新入社員におすすめのプログラミング研修8選!選び方や注意点も解説

「新入社員にプログラミング研修を受けてもらいたいが、どの研修を選べばよいか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。本記事では、新人のプログラミング研修におすすめの企業やプログラミング研修を導入する際のポイントを紹介します。

これから企業で働く新人にプログラミング研修を実施することは、企業の業務効率化や生産性向上につながります。しかし「新入社員にプログラミング研修を受けてもらいたいが、どの研修を選べばよいか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、新人のプログラミング研修におすすめの企業やプログラミング研修を導入する際のポイントを紹介します。

目次

 

プログラミング研修とは?

ソースコードが書かれたパソコン画面

プログラミング研修は、ITの基礎知識やプログラミング言語の扱い方といった業務に役立つスキルを学ぶ研修です。 一般的に、新人プログラマーを対象に企業が研修をセッティングします。ここでは、プログラミング研修の目的やメリット・デメリットを紹介します。

プログラミング研修の目的

プログラミング研修の目的は、ITの基礎知識やプログラミングの技術といった現場で役立つスキルを習得することです。新入社員や新人プログラマーがプログラミングについて学ぶ中で、プログラムを作成する技術だけでなく、ITリテラシーやセキュリティ知識も身に付きます。結果的に、企業の業務効率化や生産性の向上につながるでしょう。

プログラミング研修の4つのスタイル

プログラミング研修のスタイルは主に4つです。最近はe-ラーニングやオンラインによる研修が増えています。通学やオンライン研修には、複数人が集まる集合タイプと、1対1で研修を受けるマンツーマンのスタイルがあります。

それぞれメリット・デメリットがあるため、自社に合った研修スタイルを選ぶとよいでしょう。

スタイル メリット デメリット
通学 【集合】

  • 直接指導を受けられる
  • 短期間で効率良く学べる
  • 社員同士の交流が増える
【集合】

  • スケジュール調整が難しい
  • 社員によって学習定着度に差が出る場合がある
【マンツーマン】

  • 1対1で効率良く学べる
  • 受講者に合ったレベルの学習ができる
  • 講師に質問しやすい
【マンツーマン】

  • 研修費用が高くなりやすい
  • 社員同士の交流が希薄になりがち
講師派遣型
  • 自社に合った講師が選べる
  • 研修のカスタマイズ化
  • 自社にはないノウハウや技術を習得できる
  • 講師代や委託代が必要
  • 時間や場所が限られる
  • 研修効果測定が難しい
オンライン 【集合】

  • 好きな場所で学べる
  • チャット機能で講師に直接質問できる
  • 移動時間がない
  • マンツーマンよりはコストを抑えることができる
【集合】

  • インターネット環境が必須
  • PCの貸し出しなど、費用がかかる場合がある
  • コミュニケーションが難しい
【マンツーマン】

  • 好きな場所で学べる
  • チャット機能で講師に直接質問できる
  • 移動時間がない
【マンツーマン】

  • インターネット環境が必須
  • PCの貸し出しなど、費用がかかる場合がある
  • 社員同士の交流が減る
  • ⾃主的に学習する意欲が求められる
e-ラーニング
  • 好きな時間に学べる
  • 何度でも復習できる
  • 場所が自由
  • インターネット環境が必須
  • 実技を伴うスキルが習得しにくい
  • 講師と直接コミュニケーションが取れない

プログラミング研修の内容

プログラミング研修の主な内容は以下の通りです。

  • IT基礎知識の習得
  • プログラミング言語の扱い方
  • システム開発の全体的なフロー
  • ITリテラシーやセキュリティの知識
  • 実務を想定したプログラミング学習

他にも、ビジネスマナーやビジネスメールの送り方といった内容が含まれる場合があります。プログラマーとしてクライアントと直接やり取りする場面もあるため、新入社員には特に必要な研修と言えるでしょう。

新人向けにプログラミング研修を行うメリット・デメリット

新人向けにプログラミング研修を実施するメリットは、業務の効率化です。
新入社員が自社の業務に役立つ知識やスキルを習得すれば、業務が効率良く進み、生産性の向上も期待できるでしょう。

