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テックアカデミーオンラインブートキャンプの公式ブログ

8週間で開発したオリジナルサービスを発表!オンラインブートキャンプDemoDayレポート

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TechAcademyのオンラインブートキャンプでは、開発したオリジナルサービスを発表する「DemoDay(デモデー)」を開催しています。今回は第1期のイベントレポートです。当日は首都圏に限らず、大阪、愛知、岐阜など全国から約60名の方が参加され、第一線で活躍するエンジニアに審査員をつとめていただきました。

DemoDayとは

オンラインブートキャンプの期間最終日に、8週間で開発したオリジナルサービスを発表して、それを審査するイベントです。

発表者は3分で開発したサービスを発表し、それに対して審査員が評価をします。表彰式では上位3名の表彰を行いました。

第1期のDemoDayの審査員はこちらの3名です。TechAcademyを運営するキラメックス株式会社代表の村田も審査員をつとめています。

  • 株式会社リブセンス 取締役 桂 大介氏
  • 株式会社クラウドワークス CTO 大場 光一郎氏
  • キラメックス株式会社 代表取締役社長 村田 雅行

白熱するサービス発表

会社の経営者、会社員、大学生と多種多様な年齢・職種の方が発表を行います。8週間の成果を発表する場ということもあり、みなさんの発表にも力が入っていました。

開発されたサービスは、仲間同士で使いたいサービス、会社で使っているサービスを便利の使うためのサービス、趣味の延長線上で自分が使いたいサービスなどがありました。オリジナルサービスは、Ruby on Railsを使って開発する以外に特に制限がないため、いろいろなテーマのサービスが開発されます。

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サービスを発表する受講生の方

グランプリが決まる表彰式

栄えあるグランプリは、牧野浩司さんの「1042.diet(糖質ダイエット)」が受賞されました。

こちらのサービスはダイエットのための便利なサービスがなかったため、自分で開発したと言います。食べたものの糖質カロリーや毎日の体重、体脂肪率を記録し、蓄積されたデータを月単位や年単位でグラフにしてダイエットの経過が一目でわかるようになるサービスです。技術的チャレンジと実際に使うシーンを想定されたサービスである点に高い評価がつけられました。

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牧野さんにはグランプリとして、感想をコメントいただきました。
「まさか自分が選ばれると思っていなかった」とびっくりしている様子でした。

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受賞者と審査員で記念撮影

審査員講評

表彰式のあとは、審査員から一言ずつコメントをいただきました。一部を紹介します。

株式会社クラウドワークス 大場 光一郎氏

短い発表時間の中で皆さん自分のつくったものを発表していただいて僕自身も楽しめました。みなさん様々なバックグラウンドを持っていらっしゃってそのなかで、今までエンジニアリングについてまったく考えたことがなかったであろう人たちが一生懸命作ってきたというところに感動しています。

グランプリの牧野さんは特にそうですが、自分が使いたいものを強力にイメージして、それに向かって信念をもって開発を進めるというのは一番最初にサービスを生み出すという点で非常に重要なところだと思います。そうやって今まで世の中になかったものを生み出して、広くみんなに使ってもらえるのはエンジニア以外にはなかなか難しいことだと思うんです。
そういった力を手に入れた皆さんは開発する楽しみを身につけてきたと思いますので、引き続き楽しみながらサービスづくりを続けて技術を高めていってください。

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株式会社リブセンス 桂 大介氏

今日はいろんなサービスがあった中で、世の中に広く出していこうというのもありましたし、自分や自分の身の回りの人で使うようなものもありました。これからエンジニアがもっと増えていっても、全員がソフトウェア開発者になるとは思っていないです。例えば自分の家族だけで使うiPhoneアプリとか、自分の職場で使うソフトウェアを作って仕事の効率が上がったり、本来はソフトウェアってそういう小さなことだと思うんです。

本当に自分が使うシーンを想定してそこにまっすぐな答えができていく、それがたまたま広がって大きな会社やサービスになることもあるだろうし、自分の身の回りの人を幸せにしたりということがあると思います。皆さんはもう実感されていると思いますが、プログラミングってそんなに専門的なことでも難しいことでもないので、もっと気軽に必要なときに必要なコードを書いて生活を豊かにしていっていただきたいです。

