テックアカデミーDX研修導入事例
– テクノ建設サービス株式会社様
テクノ建設サービス株式会社 の中野様にインタビューした内容を記載しております。テックアカデミーを導入した理由のほか社内の育成方針などをお聞きしておりますのでぜひご覧くださいませ。
テクノ建設サービス株式会社様の概要
テクノ建設サービスは、ビルやマンションの改修・大規模修繕工事を専門とした企業として、これまで数多くのお役様の資産の維持・再生・向上に努めてきました。
現在では、時代とともに変化するニーズに応じた大規模修繕工事の提案が求められています。
テクノ建設サービスでは、お客さまそして社会のニーズに応えるため、常にICTを軸とした技術力向上に取り組んでいます。
さらに、ライフサイクルコスト低減を目指し、長期保証を可能にしたオリジナル新商材による大規模修繕周期の長期化を実現しました。
気球温暖化、CO2削減等の社会課題にも積極的に取り組み、建物の外断熱化による省エネルギー改修も行なっています。
URL : https://techno-k-s.co.jp/
インタビュー回答者
・工事部業務課 主任 中野 雄介様
テクノ建設サービス株式会社様の導入背景
研修導入前のご要望
- ITの環境が急激に変わりすぎていて、社員もついていけていない
- パソコンの設定も含め、そもそも基礎が分からない
研修受講コース
デジタル化への取り組みに関する基礎情報を身に付け、数あるDXの中から適切なDXを把握し、具体的な取り組みイメージを掴むことができます。
研修導入後の変化
- 研修をきっかけに業務にITを取り入れることに対して、意識に変化をもたらせた
- ITに対して感じていた敷居の高さがなくなり、自ら調べて積極的に取り入れるといった社員の考えの変化が業務に活かされるように
企業の規模が大きくなるにつれ、作業効率に問題が発生してきた
ー テクノ建設サービス様の会社概要と中野様の普段の業務内容について説明をお願いします。
中野様:当社では、主にマンションの大規模修繕工事を行っています。私はもともとは工事部で現場で仕事をしていたのですが、去年から内勤担当として工事のサポートを担当しています。そこで現場の業務を効率化するための解決策を模索していました。現場でも同じ作業を繰り返し行っている感覚がありましたので、それも含めて改善点を考えていました。
ー 現在、工事部は何名ほどいらっしゃるのですか。
中野様:本社の工事部は20名程度です。札幌と大阪を合わせると全体で80名程度です。今回は札幌の営業と工事担当も受講しました。
ー 研修を受講することになった背景について教えてください。
中野様:これまでは40〜50名の小規模な会社だったのでExcelだけで仕事が回せていたのですが、人数が増え、データ管理が難しくなったり、同じ業務の繰り返しや少々の無駄が目立つようになったため、業務を効率できないかという議論がありました。その時ちょうど某コンサル会社から提案の話をもらい、業務効率化に向けた取り組みを開始しました。
しかし取り組みを開始するにあたり、誰もITの基礎知識を持ち合わせていない状況でした。コンサル会社とのコミュニケーションを取る上で支障が生じていたため、IT基礎が学べる研修が必要だと考えました。最初はプログラミングを実際に学習するという話もあったのですが、まずは一度みんなでIT基礎の研修を受けてみようというところからスタートしました。
ー 受講者についてはどのように選定されましたか。
中野様:当初は本社勤務の5~6人で受講する予定でしたが、テックアカデミーさんから頂いた提案内容を当社役員が確認したところ、他の人にも受講させる方針に変わりました。
ここ数年でITの環境が急激に変わりすぎていて、私を含めて他の社員もついていけていない、パソコンの設定など、そもそも基礎が分からないというのが社員の共通の悩みでもありました。そんな中今回の研修の導入が決まり、社員同士で「興味があるなら受けてみたら?」という会話が生まれ、その結果、執行役員、部長、主任など幅広い層から希望者が集まり、最終的に20人での受講になりました。建設業しか経験したことがない人がほとんどなので、違う業界の分野に興味があったという点が参加希望者数が増えた背景にあると思います。
想像していたよりもすぐに業務に活かせそうだと感じた
ー 研修サービスの中から、テックアカデミーを選択いただいた理由は何でしたか。
中野様:全社でのIT研修は今回が初めてで、色々と調査し複数の研修業者へ問い合わせをしたのですが、その中でテックアカデミーさんからすぐに連絡と提案をいただきました。内容も基礎を中心に学びたいという当社のニーズに合致していたので、受講してみようという話になりました。
また今回は3拠点に受講の対象者がいたことや、感染症対策の観点からリモートで受講することができるということもテックアカデミーを選択した理由の一つでした。
ー 研修中、どのように学習を進められていましたか。
中野様:業務内であらかじめ、各自予定を合わせてバーチャルクラスルームを受講していました。受講前に2〜3時間ぐらいの動画を視聴する宿題があったのですが、私から受講する社員に「1日30分ぐらい、少しずつ計画的に見てください」と念を押していました。事前に動画を見て、その内容を復習して分からなければ講師に質問する、といった流れがよかったです。
一方、時間が長いときにだれてしまうこともあったので、その辺りの時間調整がもう少し短めでも良かったかもしれません。
ー メンターへ質問をされましたか。
中野様:はい、毎回複数の社員から質問していましたね。チャットで全員が見えるところに質問やコメントを書き込んでいました。受講者は真面目に聞いていたようでしたが、もう少しメンターさんと口頭で直接コミュニケーションを取る機会があれば更に充実したかなと思います。
