テックアカデミーDX研修導入事例
– 株式会社神戸教育研究所様

株式会社神戸教育研究所の佐藤様・緒方様にインタビューした内容を記載しております。テックアカデミーを導入した理由のほか社内の育成方針などをお聞きしておりますのでぜひご覧くださいませ。

株式会社神戸教育研究所様の概要

株式会社神戸教育研究所は、神戸市を中心として展開する「久保田学園グループ」には、グループ理念のもとに指導方法が違う「久保田学園」「河合塾マナビス」「個別指導スリーアップ」と3つの塾コンセプトの違った学習塾を神戸市内を中心に24拠点で展開しており、それぞれの強みを生かして、神戸・明石地域の教育を支えています。

URL : https://kyujinkobe.jp/group

会社設立日

1990年

資本金

1000万円

インタビュー回答者

・佐藤様

・緒方様

株式会社神戸教育研究所様の導入背景

研修導入前のご要望

  • 社内教育が中心
  • 最新の教育情勢にキャッチアップするだけでなく、Webサイト制作も社内で内製化し効率化していきたい

研修受講コース

はじめてのプログラミング研修

プログラミング入門の最初の一歩、あるいは教養としてのプログラミングの知識を得ることができる研修です。

Webデザイン研修

オリジナルサイトを含めた4つのWebサイトのリリースを目指します。

ITスキル研修後の変化

  • 教育業界自体のIT化に対応できる塾講師を育成する必要性を実感
  • 外部研修を取り入れ、ITリテラシー底上げ、業務効率化の2つの目標を設定
  • Web開発一連の流れや仕組みの理解、また架空のオリジナル塾Webサイトを0から制作

新しい技術を外部から取り入れる

- これまで社内で人材育成は行っていましたか。

佐藤様:内部で模擬授業やコーチングを行って誰かが持っているスキルを伝授するといった内製化された研修はあったのですが、なかなか外部から人を呼んでスキルを身につけるといったものがなく、内部で血が循環しているだけで新たな血が入ってこないと感じていました。社内でスキルをシェアするだけでなく、新たなスキルを外部から取り入れていくべきという方針になりました。
また社員への貢献といった側面もあります。社員は自社の宝だと思っているので、生産性を上げつつパフォーマンスを発揮してもらうために、まず初めに社員へ投資をするという姿勢を示したかったんですね。そこで今回会社が費用を全額負担して研修を行うという方式をとりました。社員に勉強する機会を与えて、そこで成果を出してもらい、周りの社員にどんどん連鎖していけばいいなと思いました。

- 今回の研修について、導入の背景を教えてください。

佐藤様:教育業界自体のIT化として、GIGAスクール構想(※)や、IT教材などの導入が進んでいる中で、当社の社員自体が学生時代にそういった教育を受けていないという事情がありました。そこで最新の教育情勢をキャッチアップするため、社内ではなく外部の力を借りようということになりました。

※Global and Innovation Gateway for Allの略。令和元年度補正予算に盛り込まれた、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。

- 2020年から学校でプログラミングが必修化となりました。そのような点もコース選択に影響しているのでしょうか。

佐藤様:はい。研修の内容として、プログラミングに関しては小中高校で必修化になることから、教える立場である私たちも学ぶべきであると考えました。よく私が社内で言っているのですが、先生が学ばないと生徒も学ばないと思うのです。それで何を学ぶといいかとなったときに、今はプログラミングが最適であるかなと考えました。

- プログラミングの他に、Webデザインのコースも選ばれた理由について教えてください。

佐藤様:当社が運営する学習塾をPRする上で、Webの分野のスキルも身につけておくべきだと思っていました。これまでWebサイトの制作・修正を外部の業者に頼んでおり、1つの情報を更新する際に外部の方とのやり取りが発生するため、内製化したいと思っていました。社内で公募をかけた際に広報の柱である緒方が手を挙げてくれたので、広報としてどれが役に立つだろうか、どれを受けたいかといった文脈で研修ラインナップを見せて、彼が選んだという形でした。UI/UXとWebデザインでどちらがいいかなという話もしていましたね。