一方、研修についていけない方や業務に生かせない方がいる場合、研修が長期化することがデメリットです。その間、新人は戦力にならず、研修のコストもかかります。特にプログラミング未経験者は、研修内容を実践できるまで多くの時間を要するかもしれません。

 

新入社員がプログラミング研修を受ける際の注意点

赤い背景と注意マークの吹き出し

新入社員が初めてプログラミング研修を受けたとき、やりがちなミスは以下の3つです。

  • さまざまなプログラミング言語を覚えようとする
  • 考えるばかりで手を動かさない
  • 写経練習が少ない

ここでは、それぞれの解決法について詳しく解説します。

学習言語は必要となる言語に絞る

プログラミング言語には、JavaやRuby、C言語といった数多くの種類があります。新人プログラマーがやりがちな失敗は、全てを一気に覚えようとすることです。さまざまな言語に手を出すと、学習効率が低下します。まずは自社の業務で使用する身近な言語から覚えて、徐々に使える言語を増やしていきましょう。

頭より手を動かそう

プログラミング研修で初めてIT知識やプログラム言語を学ぶ方は、用語を覚えることに必死になるかも知れません。しかし、プログラミングをマスターするには、頭で考えるよりも実際に手を動かすことが重要です。研修の課題が足りないと感じる方は、簡単なプログラムを自分で組んでみてもよいでしょう。

コードが理解できるまでは写経練習を繰り返そう

プログラミングの写経練習とは、教材のサンプルのような紙に書かれたコードをテキストエディタに打ち込むことです。コードに間違いがあれば、プログラムは作動しません。写経練習を繰り返すことで、基礎文法や言語ごとの構成への理解が深まります。正しいコードでプログラムが動くと、自信につながるでしょう。

 

プログラミング研修を導入する際のポイント

ノートパソコンとPointの文字

プログラミング研修は、新入社員や新人プログラマーのスキルアップだけでなく、自社の成長にも役立ちます。ただし、研修の成果を最大限に享受するには、自社に合った研修を選ぶことが大切です。ここでは、プログラミング研修を導入する際のポイントを5つ紹介します。

受講者のレベルに合った研修内容か

プログラミング研修で最も重視されるのは研修内容です。研修を受講する新入社員のレベルに合った内容でないと、知識の習得が難しく離脱率も上がるでしょう。また、同じ新人でもプログラミング経験の有無によってスキルレベルは異なり、必要な研修が全員同じとは限りません。

事前にスキルチェックを実施し、新入社員の知識や技術を把握した上で、導入するプログラミング研修を選びましょう。

価格に付加価値はあるか

プログラミング研修で大切なのは、価格に付加価値があるかという点です。研修の受講料は企業やコースによってさまざまですが、高ければよいというわけではありません。受講者のレベルに合ったコースを選べず、進捗管理やフォロー体制がない場合、あまり効果が期待できないでしょう。

プログラミング研修を導入する際は、価格だけで判断せず、サービス内容をしっかりとチェックすることが大切です。

サポート制度は充実しているか

メンター制度やフォローアップ制度、質問制度のようなサポート体制が充実していることも重要です。企業が実施するプログラミング研修は、新入社員が自主的に参加するわけではありません。企業が習得してほしい知識や技術を学ぶため、モチベーションを維持するための仕組み必須です。

特に初めてITに触れる新人の場合、小さな疑問につまずき先に進めずに離脱する恐れがあります。そのようなリスクを防ぐためにもサポート制度の有無に着目して選びましょう。

受講者に適した受講スタイルか

プログラミング研修の受講スタイルは主に5つです。サービスを提供するスクールや企業によって異なるため、受講者に適したスタイルを選ぶとよいでしょう。

例えば、「通学」は講師と直接顔を合わせてじっくり学べます。仕事の合間やちょっとした時間に学べる「e-ラーニング」は、時間を気にせずに受講したい方に向いているでしょう。希望するスタイルは受講者によって異なるため、いくつかの選択肢がある研修がおすすめです。

研修内容に見合った受講期間か

研修の受講期間が短すぎると、知識の定着やスキルの習得に時間が足りません。一方、長すぎても中だるみが生じて、受講者のモチベーションダウンにつながるでしょう。

プログラミング研修は、内容によって適切な期間を設定しないと離脱リスクが上昇します。現役プログラマーやエンジニアの意見を取り入れながら、研修内容に見合った受講期間を設定しましょう。