質問の内容は最初は基本的なところで、「ネットやニュースで出る単語はこう聞いているのですが本当ですか」とか、「今後はこういう流れになると聞いていますが本当ですか」といったものだったのですが、最後の方になると「こういう形で業務に活かせそうなのですが見本のデータをもらえますか」という業務に直結する具体的な質問に変わっていった印象です。
ー メンターとのやりとりで印象的だったことはありましたか。
中野様:どんな質問に対しても落ち着いて、的確に回答してくれるのが凄いなと思いました。素人にも分かりやすく説明していただいたので聞いていて納得ができました。
ITに対して感じていた敷居の高さがなくなり、自ら調べて積極的に取り入れるように
ー 学習を終えて全体の満足度、感想をお願いします。
中野様:講習を受け終えて、どれだけ我々が置いていかれているかという危機感を肌で感じました。
今回は4つのコースを受けたのですが、「単純作業を止める!日常業務効率化編」が一番印象に残っています。受講した社員同士「面白そうだね」「プログラミングが思っていたより簡単そうだった」という会話が生まれました。「自分達の業務の中で使えるんじゃないか」というのが頭の中にイメージとして浮かんでいるんだなと感じました。
もう1つ印象に残っているのは「まるっと分かるAWS入門編」です。私もシステムのベンダーとクラウドやAWSについて話す機会がありますので、こういった知識が使えるんだなと思いました。
ー 研修で身についたこと、実務の際に活用したいと思った点はありますか。
中野様:これまで、社内でのIT規定のようなものがなかったのですが今回の受講を経て、セキュリティ対策も必要だねという議論が生まれ始めています。そういった社員の考えの変化が業務に活かされていくと考えています。あとはITに対する壁が低くなったと感じています。
外出が多い社員にはiPadを配布しているのですが、積極的に自分達で調べて使いこなしています。今回の研修を受ける前は「本当に自分たちがやるの?」と言っていた社員も、今では自ら学んでファイルの整理などもしていると聞きました。
ー 今後、到達したい目標などございましたらお聞かせください。
中野様:現在システムを導入するためのプロジェクト担当として、全体のロードマップを作っているところなのですが、ベンダーと話す機会が増えてきます。システム構築プロジェクトの主要メンバーのスキルアップはもちろんですが、今回受講した社員の中から社内のシステム環境を取りまとめる人ができたらいいなと思っています。会社からリスキリングを推進されているので、ゴールを決めて今回のような学習の機会をまた設け、知識を向上させたいと考えております。
ー とても参考になりました。本日はありがとうございました。
テックアカデミーのご紹介
テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインITスクールです。
技術スキルだけでなく「主体的に考える力」「質問力」の獲得を大切にしており、あえて答えを教えずに自分で調べて解決する学習方針で「自走できるエンジニア」の育成を目指します。
一般社員向け、新卒/若手エンジニア研修などで幅広くご活用を頂いており、
1名〜数百名規模の研修まで企業様の用途に合わせてご受講が可能でございます。
研修でこんなお悩みありませんか?
人材育成のご担当者様にお聞きすると、以下のようなお悩みをお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。
・未経験者/経験者それぞれに合わせたフォローが難しい
・配属後に自走できるエンジニアを育てたい
・研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない
上記の人材育成に関するお悩みをテックアカデミーは解決いたします。
現役プロのエンジニアがマンツーマンで徹底サポート
講義型とは違い、受講生一人一人にメンターが付き、その方のお悩みに合わせたサポートを随時行います。未経験者が学習時に感じる「不安」や「挫折」を解消いたします。メンターは全員現役のエンジニアですので、進捗の速い受講生には配属後の活躍を見据えたアドバイスやディスカッションなどを致します。
配属後に自走できるエンジニアを育てたい
講義形式のような、ただ解説を聞くだけの受け身の研修ではなく、
テックアカデミーでは受講生本人が主体となって研修を進めていきます。
無駄の無いサイクルで学習効果を高めるだけでなく、
「自ら学習する習慣作り」「課題解決力」を徹底的にサポートし、
配属後も自走できるエンジニア・IT人材の成長をサポートします。
研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない
研修を実施した結果、スキル・性格面がどのように成長したのか?振り返りに必要な情報を、
アセスメントテストと受講評価レポートで一人一人ご報告いたします。
また、受講進捗や担当メンターとのメンタリング内容を確認できる
マネジメントシステムもございますので、研修中の様子もモニタリングすることが可能です。
活躍するエンジニアを育てるならテックアカデミー
テックアカデミーではこれまで900社以上でエンジニア・IT人材の育成を
サポートして参りました。
特にエンジニア研修においては「未経験者からでも配属後に自走できる」
をコンセプトに、プログラミングスキルだけではなく、自ら学ぶ習慣作りを徹底サポートいたします。
資料請求はもちろん、IT人材の育成に関するお悩みの相談会も行っておりますので、
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
テックアカデミーIT研修
お電話でのお問い合わせ 03-6822-9093 (平日10:00~18:00)