テックアカデミーIT研修導入事例
– 株式会社ミロク情報サービス様
株式会社ミロク情報サービス 福森様・高橋様・黒澤様にインタビューした内容を記載しております。オンライン研修を導入した理由のほか社内の育成方針などをお聞きしておりますのでぜひご覧くださいませ。
株式会社ミロク情報サービス様の概要
ミロク情報サービスは、全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供しています。
現在、約8400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供しています。
また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、現在、約10万社の中堅・中小企業ユーザーを有しています。
URL : https://www.mjs.co.jp/
会社設立日
1977年11月2日
資本金
31億98百万円
事業内容
- 税理士・公認会計士事務書およびその顧問先企業向けの業務用アプリケーションソフトの開発
- 販売汎用サーバー・パソコンの販売、サプライ用品の販売並びに保守サービスの提供
- 経営情報サービス、育成・研修サービス、コンサルティングサービス等の提供
インタビュー回答者
・福森様
・高橋様
・黒澤様
株式会社ミロク情報サービス様の導入背景
研修導入前のご要望
- コロナの影響で教室集合型研修が実施できない。
- 通常のオンラインでどうがやテキストを読むだけの研修よりも、実際に手を動かすことができる研修が欲しい…。
研修受講コース(一部)
研修導入後の変化
- 新型コロナをきっかけに、教室集合型研修から能動型学習のテックアカデミーへ切り替え
- 業務と並行して無理なく進められるために受講者毎に受講び、期間を設定
- 現役のプロが学習サポートするメンター制度により、実務に活かせる知識/スキルの定着を実感
知識だけでなく実践的な内容を身につけることを目的に
- これまで技術面に関する研修は実施されていましたか。
福森様:実施していましたが、基本的にオフラインの教室集合研修で開催しており、開催回数や日数、人数が少ない状態でした。
- オンラインの研修に切り替えたのは、やはり新型コロナの影響が大きかったのでしょうか?
福森様:コロナをきっかけに就業スタイルや研修スタイルが変わるだろうと思ったので、この機会に今まで開催していない研修を導入したいと考えました。集合研修ができない期間というのも不透明ですし、どういった形だった らOKなのか不明確で前例がない状態の中で、リスクが少なく学習効果の高い研修を模索しました。
- 貴社の中期事業計画における人材育成の方針を教えて下さい。
福森様:エンジニアとしての基本的なスキルに加えて、AIなど先端技術を習得するための研修を強化する方針です。以前から導入していた研修も引き続き開催していますが、各自が自主的にスキルアップを図るように促進するという方針もあります。
- 研修サービスの選定基準を教えて下さい。
福森様:昔からお付き合いのある研修会社さんを何社か利用させていただいていますが、費用対効果の高さが選定基準となっています。
また、動画やテキストを読むだけの講座よりも、実際に手を動かすことができる講座を積極的に導入しています。
- 今回テックアカデミーを選択いただいた背景はどのようなところにありましたか。
福森様:4点あります。
1つ目はコースが豊富だったことです。バージョン管理システムをGitに切り替えたので、社員のGitスキルを向上させることで業務効率をアップできるのではないかと思いました。しかしデザイン系の講座とプログラミングの講座、Gitの講座を一緒に提供している研修会社があまりありません。複数の研修会社を利用すると手続きや管理が大変だと感じていたので、Gitも含めた色々な講座を提供しているテックアカデミーさんが魅力的でした。
2つ目は受講日を受講者毎に決められるところです。受講日を受講者毎に決められるので、業務多忙で研修を受講するタイミングを逃しがちな社員にも受講機会を提供できる点が魅力的でした。
3つ目は能動的な学習ができるということです。アクティブeラーニングですと各自のペースで進めつつ、メンター からフォローを受けられるので、自主学習が苦手な方でも能動的に学習できるのではと思い、導入したという経緯があります。
