テックアカデミーIT研修導入事例
– 株式会社コラボレーションシステム様

株式会社コラボレーションシステム 柿永様・小島様にインタビューした内容を記載しております。テックアカデミーを導入した理由のほか社内の育成方針などをお聞きしておりますのでぜひご覧くださいませ。

株式会社コラボレーションシステム様の概要

コラボレーションシステムは、社会に貢献できる人財育成のために、教育現場と共同創造し、便利で使いやすいICT環境を提供する企業です。

URL : https://collabo-sys.com/

会社設立日

2006年1月23日

資本金

10百万円

事業内容

  • 「教育・研究システム」の保守・運用・管理業務

インタビュー回答者

・柿永様

・小島様

株式会社コラボレーションシステム様の導入背景

研修導入前のご要望

  • 社内教育が中心
  • より効率的にWeb開発に関する汎用的知識やスキルの広がりをもたせたい

研修受講コース

PHP/Laravelコース

3つのアプリを作り、オリジナルアプリのリリースを目指します。

プログラミングスキルの他に効率的なレイアウトもあわせて開発することで、アプリの開発手法が身につきます。

研修導入後の変化

  • インフラエンジニアの対応範囲をweb開発まで広げる必要性を実感
  • 在宅勤務中心の中でも導入できるオンライン研修で、計160時間のアプリ開発を12週間にて学習
  • テックアカデミーのPHP/Laravelコースを導入することでオリジナルアプリ開発を可能に

インフラエンジニアがWeb開発スキルの習得を目指す

- 今回テックアカデミーをご受講いただいた背景についてお聞かせください。

柿永様:弊社は大学の「教育・研究システム」の保守・運用・管理業務をメイン事業としているのですが、今後は新たに独自のクラウドサービスを立ち上げて、それによる収益にシフトチェンジしていきたいと思っています。そのためにはインフラエンジニアだけではなく、クラウドサービスを作れるエンジニアを育てていきたいと考えました。
Web開発をできる社員が何人かいるので、クラウドサービスの開発やパッケージの作成を徐々に社内教育で他の社員が学んでもらう取り組みは行っていました。ただ我流でやっていたので、一度きちんと外部の教育を受けさせたいという思いがあり申し込みさせていただきました。Web系のスキルを持った社員は数名いるのですが、その人数を増やす予定です。

- これまでは、中途でご入社された方について、どういった研修を行われていましたか。

柿永様:OJTが多いです。現場で実際の案件に取り組みながら情報共有したり、大学のシステムの運用を一緒にやりながら学んでもらったり、その中で受託の開発案件などがあった時に教育している形になります。

- 今回テックアカデミーをご利用された部署について教えてください。

柿永様:弊社が文教をメインでやっていまして、エンジニアがいる部隊は文教システム部というところだけになるのですが、そこで利用させていただきました。文教システム部にはエ10人前後のエンジニアが在籍していますが、今回の受講対象は、Web開発の部分に興味がありそうで、伸びしろがありそうな社員何人かに声をかけて、一番やる気がありそうだった人を選抜しました。

現役エンジニアが指導してくれる点が魅力に

- 他のIT研修サービスについての情報収集などはされていましたか。

柿永様:他社のサービスも合わせて検討していました。
テックアカデミーを選択した主な理由は、「講師が現役エンジニアである」ということですね。エンジニアの社員が学習する上で、現場に理解のある現役の方が見てくださるのがいいのではないかなという点で決定しました。

- PHPコースを選ばれた理由は何でしたか。

柿永様:弊社のエンジニアの大半はPHPが得意でメインで使っていることから、同じようなスキルセットを持った社員を増やしたいという考えでした。

- 他のコースについては検討されましたか。

柿永様:iPhoneアプリコースなども検討していました。今、社員が持っていない技術を身につけてもらうことも考えたのですが、まずは同じフィールドに立ってもらおう、という方針になりました。PHPだと社員同士でフォローすることができるので、このコースで学びながら分からない部分については社員が教える形式でやってみようと考えました。
テックアカデミーが社内で浸透するかどうかという意味でも敷居が低い方がよいということで、社員がスキルを持っているPHPのコースを先に受講してみて、それから社内でノウハウがないような分野についても学ぶ方が順番的によいと判断しました。

- 受講生のお二人は中途で入社されたということですが、前職でインフラ系の案件をご対応されていたのでしょうか。

柿永様:そうですね、二人ともインフラ系です。一人は大学の基幹システムのパッケージの導入を行う業務寄りのエンジニアでした。今回インタビューに参加している小島の方はインフラの中でもAzureなど主にクラウド経験があったエンジニアです。