若い社員に直接関わる中堅層を対象とした

- どういった方にスキルを身につけていって欲しいとお考えですか。

佐藤様:職務でいいますと講師、特に中堅層の社員ですね。中堅層の社員が学んでいる姿勢を他の社員に見せることで、比較的距離の近い新入社員や歴の浅い社員も影響されて、新しいスキルを身につけるという風潮が生まれると考えています。今回受講した緒方も広報を担当していますが教室責任者という立場でもあり、10年近く働いている中堅層の者です。ある程度若い社員たちと一緒になることが多いので、彼が学ぶのは非常によいのではないかなと思っています。

- テックアカデミーをご選択いただいた理由について教えてください。

佐藤様:ひとつは少人数から受けられるということです。今回初めての試みなので、いきなり社員全員というのは難しいと考えており、まずは希望する社員のみに学習してもらう形式をとりました。そこで5人以下程度で 受けられる法人向けの研修サービスを探したのですがなかなか見つからず、テックアカデミーさんは1人でも大丈夫ということだったのでお願いすることにしました。あとは私の知人何名かがテックアカデミーさんを使っていて、その満足度が高かったことも理由の1つです。

Webデザイン研修で自社や外部サイトの構造を理解できるように

- 今回研修を受けられた緒方様にもお話を伺いたいと思います。入社歴と普段の仕事内容について教えてください。

緒方様:入社歴はアルバイトの頃を含めると今年で10年目で、正社員としては6年目になります。教室責任者という立場で、授業を担当するだけでなく広報業務も行っています。

- これまでプログラミングやWebデザインの経験はありましたか。

緒方様:実際に手を動かして制作したのは今回が初めてでした。Webバナーに関しては普段業務で作っていたので多少知識はありました。

- 今回作成されたオリジナルWebサイトについての概要をお願いします。

緒方様:今回受講の狙いとして、自社のWebサイトをどう改善していくかという点がありました。実際に架空の学習塾のホームページ制作したのですが、自社ではどんな風に構成するべきかを考えながら手を動かしました。

- サイト作成で一番時間がかかったところはどこでしたか。またどのくらいで完成しましたか。

緒方様:問い合わせのページを2カラムの構成にしたのですが、そこがなかなか思う形にならず苦労しました。ワイヤーフレームから最終課題提出まで、1週間ぐらいだったと思います。

- 業務がある中、どのように学習時間を確保されましたか。

緒方様:担当している授業や業務がなかった時は、業務時間内に行っていました。カリキュラム内で期限が決まっていて実際にオリジナル作品を作っていくというものあったので、早起きして学習時間を確保したり、少しでも時間が空いたときに集中してといった形で取り組んでいました。結構大変でしたがとても充実した8週間でした。

- 学習のモチベーションはどのようにして維持されていましたか。

緒方様:メンタリングで、プロとして現場で仕事をしているエンジニアのメンターの方に進捗を確認してもらったり、アドバイスをいただく機会があった点がモチベーションにつながりました
あと、受講にあたって自ら手を挙げたこともあり、最後までやり遂げようと決めていました。

- メンターとはどのようなやりとりをされていましたか。

緒方様:30分のメンタリングのうち、最初の5〜10分でカリキュラムに関する質問をし、残りの時間では実際のWebデザインの業務について質問をしていました。今の現場でどういうことが起こっているか、どのような役割分担をされているのか、どんなクライアントの方がいるのかといったリアルな現場のお話を教えてもらいました。あと私自身のキャリアプランニングや、研修を受けて今後どうなっていきたいかという点でも相談させていただきました。

- メンターとのやりとりで印象的だったことはありましたか。

緒方様:「自分の強みをひとつはっきりと持っておくのがよい」というお話が印象に残っています。色々なWebデザインというのがある中で自分自身の一番得意とする、これだけは誰にも負けないというような分野を持つ、Webデザインだけでなく、色々な仕事に当てまることだと思いました。

- 今回の研修で身についたこと、これからさらに身につけてみたいスキルは何ですか。

緒方様:自社のWebサイトの中でどこのコードをいじったら、どのように変えられるのか、という点が分かるようになりました。競合他社のWebサイトを見たときにもここの表示ってどうやって出しているんだろ うといった点や、そのコードを表示させてそういう風に作っているんだなというのが見て分かるようになりました。そこからいかに分かりやす くお客様に見てもらったり、買ってもらうためにどうすれば良いかを 考える手段が増えたと実感しています。
更に身につけたいスキルについては、UI/UXの他にもJavaScriptや PHPといったバックエンドの部分などは興味を持っており、今後学習したいと思います。