 

新入社員のプログラミング研修におすすめ8選

パソコンに向かってプログラミングする男性

プログラミング研修を実施している企業は数多くあり、それぞれ受講スタイルや価格、研修内容が異なります。導入を検討している企業の担当者は、自社に合った研修を選ぶとよいでしょう。ここでは、新入社員のプログラミング研修におすすめのサービス8選を紹介します。

TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademy(テックアカデミー)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインスクールです。

技術スキルだけでなく「主体的に考える力」「質問力」を大事にしており、あえて答えを教えずに自分で調べて解決する学習方針で「自走できるエンジニア」の育成を目指します。研修の進捗確認・振り返りが可能なレポート機能も用意しています。

企業名 TechAcademy(テックアカデミー)
スタイル オンライン
コース/料金(税込)
  • 4週間プラン:22万9,900円〜
特徴
  • 「自走できるエンジニア」へと成長するアクティブラーニングを採用
  • アウトプット主体で、実践を意識したカリキュラム
  • 未経験者の挫折を防ぐマンツーマンでのサポート
  • 研修の進捗確認・振り返りが可能なレポート機能をご用意
  • 研修日程に合わせて学習期間を調整でき、1名様から申し込み可能
  • これまで900社以上、30,000名を超える指導実績
公式サイト https://techacademy.jp/biz/training

CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp(コードキャンプ)は、オンラインのプログラミング・Webデザイン学習サービスです。ZoomやMicrosoft Teamsといった自社で使い慣れたツールで研修できます。学習理解度や定着率が高まるマンツーマン研修で、学習スタイルに合わせて講師を選べます。

受講前のスキルチェックで、受講者のレベルに合った研修ができる点も魅力です。フィードバックや進捗をオンライン上で一括管理しているため、企業も受講者の進捗を確認できます。

企業名 CodeCamp(コードキャンプ)
スタイル オンライン
コース/料金(税込)
  • プログラミングコース:19万8,000円~36万3,000円
  • Javaマスターコース:19万8,000円~36万3,000円
  • Rubyマスターコース:19万8,000円~36万3,000円
特徴
  • 受講前スキルチェック
  • フィードバックや進捗をオンライン上で一括管理
  • 30種類以上の教材有り
  • 7時から23時40分まで年中無休で研修OK
  • 学習スタイルに合わせて講師が選べる
  • 返金保証なし
公式サイト https://codecamp.jp/business

侍テラコヤ法人プラン

侍テラコヤ法人プランは、1人当たり月額3,980円から本格的にプログラミングを学べる日本最大級のサブスク型プログラミング学習サービスです。

24時間現役エンジニアに相談できるフォロー制度や、無制限で利用できる40種類以上の教材など、実践的な知識やスキルが身に付くサービスを提供しています。

企業名 侍テラコヤ法人プラン
スタイル オンライン
コース/料金(税込) 1人当たり月額3,980円から
特徴
  • 累計3万5,000名以上の指導実績
  • 挫折率8%と継続率が高い
  • 現役エンジニアの回答率100%Q&A掲示板
  • 作りながら学べる教材(40種類以上)
  • 現役エンジニアとのオンラインレッスン
  • 全額返金保証制度有り
公式サイト https://lp.sejuku.net/terakoya/biz/

Reskill(リスキルテクノロジー)

Reskill(リスキルテクノロジー)は、IT研修専門の教育機関です。座学+実践で学習が定着しやすく、学んだ内容は研修翌日から応用できるでしょう。新人から現役プログラマーまで学べる幅広い研修コースが魅力です。

研修の早い段階で業務に生かせる内容を学ぶことができ、社員のスキルを短期間で実践レベルまで引き上げたいと考えている企業におすすめします。

企業名 Reskill(リスキルテクノロジー)
スタイル
  • オンライン
  • e-ラーニング
  • 集団
コース/料金(税込) 公式サイトから問い合わせ
特徴
  • 無料研修管理システム
  • 研修に必要なものはリスキルが準備
  • 600種類以上の研修有り
  • 初歩的な知識から明日使える知識・技術を学べる
  • 受講者に合ったスタイルで研修ができる
  • 返金保証制度有り
公式サイト https://tech.reskill.jp/