興味のあった分野なので自主的、積極的に取り組んだ

- 小島様、普段の仕事内容について教えてください。

小島様:基本的には大学のサーバ構築や運用保守がメイン業務です。また、常駐システムエンジニアのようなことも行っており、現地で問題が発生した際に対応することもあります。学習期間中は、週一でテレワーク、後は基本的に事務所かお客様先で業務を行っていました。現在は、8月に福岡で発令された緊急事態宣言に伴い、原則テレワークにシフトしています。

- 受講したいと思われた理由は何でしたか。

小島様:もともとWebサービスの開発についても興味があったのですが、独学では難しいかなと感じていました。
そういった中で、教材だけでなく、実技や現役エンジニアのサポートも受けられるということで、初学者の私でも期間内に習得できそうと考えました。

- これまでプログラミング言語の使用経験はありましたか。

小島様:大学が情報処理系の学科だったので、プログラミング言語の基礎的な考え方などは学びましたが、実務経験はなく学んでからの期間も空いてしまったので、ほぼ使用経験はない状態でした。

- 業務のある中で、どのように学習を進行されましたか。

小島様:業務時間でも時間確保できるようにと考えていたのですが、全く手がつけられない日もあると想定し、週に10時間〜15時間は確保するように心がけていました。幸い繁忙期と重なっていなかったとこともあると思うのですが、予定通りに学習できました。時間がある時にたくさん進めておいて、後半のオリジナルサービスにゆっくり時間をかけるという形で進行していました。

- 柿永様は小島様の学習進捗についてどのように管理されていましたか。

柿永様:管理サイトでたまに進んでいるかなと確認したり声をかけたりした程度です。受講生二人ともやりたいと言って始めたので信用していましたし、繁忙期ということもありましたので、管理の部分はそこまで注力していたというわけではありませんでした。

- 小島様としては研修なので、しっかりやらないとという思いはありましたか。

小島様:「研修だからやらないと」という使命感よりは、「やりたい」という気持ちの方が強かったと思います。
オリジナルサービスで作ってみたいなと思ったものも2つほどありました。ただ、Webサービスについては未経験の分野で、実際にオリジナルサービスまで到達するという点において不安があったので、早め早めにやろうという気持ちで臨んでいました。やってみたら意外とスムーズに進み、オリジナルサービスも1つ作ってブラッシュアップして、と余裕を持って受講することができました。

- 最終のオリジナル課題で、ユーザーの予約システムを作られていましたね。

小島様:はい。設備備品などの貸し出しの予約サービスを作りました。
作りたいサービスとして2つ候補がありました。

備品予約の方は、実際に常駐システムエンジニアをやっていて、こういうサービスがあった方がいいのかなといったものを、自分なりに簡単に形にしてみたいという思いがありました。

もう一方はどちらかというと業務用というよりは自分がプライベートで欲しいサービスであったので、そちらは後回しにして先に備品予約サービスというものを自分なりに作ってみようと思いました。

Web開発のスキルだけでなく情報収集力を身につけられた

- 担当のメンターとはどのようなやり取りをされましたか。

小島様:オンラインでのメンタリングでは学習進捗を確認したり各チャプターの中で理解できなかったところを質問して、不明点をなくすようにしていました。オリジナルサービス制作のチャプターに入ってからは、設計した完成イメージをどうやって実現するのかというアドバイスを受けたり、こちらからもつまずいた箇所について質問しました。現役エンジニアということもあり、メンターさんの知識が豊富なので返答もすぐにいただいて、スムーズに進めることができたと思います。

- もしメンターサポートがなく、オンライン教材を見るだけという状況であったら進行は難しかったでしょうか。

小島様:Slackによる質疑応答のチャットサポートもあり、メンターとのメンタリングとどちらかがあればいけたのかなという感じですね。やっぱりオンライン上の教材だけだと自分の実現したいところの部分などでつまずいたときに時間がかかってしまったのではないかと思います。

- 担当メンターとのSlackでのやりとりや、メンタリングで印象に残っていることはありますか。

小島様:メンターの方が、最初関東の方だと思っていたのですが山口の方にいらっしゃるということで、自分も大学が山口だったのでそのお話をしました。仕事についても広島に行ったり福岡に行ったりというところで共通点があったので時間が余ったら地元の話、野球の話などをしたりしていました。このような何気ないコミュニケーションがあったのでメンタリングの際も質問や相談などがしやすかったように思います。

- 実務に関するアドバイスで役に立ったところやスキルが身についたというのはありますか。

小島様:PHP/Laravelコースに沿ったアドバイスの他に、Laravelを使って開発する上でどこをどう調べたらいいのかといった情報収集のやり方を教えていただきました。元々Webサービスの開発などをやっていなかったため一連の流れがあまり分かっていなかったのですが、その辺りがしっかり理解できるようになりました。
また、Laravelというものを使ってどんなことができるかをどう調べたらいいのかといったところが身についたと思います。
自分でPHP/Laravelを使ってWebサービスを開発するというところまではまだ至っていないのですが、他の方がPHPで作られたサービスについて、その中身を理解して微修正を加えたりということはできるようになったと思います。