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キラメックス株式会社 村田 雅行

今回学んだことをベースにして、今後も学習を続けることができると思います。技術を勉強していくことが積み重なって、自分でできる幅もどんどん広がっていきます。今回オンラインブートキャンプで学んだことを活かして、さらに良いサービスを作っていってください。

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プログラミング仲間の輪を広げる懇親会

表彰式のあとは参加者のみなさんで記念撮影をして、そのまま懇親会に入りました。懇親会では8週間の頑張りをみなさんで労い、懇親会では受講生同士で連絡先を教えあい、プログラミングを学ぶ仲間の輪を広げていらっしゃいました。

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ご参加いただいたみなさんありがとうございました!

DemoDayは期ごとに開催してきました。今後は、一定期間に受講された方を対象にしてDemoDayを開催する予定です。成果を発表する場、他の受講生と交流する場としてこれからもDemoDayを開催していきます。

現役のPHPエンジニアがRailsを使ってオリジナルサービスの開発に挑戦した理由とは

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今回インタビューしたのは、PHPエンジニアとして活躍されている清水辰也さんです。もともとWebエンジニアとして働いている清水さんが、オンラインブートキャンプに参加してオリジナルサービスの開発至った背景についてお話を伺いました。

プロフィール:清水 辰也
1986年生まれ。SBクリエイティブ株式会社でPHPエンジニアとして活躍中。

自分で1からサービスを作ってみたかった

――現在のお仕事について教えてください。

デジタルコンテンツ事業部でPHPのWebエンジニアをしています。会社が電子書籍の販売権を持っており、そこで女性向けコンテンツの販売サイトの保守や機能の追加、Webまわりの業務を担当しています。具体的な業務内容は、漫画などの原稿をTIF形式の画像でもらって電子書籍のファイルに加工して配信したり、素材ファイルの格納を行っているFTPサーバーのメンテナンスなどです。弊社は特定のジャンルに特化しているので発行部数は6〜7千くらいですが、大手出版社では数万部規模になると思います。配信前に抜け漏れがないかしっかりチェックして出版しています。

――PHPエンジニアとして働きながら、なぜオンラインブートキャンプに参加されたのでしょうか?

独学でもある程度までは進めるのですが、自分で1からサービスを作るところがずっと詰まってできなかったんです。TechAcademyオンラインブートキャンプの売りが、「独自のサービスをつくれる」という点だったので自分のサービスを作れるところまでスキルを伸ばしたいと思って参加しました。

――プログラミングの知識があっても1からサービスをつくるのは難しいのでしょうか?

学んだ知識をどうやって落とし込むのかがわからず、実際にサービスを作ろうとすると途端に進めなくなってしまうことがあります。以前は、自分でサービスを作ろうと思っても、誰が利用するのかを想定出来ずにモチベーションが下がってしまい、途中で開発をやめてしまうということがよくありました。モチベーションをキープしたままオリジナルサービスを完成さたいという思いもありましたね。

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誰かにアウトプットすることで新しいヒントが得られる

――実際にオンラインブートキャンプで勉強してみていかがでしたか?

もともとWebエンジニアなので最初のカリキュラムはサクサク進みましたね。進みが早かったので、カリキュラム外のことでテストコードを書いて試したりしていました。あとは、カリキュラムごとにいろんなサービスをつくる課題があって、それがとても勉強になりました。例えば、AmazonのAPIなど他のサイトを利用して開発する方法は他で学ぶ機会があまりないので参考になりました。たくさんのヒントをもとに自分で実践して作れるのはいいですね。他に、カリキュラムにあったBootstrapは今まで使ったことがなかったので、実際に学ぶ機会が得られて良かったです。綺麗なサイトを作るにはスタイルシートやデザインをきちんと学ばなければいけないと思っていたのですが、Bootstrapを使えばある程度それっぽく見せられます。今後も使っていきたいですね。

――チャットサポートやメンタリングは活用されていましたか?