KENスクール

KENスクールは「e-ラーニング」「通学」「公開型」「講師派遣型」とさまざまな受講スタイルが選べる法人研修サービスです。30年を超える歴史と5万人以上の卒業生、95%のリピート率という信頼と実績が魅力と言えるでしょう。

おすすめは「新人社員Java研修」「ネットワークエンジニア育成研修」「サーバーエンジニア育成研修」の3つで、プログラミング初心者から本格的に学びたい方まで幅広く学べます。

企業名 KENスクール
スタイル
  • e-ラーニング
  • 通学
  • 公開型
  • 講師派遣型
コース/料金(税込)
  • 新入社員(エンジニア)向けJava開発総合講座(期間:3か月):70万4,000円
  • C言語プログラミング講座(基礎):通学型17万500円/一社向け15万5,000円
特徴
  • 研修半年後にフォローアップ研修有り
  • 研修開始前よりe-ラーニングをオプション提供
  • 助成金申請サポート有り
  • 返金保証有り
公式サイト https://education.kenschool.jp/

Schoo(スクー)

企業名 Schoo(スクー)
スタイル オンライン
コース/料金 月額1,500円/1ID
特徴
  • 視聴管理やオリジナル研修作成などサポート体制抜群
  • ライブ動画なので質問もできる
  • 年間600本の動画を配信
公式サイト https://schoo.jp/biz/

insource(インソース)

insource(インソース)は、企業研修とコンサルティングを行う企業です。JavaやPythonに関する研修が豊富で、プログラミング言語について深く学べます。毎日実施されるテストで学習定着率の可視化が可能です。IT関連資格の学習のサポートもあるため、研修の成果として資格を取得したい方にもおすすめします。

あらゆる研修や動画教材が割引になる無料サービス「WEBinsource」では、研修を受けた方のアンケート結果を閲覧でき、研修内容や満足度が事前に分かる点も魅力です。

名前 insource(インソース)
スタイル
  • オンライン
  • 会場
  • e-ラーニング
コース/料金(税込) 公式サイトから問い合わせ
特徴
  • WEBinsource(動画・e-ラーニング教材・研修見学チケット・メンタルヘルスケアなど)
  • 研修リクエストサービス(インソースの公開講座を追加開催)
  • 100種類以上のカリキュラム
  • 法人プランはお得が多い
  • プログラミング初心者向け研修が多い
  • 返金保証制度有り
公式サイト https://www.insource.co.jp/bup/bup_middle_for_se_programming.html

初心者向けプログラミング研修

初心者におすすめのプログラミング言語「Python」とWEBアプリケーション「Django」を使用したプログラミング研修を、Udemy(ユーデミー)やSAMURAIが手掛けています。SAMURAIは累計受講実績3万5,000件を超える規模の企業で、完全オーダーメイドで研修内容を組み立てるため、効率良くプログラミングが学べます。研修前にヒアリングを行い、受講者のスキルに合ったメンターを割り当ててくれるなど、サポート体制も抜群です。

Udemyは教育・出版の最大手企業ベネッセが運営を担っており、初心者コースではブログなどのWebアプリケーションを1人で作成できるようになります。

 

まとめ

スーツの男性とパソコン

新人向けのプログラミング研修では、ITの基礎知識やプログラミングの技術といった現場で生かせるスキル学びます。実践的な技術だけでなく、ITリテラシーやセキュリティ意識も身に付くため、企業の業務効率化や生産性の向上につながるでしょう。

プログラミング研修はさまざまな企業が実施しており、受講スタイルや価格、研修内容やサポート制度が異なります。育成した人材を企業の成長に役立てるには、自社の新入社員に合った研修を選ぶことが大切です。

 

テックアカデミーIT研修のご紹介

テックアカデミーIT研修

テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞している、オンラインIT研修です。
技術スキルのみ学ぶのではなく、「主体的に考える力」「質問力」と言った学びに向かう姿勢の獲得を大切にしており、「未経験者でも自走できるエンジニアへ」成長させることを目指します。

 

研修でこんなお悩みはありませんか?

人材育成のご担当者様にお聞きすると、

  • 研修設計時に関するお悩み
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