- これからさらに身につけたいスキルはありますか。

小島様:今回のカリキュラムやオリジナルサービスの方でも触れなかった部分、例えばお名前.comを使ったドメインの取得やメール転送であったり、APIを使ったりCSVの出力や読み込みを行うといったところについてはまだ手がつけられていないので、今後時間があるときにやりたいなと思っています。

現場から生まれたアイデアやニーズを形にできるように

- 小島様の今回の受講満足度についてお聞かせください。

小島様カリキュラムも分かりやすかったですし、サポート体制やメンターの方の技術力というところでも不満は全くなく、スケジュール的にも管理がしやすかったと思います。

- 研修後、会社としてどのような成果があると期待されていらっしゃいますか。

柿永様:Web系の開発案件やクラウドサービスを担当できる人員が増えることを期待しています。インフラ系のエンジニアは大学に常駐することが多く、比較的近い距離でクライアントと接することが多いです。そういった社員が開発スキルも身につけると、手を動かせば現場のニーズを形にできるということになります。現場でのニーズを直接聞いてそれを形にするということができるようになれば会社として非常にありがたいです。

- テックアカデミーを導入してよかったといった実感はございましたか。

柿永様:はい。最終課題で貸し出し管理のオリジナルサービスを作成しましたが、それが実際に製品化されれば凄く助かります
実は、弊社で製品などが完成する時はいつもアイディアからすぐに実現化することが多いんです。例えばある先生が「授業中にいつも学生が入室してきて困るんだけど」と弊社に相談があったとして、授業の予定が分かるシステムを教室の前にかけて、授業中は授業中と表示されるシステムを作ったりとか。
そういった困った声から、解決策となるものを開発するというケースがあるので、今回、最終の課題で作ったものも同様に製品化することができたら、それが目に見えた成果という形になると思います。
今回学んだものの成果というところが出てからにはなると思うのですが、AndroidやiPhoneのスマートフォンアプリに関する講座についても、可能なら受講してみたいと考えています。

- とても参考になりました。柿永様、小島様、本日はありがとうございました。

 

テックアカデミーのご紹介

テックアカデミーIT研修

テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインITスクールです。
技術スキルだけでなく「主体的に考える力」「質問力」の獲得を大切にしており、あえて答えを教えずに自分で調べて解決する学習方針で「自走できるエンジニア」の育成を目指します。

一般社員向け、新卒/若手エンジニア研修などで幅広くご活用を頂いており、
1名〜数百名規模の研修まで企業様の用途に合わせてご受講が可能でございます。

研修でこんなお悩みありませんか?

人材育成のご担当者様にお聞きすると、以下のようなお悩みをお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。
・未経験者/経験者それぞれに合わせたフォローが難しい
・配属後に自走できるエンジニアを育てたい
・研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない

上記の人材育成に関するお悩みをテックアカデミーは解決いたします。

現役プロのエンジニアがマンツーマンで徹底サポート

講義型とは違い、受講生一人一人にメンターが付き、その方のお悩みに合わせたサポートを随時行います。未経験者が学習時に感じる「不安」や「挫折」を解消いたします。メンターは全員現役のエンジニアですので、進捗の速い受講生には配属後の活躍を見据えたアドバイスやディスカッションなどを致します。

配属後に自走できるエンジニアを育てたい

講義形式のような、ただ解説を聞くだけの受け身の研修ではなく、
テックアカデミーでは受講生本人が主体となって研修を進めていきます。
無駄の無いサイクルで学習効果を高めるだけでなく、
「自ら学習する習慣作り」「課題解決力」を徹底的にサポートし、
配属後も自走できるエンジニア・IT人材の成長をサポートします。

研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない

研修を実施した結果、スキル・性格面がどのように成長したのか?振り返りに必要な情報を、
アセスメントテストと受講評価レポートで一人一人ご報告いたします。
また、受講進捗や担当メンターとのメンタリング内容を確認できる
マネジメントシステムもございますので、研修中の様子もモニタリングすることが可能です。

活躍するエンジニアを育てるならテックアカデミー

テックアカデミーではこれまで900社以上でエンジニア・IT人材の育成を
サポートして参りました。

特にエンジニア研修においては「未経験者からでも配属後に自走できる」
をコンセプトに、プログラミングスキルだけではなく、自ら学ぶ習慣作りを徹底サポートいたします。

資料請求はもちろん、IT人材の育成に関するお悩みの相談会も行っておりますので、
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

テックアカデミーIT研修
お電話でのお問い合わせ 03-6822-9093 (平日10:00~18:00)

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