独学に慣れているので、チャットでの質問はあまり多くなかったかもしれません。メンタリングについては、メンターと雑談もしながら有益な情報を得ることができました。一人で学習していてもモチベーションが続かないので、メンターと話しながら何をやっているのかを整理していきました。学んでいることを誰かにアウトプットすることで、フィードバックやヒントが得られ、そこからまた新しいアイデアが浮かんだりします。人に説明することで自分が何につまずいているのかわかりますし、自分が本当に作りたいものを再確認することができました。

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DemoDayでの発表の様子

Twitterクローンをアレンジしてオリジナルサービスを開発

――どんなオリジナルサービスを作られたのか教えてください。

SOBAMESHI」という名前のサービスで、現在地の近くにある美味しいお店の情報を見ることができます。お店の情報はユーザーが投稿することで登録されます。会社が六本木にあり、いつもその周辺で昼食をとるのですが、六本木は居酒屋が多くてランチ情報が充実していませんでした。なかには居酒屋でランチを始めるお店もあるのですが、そういったお店は他のグルメサービスで登録されていなかったりしてなかなか探せないんです。現在地からすぐ近くにある美味しいお店の情報を得られるサービスがあったらいいなと思って作りました。

――そのサービスを作ろうと決めたのはいつ頃でしょうか?

オンラインブートキャンプの4週目あたりに決めました。カリキュラム内にあったTwitterクローンをアレンジして、会員登録、投稿、お気に入り登録にプラスしてお店の写真投稿などの機能を付けていきました。

――アレンジにするにあたって工夫した機能などはあるのでしょうか?

現在地からお店までの距離がわかるように、GoogleMapのデータをもとに緯度経度の差分を使って表示した機能があります。他には、まだチェックされていないお店を登録して地図にマーカーを付ける機能を作りました。これが一番難しかったですね。今後はお店を検索して使えるようにして、口コミされるようないいサービスを作るのが目標です。

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開発したサービス「SOBAMESHI

――最後に、これからオンラインブートキャンプに参加される方にメッセージをお願いします。

DemoDayでは初心者から素敵なサービスを作っている方がたくさんいました。グランプリを受賞された方に懇親会でお話を伺ったのですが、「このサービスをつくりたい」という強い意欲を持って参加されていたようです。ですので、「こういったものが作りたい」というものがあって参加するといいかもしれません。何か作りたいものがあって、そこに向かって技術を習得していくと学習も身につきやすいのではないかと思います。

(インタビュアー:横内優子)

プログラミングは難しくても8週間で習得可能!大学院生が自分のために開発したWebサービスとは

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今回は東京工業大学院2年生の梅津雄一さんにお話を伺いました。大学院生で研究が忙しい中、初心者からどのようにプログラミングを学んだのか、その経緯についてお伺いしてみました。

プロフィール:梅津雄一
1992生まれ。群馬県出身。東京工業大学院2年生。来年からSEOに特化した会社に就職予定。大学では最適化の研究を行っている。

内定先企業の社長もたまたまオンラインブートキャンプを受講

――現在は東京工業大学の大学院生ということですが具体的にどのような学問を学んでいらっしゃるのですか?

最適化という学問を学んでいます。最適化とはある条件の下で目的の値を最小化させたり最大化することを目的にした学問です。例えばGoogleMapなどの地図上の最短ルートを計算したり、野球のチームの最適な打順を確率から算出するといった研究に用いられています。具体的にはルート案内や地図上での最短距離ルートを割り出すには道が2通りあったら、そこからまた新たに道が2通りの道が分岐していきます。それを続けていくと何百万通りのルートが出てくるので、それらのルートを一つ一つ確認していくと到底計算ができません。そのため計算方法を工夫して最適解を出すことが必要なのですが、そのような方法を学んでいます。これから修論に取り掛かるのですが、僕がネットワークビジネスについて研究していて、証明をしながら最適なネットワークビジネスのモデル化を研究したいと思っています。

――なんだか難しそうな学問ですね。就職先はもう決まっているのでしょうか?

SEOに特化した会社に就職します。実は就活はほとんどやっていないです。大学では塾の講師や、駅で満員電車に乗客を押し込むアルバイトなどをしていたのですが、昨年の12月に研究室の後輩に誘われて始めたバイトがそのまま就職先になりました。5〜6人のアットホームな会社です。

――SEOにもプログラミングスキルは必要なのでしょうか?