ITによる事務作業効率化で生徒に寄り添う時間を増やしていく

- 今回の研修の評価軸はどのようなところにありますか。

佐藤様:テックアカデミーさんを受講した者が、社内向けの勉強会を行ってそれを共有するということを目標としていました。そこでみんなの反応であったり学びの輪が広がるといったところで評価しようと考えています。
また、緒方についてはすぐに実務で活用できるスキルを身につけてもらったで、当社のWebサイトのパフォーマンスが 上がるなどの効果が出てくるとよいかなと思います。

- 新しい取り組みは行うにあたって、社内稟議などの点で大変だったことはありましたか。

佐藤様:やはり前例がない取り組みであるというところが一番の困難でした。今回は比較的スモールスタートとして少人数からできたということ、また挙手制でやりたい社員がいるという点が当社の代表に響きました。代表もITに関して柔軟で、積極的に進めていこうという考えがあるので、稟議面ではそこまで苦労はしなかったです。今後のコース決定や実施においては学習の成果や効果といったエビデンスが必要になるので、様子を見てから判断したいと思っています。

- 研修後、会社としてどのような成果があると良いとお考えですか。

佐藤様:生徒さんや保護者の方に寄り添うことが我々のあるべき姿だと思っています。なので事務作業に時間を取られないよう、ITの力で業務改善するという意識を持ち、そのために必要なスキルを自分たちで学んでいくという状態が最終ゴールであると思っています。現在、私が手動で色々な仕組みを入れたり改善をしているのですが 限界があるので、できれば若い社員たちが自ら進んで実施している状態が理想です。学習についても独学では厳しいと思いますので、そのときにテックアカデミーさんなどの力を借りながら社内で真のDXができればと考えています。

- とても参考になりました。本日はありがとうございました。

 

テックアカデミーのご紹介

テックアカデミーIT研修

テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインITスクールです。
技術スキルだけでなく「主体的に考える力」「質問力」の獲得を大切にしており、あえて答えを教えずに自分で調べて解決する学習方針で「自走できるエンジニア」の育成を目指します。

一般社員向け、新卒/若手エンジニア研修などで幅広くご活用を頂いており、
1名〜数百名規模の研修まで企業様の用途に合わせてご受講が可能でございます。

研修でこんなお悩みありませんか?

人材育成のご担当者様にお聞きすると、以下のようなお悩みをお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。
・未経験者/経験者それぞれに合わせたフォローが難しい
・配属後に自走できるエンジニアを育てたい
・研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない

上記の人材育成に関するお悩みをテックアカデミーは解決いたします。

現役プロのエンジニアがマンツーマンで徹底サポート

講義型とは違い、受講生一人一人にメンターが付き、その方のお悩みに合わせたサポートを随時行います。未経験者が学習時に感じる「不安」や「挫折」を解消いたします。メンターは全員現役のエンジニアですので、進捗の速い受講生には配属後の活躍を見据えたアドバイスやディスカッションなどを致します。

配属後に自走できるエンジニアを育てたい

講義形式のような、ただ解説を聞くだけの受け身の研修ではなく、
テックアカデミーでは受講生本人が主体となって研修を進めていきます。
無駄の無いサイクルで学習効果を高めるだけでなく、
「自ら学習する習慣作り」「課題解決力」を徹底的にサポートし、
配属後も自走できるエンジニア・IT人材の成長をサポートします。

研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない

研修を実施した結果、スキル・性格面がどのように成長したのか?振り返りに必要な情報を、
アセスメントテストと受講評価レポートで一人一人ご報告いたします。
また、受講進捗や担当メンターとのメンタリング内容を確認できる
マネジメントシステムもございますので、研修中の様子もモニタリングすることが可能です。

活躍するエンジニアを育てるならテックアカデミー

テックアカデミーではこれまで900社以上でエンジニア・IT人材の育成を
サポートして参りました。

特にエンジニア研修においては「未経験者からでも配属後に自走できる」
をコンセプトに、プログラミングスキルだけではなく、自ら学ぶ習慣作りを徹底サポートいたします。

資料請求はもちろん、IT人材の育成に関するお悩みの相談会も行っておりますので、
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

テックアカデミーIT研修
お電話でのお問い合わせ 03-6822-9093 (平日10:00~18:00)

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