専門学校に2年行って、そのまま東京でグラフィックデザイナーとして就職しましたが、激務というのもあり1年で退職し、その後はテレビ局で働いていました。こちらも生活リズムが不規則で、ずっと続けられる仕事ではないなと思い退職しました。
その後は地元に戻り、オリジナルTシャツを制作する会社に就職しました。電話営業やお客が入稿したデザインを整える仕事を4年間続け、そこからバックパックの旅に出ました。
これまでの経験上デザイン関連の仕事が多く、Webデザイン、コーディングには前から興味があったので学習をはじめました。
――テックアカデミーを受講される前、独学でWeb制作についての学習などはされましたか。
大学の授業でJavaがあったのですが、単位を落としていたくらいなので、正直すごく苦手意識がありました。HTML・CSSについてはデザインの専門のときに少し経験して、こちらはJavaよりはできそうな感覚がありました。
それに加えて、テックアカデミーを受講する前にプログラミング学習のWebサービスで少し勉強していました。そこから、今までのデザインスキルに直結できるWebサイト制作のスキルを学習したいと考え、テックアカデミーではWebデザインコースとWordPressコースをセットで受講しました。
――なぜスクールに通うことにしたのですか?
海外から戻ってきて2〜3ヶ月時間があったときに、ゆくゆくはWeb制作を仕事にしたいと考えました。一番期間が短いプランにしたのですが、選んだのは、時間があるうちに一気にやってしまおうという理由です。
また、どこから学習していけばいいのかわからなかったので、カリキュラムがあった方が初心者はありがたいと考えてスクールを検討し始めました。テックアカデミーはカリキュラムを後から読み直すことができるのがとても良かったです。教材にもなるし、アーカイブで本の代わりにもなるので、テックアカデミーを選択した決め手にもなりましたね。
――スクールはどう選ばれたのでしょうか?
学習のサポート体制は重要視していたので、スクールを選ぶ際の比較としてメンター制度は重要な判断材料でした。テックアカデミーの場合は現場の人がメンターなので、ポイントが高かったです。最初からフリーランスになりたいとも考えていたので、学習内容以外にも仕事の取り方や意識的な話や現場の声が聞けることもテックアカデミーは魅力的でしたね。
現役フリーランスのメンターから最大限に学びを引き出す
――テックアカデミーを受講した感想をお願いします。
短いコースの中に色々詰まっていたのですが、カリキュラムの一番最後の課題の内容まで最初に確認できるんですね。初歩的なところを一生懸命やって最後の難しいところで時間が足りないのは困るので、できるところは飛ばしたり、逆算して絶対に期間内で終わる計画を自分の中で立ててメンターに相談しました。そこでアドバイスをいただいて事前に期間内でゴールできる目安をつけました。
メンターに聞かなくてもできそうなところは後でもできるし、課題はできるだけレビューしてもらいたかったので、課題は全部出すようにしました。
モチベーションについては期間が短いからこそ保てたなと思います。メンタリングが週2回あり、メンターは受講した2コースどちらもとてもよい方だったので、それもモチベーションの維持に繋がりました。
Webデザイナーが周りにいるわけでもないので、相談できる人もいなくて比較対象もいなく、自分がどれぐらい進んでいるのかというのがあまり分からないという状態でした。なので、メンターとお話することで自分の現在地が分かって不安を解消できました。
――メンタリングの中で印象に残っていることはありますか。
フリーランスとしての裁量のお話を聞かせていただきました。例えば仕事を受けすぎて自分のキャパオーバーになってしまうと意味が無いし、逆に余裕を持ちすぎて収入にならない状態になってもよくないと思っていたのですが、メンターも本当にそこは大事だとおっしゃっていました。
フリーランスとして活動するにあたって自分の中で軸を持っておくことは絶対に忘れないようにしようと。他にも実際にWebデザイナーとして働いている方から現場のお話が聞けたのがよかったです。
自身での営業とテックアカデミーの2軸で案件をこなす
――テックアカデミーワークスではどのような案件を受けられていますか。
現在、動画制作会社のWebサイトのリニューアルのお仕事をさせていただいています。
――テックアカデミーワークスの前に、他のクラウドソーシングで案件を受けられたりはしていましたか。
クラウドソーシングのサービスは使ったことがなく、自分で営業して仕事を取っていました。名刺やホームページ作成、カンボジアにあるゲストハウスのWebサイトも作成したことがあります。オンラインで受注しているのはまだテックアカデミーだけです。
――現在テックアカデミーワークスでの収入はどのくらいになりますか。
まだ初めて間もないですが、これまで3案件を受注し、9万円ぐらいになります。
――テックアカデミーの満足度について、☆5満点だと何点になりますか。
☆4以上ですね。期待通りの手応えを感じていますし、コスパや学費など自分の払った費用に見合う学習ができたかなと。あとはテックアカデミーワークスの存在もありますね。
仕事を受注する際に、サポートの無い状態では案件を受けられるかどうか見通しがつかない状態でした。どれくらいの難易度なのか、わからなかったときはどうするかなど、自分1人ではトライできないこともメンターの制度があるから挑戦しようと思えました。
複数の仕事を掛け持ちし、場所にとらわれない働き方をしたい
――これからのキャリアや未来像についてお聞かせください。
今目指しているのが、”場所にとらわれない働き方”です。メインで3個ぐらい掛け持ちして仕事したいですね。ひとつの会社で地位が上がっていって高い給料をもらうのはそれはそれで素晴らしいですが、例えばその会社がなくなってしまったりしたらどうなるのかというのを考えたとき、3つぐらい持っておけばリスクヘッジにもなると考えています。
――現在副業としてプログラミングを学習したいと考えられている方へメッセージをお願いします。
踏み出せない理由は人それぞれだと思います。そこに投資できる資金がないとか時間がないとか、でもそれらがなくても絶対にやろうと思えばできるはずなんですね。
例えばプログラミングを無料で学習できるサービスもありますし、時間がないといっても1日10分とか15分なら使えるはずだからとにかくやってみる、それを習慣にすることが重要です。
踏み出すということを大きく考え過ぎるから踏み出せない可能性もあるので、一気に行こうとするのではなく少しずつ入っていけばいいと思います。
ゴールにたどり着くことができれば手段は変えていけばいいと思います。例えば、Webデザインの勉強をしていてやっぱり違う言語をやろうと思うかもしれないですし。それもやってみないとわからないので、まずは行動してみるのが大事ですね。
(インタビュー:田中 / 編集:河村)
羽賀さんのように副業を目指したい方は、はじめての副業コースの受講をおすすめします。