SEO自体にプログラミングスキルが必須というわけではありません。ただ、就職前に会社のサービスがどのようにできているのかを一通り勉強したかったというのと、将来の具体的な職種をまだ決めたくなくて、今のうちにいろんなことにチャレンジしてみたいと思いました。ちょうど会社のシステムがphpからRailsに移行中で、今後新しくサービスを作るときにはすべてRuby on Railsになっていくそうです。そんな経緯もあり、ゆくゆくはエンジニアの方たちとやり取りをうまく行いたいので今回の受講を決めました。

――受講を決める際に比較したサービスなどはありますか?

他のサービスも調べてみたのですが、最初のうちは何がわからないのかがわからないという点があります。プログラミング学習ができる動画を見たり、ネットで調べたりするのですが、なかなか一人では進まなかったので疑問点がすぐに解決できるTechAcademyのオンラインブートキャンプに決めました。そしたらおもしろいことに、TechAcademyのオンラインブートキャンプを受講しますと社長に報告したら、「私も申し込みましたよ」と社長が先に1期生として申し込みをしていたんですね。だったら一緒に受講しましょうということで、僕の受講費は会社が出してくれました。まさか社長と同じコースを受けるとは思っていなかったのでとても驚きました。

――大学の研究も忙しいと思うのですが、学習時間はどのように確保していましたか?

朝7時頃からモスバーガーで勉強していました。大学では研究室にパソコンがあったので、研究の合間に勉強したりしていましたね。研究が忙しくて大学の勉強との両立が大変でしたが、会社が出してくれたお金だったので頑張りました。

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お笑い好きが高じて、大喜利のSNSを開発

――今回はどんなオリジナルサービスを作られたのでしょうか?

大喜利のSNSです。もともとお笑いが好きでライブによく行きますし、コンビを組んで新宿の劇場で出演したこともありました。今回作ったサービスは自己満足大喜利という、お題も答えも自分で書いて、セットにしたものをタイムライン上でシェアするサービスです。お笑いを通してコミュニケーションが取れたり、面白い人が活躍できる場を作ったりしたいなと思って開発しました。ある人が考えたお題に対して、リツイートする形で他の誰かが答えを返したりすることもできます。

――サービスを作る上でパーソナルメンターとのメンタリングではどのような話をしていましたか?

実現したい機能について質問して、その実装方法を教えてもらうことが多かったです。例えば、機能として答えを書き換えたり画像を入れたいんですと相談したら「こういうGemを使うといいですね」と提案がありました。予め質問をストックして、メモに質問を書いておいて30分の間にどんどん先生に質問を投げていくといった方法が良かったと振り返って思います。質問を投げると口頭で返してくださって、参考サイトを教えてもらったりもしました。

――普段のチャットサポートも使っていましたか?

わからないことはすぐにチャットを使って聞いていました。チャットでは他の受講生がどこまで進んでいるかがわかるのですが、進みの早い人が結構いらっしゃってびっくりしました。皆で同じチャットツールを使うので、他の人の質問からたくさんの情報量を得ることができました。なので、わからないところがあったらチャット内で検索して同じような質問をしている人がいるのでそれをみて解決していましたね。他の人の質問から学ぶこともたくさんあります。

――オリジナルサービスを開発していくなかで難しかったところはありますか?

TVのフリップのように、大喜利の微妙なニュアンスを表現できるようにしたくて投稿の文字の大きさを変えたり、色を変えたり、フォントを変えてみたりしたかったのですがそういった機能を実装するものがなかなか見つからなくて難しかったです。自分でGemなどを探してくるのですが、メジャーなGemではなくてできちんと動くかどうかわからないところがありました。それでも結果的に、動いたので諦めずに実装できてよかったです。

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DemoDayで発表する梅津さん

プログラミングは難しいけど、8週間やればできるようになる

――今回身に付けたスキルを今後はどのように活かしていきたいですか?

他にもいろんなサービスを作っていきたいです。Railsを使って大学で研究していることをサービスにできたらおもしろいですね。将棋やチェスといったゲームの世界にも最適化の学問は応用されていて、最近ではコンピューターの将棋がプロに勝ったりして話題になっています。将棋のたくさんのパターンがデータとして蓄積されて、そこに最適化の機能が組み込まれているんです。また就職先の会社でもこれからRailsを使ったサービスに移行していくので、運用の部分などで力になっていければと思っています。

――最後に、これからオンラインブートキャンプを受講される方へのメッセージをお願いします。

プログラミングについてはやっぱり難しいというところと、でもできるというところです。
難しくてもやればできるということですね。習得するのに時間がかかりますが、難しくて、手間のかかる分、サービスができた時の感動も大きいので8週間で迷っている方がいれば、ぜひチャレンジして欲しいと思います。

(インタビュアー:横内優子)

元塾講師!異色の経歴を持つ現役フリーランスエンジニアがリモートメンターの仕事を選んだ理由

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オンラインブートキャンプでは、現役エンジニアのメンターがリモートで受講生のプログラミング学習をサポートしています。今回は第一弾として、元塾講師という異色の経歴を持つフリーランスエンジニア、田丸愛継さんにメンターのお仕事の楽しさとやりがいについてお話を伺いました。

プロフィール:田丸 愛継
1968年生まれ。フリーランスエンジニア。9才の頃からプログラミングを始めてはや40年弱。途中、塾講師などをしながらもプログラマーとして様々な形でシステムを作り続けて今に至る。現在はフリーランスとして様々な開発プロジェクトに参加中。TechAcademyオンラインブートキャンプにてメンターとして活躍中。

小さいころからまわりにあったプログラミングの環境

――現在はフリーランスのエンジニアとして働いているとのことですが、どういった経緯でエンジニアになったのでしょうか?

田丸愛継氏: もともと両親がエンジニアだったので、プログラミングに触れる環境が幼い頃からありました。当時は家庭用コンピューターが大変高価だったので日曜日になると一人で秋葉原にあったパソコンメーカーのショールームに行き、子供ながらにパソコンをいじってそこでコードを書いていました。言語はBASICと、今のアセンブラではなくマシン語から入りました。とにかく楽しかったですね。学校の授業中、ノートに手書きでコードを書いて、次は一発で動かしてやると思いながら毎週秋葉原に通っていました。そこから大学入学前に父の会社の知り合いの関係で開発のアルバイトをし始めました。

――最初はWebプログラミングではなかったと思いますが、いつからWebプログラミングを扱うようになったのでしょうか?

田丸愛継氏: Web言語は2004年頃から触れ始めました。それまではPerlやCOBOL、Cなども一通り使っていましたが、知り合いから頼まれてWebの仕事に関わっていくうちにPHPをはじめとして、Ruby、Pythonなども自然と使う機会が増えてきましたね。子供の頃からプログラミングに親しんでいたので、新しい言語を覚えるのにはそんなに苦労しませんでした。

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受講生が求めるものに応じて対応を変えている

――オンラインブートキャンプのメンターとしてどんな業務をされていますか?

田丸愛継氏: 4名の受講生を受け持っているのでメンタリングの時間として週に4時間程度の業務をしています。もともと塾で講師として働いていた経験があるので、チャット上でのやりとりよりもFace to Faceでのメンタリング業務の方が性に合ってますね。

――元塾講師のエンジニアというのは珍しい経歴ですね。その経験も踏まえて受講生にどのような対応を心がけていますか?

田丸愛継氏: 受講生さんによって求められているものが異なるので、その受講生に合った対応を心がけています。プログラミングが初めての方もいれば、既にある程度理解している方もいらっしゃいますので、どんなオリジナルサービスを作りたいかを先に聞いておくことで、事前に学ぶべき点をアドバイスしています。特にオリジナルサービスは一からつくりますので、サービスに必要なパーツを掘り出す作業から始まります。最初にどんなものを作りたいかを考えてもらって、どんなパーツを掘り出すのかを話します。そして作りたいサービスをイメージしてもらって、そのサービスを作るにはどういう技術が必要で、だからここを重点的に学びましょうと全体をみながらアドバイスをしています。

――受講生に合わせた対応を重視しているということですね。

田丸愛継氏: どこのレベルまで行きたいかというのも大事です。将来エンジニアとして働きたいのか、副業としてサービスを立ち上げたいのか、単純にプログラミングを理解したいのか、といった違いがあるので伝えることも異なります。技術についても同じで、趣味で作れるレベルから、仕事で誰かから指示があったものを作れるレベル、そして自分でつくったサービスを自分でローンチして運用するレベルまであります。プログラミングを仕事で使いたいという方には、仕事でやるならここまで出来なくてはいけないですねと具体的にアドバイスをしています。

――具体的なアドバイスの例などありますか?

田丸愛継氏: 例えば受講生の方には制作側ではなくマネジメントの人間だけれども、エンジニアがどういう仕事をしているのか知りたくてオンラインブートキャンプに参加される方もいらっしゃいます。そのような方には、サービスが出来上がるまでにどんな過程があるかということを知ってもらい、管理する上でどこに気をつければいいのかをお伝えしています。現場での経験が長い分、マネジメントに関してもアドバイスをさせていただいています。せっかくオンラインでマンツーマンの授業をしているので、受講者の方が求めているものに応える工夫をしています。それがないと本や無料の動画と変わらないですからね。

――オンラインブートキャンプはRuby on Railsを使っていますが、技術的なサポートで気をつけていることはありますか?

田丸愛継氏: Ruby on RailsというフレームワークはRubyを便利に使うための道具なので、データベースやWebの仕組みがどうなっているのかを知った上で使うとわかりやすいです。そのことが理解してもらえるように心がけています。例えばデータベースなのか、サーバーやネットワークの部分なのか、どこでつまづいているのか把握するようにしていますね。私はそういったバックボーンを持っていたので割と教えやすいです。

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田丸氏はTechAcademyの初心者向けプログラミング講座の講師もつとめる

リモート勤務は今の時代に合った働き方

――メンター業務でのやりがいや面白いと思うところはどんなところですか?

田丸愛継氏: 1対1でプログラミングについて人と話すのが楽しいですね。あとは受講生の本音を探って、相手が本当に望んでいることをこちらから引き出してあげることが楽しいです。「こんなものが欲しい」という相手の言葉をもっと深掘りしていくと、本当に求めているものは別のものだったということがよくあります。自分が本当に求めているものは自分でわからないので、そこを掘り起こしてあげなくてはならないのです。そこを掘り起こすことで、質問したいことがどんどん的確になっていきます。そして自分で調べることができるようになるので、自分1人でも解決できるようになっていく方が多かったですね。

――メンター業務はリモートでの勤務ですが、なぜやってみようと思ったのでしょうか?

田丸愛継氏: 私事ですが、家に2才の娘ともうすぐ1才になる息子がいます。この子達が幼稚園に入園するまでは近くで成長を見守っていたいなと思っていて、自宅で作業できるリモート勤務を探していました。

――実際にリモートで仕事をしてみていかがですか?

田丸愛継氏: 場所の移動がないので時間の無駄がありませんし、家族と一緒に過ごせる時間が増えるというのはいいですね。今はネット環境さえあればリモート勤務ができるのでいろんな働き方があっていい時代ではないかと思います。

――今後のメンター業務への意気込みがあれば教えてください。

田丸愛継氏: 受講生には通り一遍のエンジニアやプログラマーにはなってほしくないです。「エンジニア人口は多いけど人材は足りてない」とよく言われますが、新しくプログラミングを学ぶ人口は増えてきているけれど、人材レベルにまで育て上げるメソッドってそんなに多くないんじゃないかと思います。ですので、私がオンラインブートキャンプを通してその一部になりたいなと思っています。「オンラインブートキャンプから出た人を雇ったらここまでやってくれる人だった」と喜んでもらえれば嬉しいです。

(インタビュアー:上田晴香)

文系大学生でもWebサービスは作れる!プログラミングを続けられた学習スタイルとは

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オンラインブートキャンプを受講した大学2年生の佐藤圭さんにお話しを伺いました。もともとは文芸部出身の文系大学生でしたが、友達とゲームをつくることをきっかけにプログラミングを始められたといいます。プログラミングを学ぶことにしたきっかけや受講の感想などについて伺っています。

プロフィール:佐藤 圭
1995年生まれ。白鵬大学経営学部2年生。高校時代から文芸部に所属するなど、文系の大学生だが友人とゲームを作るためにプログラミングの学習を開始。

文系大学生からプログラミングの道へ

――大学生とのことですが、普段はどんな勉強をされているのでしょうか?

佐藤圭氏: 白鵬大学の2年生で経営学を学んでいます。プログラミングは関係ない文系ですね。

――プログラミングはどうして学ぼうと思ったのでしょうか?

佐藤圭氏: 高校の友達が音楽を作るのが好きで、せっかくだからそのままゲームを作ろうという話になったのがきっかけです。もともと僕は高校の頃から文系で文章を書くことに興味があり、文芸部に所属していたくらいです。それでも、プログラミングができる人がいなかったので僕が担当することになりました。それでプログラミングを本格的に学び始めたのは今年の2月くらいからです。まだ半年くらいですね。

――最初はどのように学習していたのでしょうか?

佐藤圭氏: 技術書を買って学んだり、Codecademyというプログラミング学習サービスを使っていました。Codecademyは全部英語のサイトなのですが一緒に英語の勉強もできるので一石二鳥かなと思っていましたね。

――独学で進める中で特に問題などはありませんでしたか?

佐藤圭氏: 最初は、本を買ったりサイトで学びながらサンプルのプログラムを書き写すのですが、コード通りに動いても、実際にどのようなことに活かされてくるのかという具体的なことはよくわかりませんでした。

――わからないことがある時はどのようにしていたのでしょうか?

一人で勉強していると限界があるので、どうしてもわからないときはQ&Aサイトなどを使っていました。ただ、期待した答えじゃないことも多く、参考にならなかったことも多いです。

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Webサービスを作って見たくてオンラインブートキャンプに参加

――オンラインブートキャンプを受講した動機を教えてください。

佐藤圭氏: ゲームの開発だけでなく、以前からWebサービスをつくることに興味があり、Ruby on Railsなら簡単にWebサービスが作れるということはプログラミング関連の記事を読んで事前に知っていました。でもいざ自分で学ぼうとなると、新しい情報を探すのに覚えることがたくさんあったり、どこから学んでいけばいいのかわからなかったりするので、自分一人だけでは億劫になってしまう部分がありました。たまたまFacebookでオンラインブートキャンプを見つけて、人に聞けるサービスならいいかなと思って受講しました。

――他のサービスと比較したのでしょうか?

佐藤圭氏: 受講にあたり他のサービスとも比べてみたのですが、学生だと値段が安かったのでのオンラインブートキャンプに参加することに決めました。普段は家庭教師のアルバイトをしているのですが、学生なのでバイト代でまかなえる範囲で受講できないと厳しいところがあります。

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ゴールとして作るものがあったから続けられた

――8週間受講してみての感想はいかがでしょうか?

佐藤圭氏: プログラミングを学ぶきっかけとしてすごくいい機会になったと思います。やっぱり自分でWebサービスを作ろうとしても何から始めればいいのかわからないことがあると思うんですけど、ゴールがちゃんとあって必要な物を学んでいくというスタイルが良かったです。

――具体的にカリキュラムのどのあたりが良かったのでしょうか?

佐藤圭氏: カリキュラムごとに課題があって、ヒントを得ながら自分で作っていくと徐々に理解できるようになっていったのが良かったです。例えば、本だとパズルのピースを集めているように各技術をバラバラに学ぶことはできるのですが、実際にそれらをどうやって組み合わせて使うのかという部分に関しては自力ではなかなか難しいと思います。オンラインブートキャンプの場合は、作りたいサービスの全体像がわかっていて、そこから逆算して体系的に学べるので、得た知識をどのように使いこなすのかというところを具体的に学べました。

――メンターとのメンタリングはいかがでしたか?

佐藤圭氏: メンタリングでメンターにコードを直接見てもらえるのはすごい良い点だなと思いました。どうしても独学で学んでいると、とんでもないコードを書いてしまったりするのですが、そういうところを直接指示してもらうのはありがたかったです。

――現在学生さんですが、今後はどのようにしていきたいですか?

佐藤圭氏: まずは自分で作ったサービスをさらに公開したいです。学校の友達同士のチャットなど身内で使えるサービスが作れるようになったら嬉しいですね。今の時点で将来の希望は決まっていませんが、Webサービスやデザインの方向も学んでみたいなと思います。

――最後に、これから受講される方へのメッセージをお願いします。

佐藤圭氏: わからなくなったときには素直に聞くことが大切です。そこで何がわからないのかを自分でよく考えていくと学びが深まるのではないかと思います。また、最初の段階でオリジナルサービスの設計を始めておくと、より理解が深まるのではないでしょうか。

(インタビュアー:上田晴香)