4つ目は営業担当の方がとてもメールの返信が早くて、タイミングよくお電話をくださるので、必要なタイミングでお話が聞けて手続きが進めやすかったというのがあります。
業務と並行しながら、はじめてのeラーニング形式での受講
- 今回受講いただいた社員の方はどのように募集したのでしょうか。
福森様:上司から受けるように言われた人も中にいるかもしれませんが、基本的に希望者が受講するという形で進めました。主に弊社の製品開発サポート本部内の、システム開発に関わる社員が受講しました。GitやWebデザインといったコースはプログラミングスキルはあまり必要ない内容ですので、そういった講座についてはプログラミングの経験がない社員も受講しています。C#などは別の言語でのプログラミング経験がある社員や新入社員などこれから習得する必要がある人が受講しています。
- 受講いただいた高橋様と黒澤様にもお話をお伺いしたいと思います。
担当されている業務内容と今回受講いただいたコースを教えて下さい。
高橋様:私はUIデザインを担当しておりますが、コーディングも含めてより深くWebデザインを学びたいと考えて、今回Webデザインのコースを受けさせていただきました。
黒澤様:私は製品に対する品質管理、主に開発プロジェクトの各工程で作成されたドキュメントのレビューや製品リリース前の最終テストなどを担当しております。今回Gitコースを受講しました。
- テックアカデミーを受講した感想を教えて下さい。
高橋様:一人でテキストを読んで進められるものは初めてでした。テキストがWeb上にあるので、学習内容を反復できることが便利でした。またメンターの方とも頻繁に面談をさせていただいて、質問にもすぐ答えてもらえたので、何かに引っかかってしまうこともなくスムーズに進められました。
黒澤様:私はeラーニングの受講経験はそこそこあるのですが、今回のようなメンターの方がサポートしてくれる形式のものは受けたことがなかったのでちょっと斬新でしたね。
- 今回の研修はどのように学習されていましたか?
高橋様:私は基本的に通常業務時間外で学習しました。元々はバランスよく隙間時間で学習しようと考えていましたが、いざやってみるとなかなか集中できませんでした。ですので、時間帯的には主に終業後の夜間でした。それを週2〜3日、家事が終わった後に一気に進めていました。1日に費やした時間としては、読み物だと2〜3時間程度でしたが、課題の場合はもっと時間をかけていたと思います。
黒澤様:私は受講期間が4週間のコースだったのですが、丁度、繁忙期と被ってしまいまして前半は全く手付かずでした。後半になってちょっと焦りが出てきて、研修内容がレッスンごとに分かれていたので、業務の合間に1レッスンずつ進めました。ボリュームとしては1レッスンが3時間程度かかる内容でしたが、期間内に終わらせることができました。自分の好きなタイミングで受講できたせいか、負荷はそこまで感じなかったです。
メンターのアドバイスや仲間との進捗共有でモチベーションを維持
- メンターとはどのようなやり取りをされましたか。
高橋様:メンターの方は現役でご活躍中のWebデザイナーだったのですが、最初のメンタリングでお互い経歴なども交えて自己紹介ができて、スタート時からとても信頼感を覚えました。とても気さくな方でしたので、カリキュラムのテキストを読めばわかるようなことでも気軽に質問できましたし、こちらが分かりにくい質問の仕方をしてしまっても、熱心に答えていただきました。
またデザイナーとコーダーのやりとりにおける実務的なアドバイスをいただくことが結構ありました。普段私は、エ ンジニアの方にデザインを渡してコーディングしてもらうという立場なのですが、デザイナーとしてどういうことに気をつけたら良いか教えていただいたり、メンターの方が今までの実務でご経験された話も交えて、具体的なご解説をいただけて大変助かりました。
黒澤様:私の受講したGitコースは各レッスンの最後に課題があって、その課題を提出するとメンターの方から正 解かどうかの回答に加えてアドバイスをいただける形式でした。課題を提出する際にコメント欄に質問を記入したときには、丁寧かつ的確な回答をいただけたので理解しやすかったです。
- 業務で忙しい中での学習において、モチベーションをどのように維持されていましたか。
高橋様:コーディングの知識を身につけたかったことが受講を志願した理由でしたので、モチベーションとしてはゴールしたときに実際の業務に役立てられるだろうという前向きな気持ちがありました。
とはいえ、いざ始めてみると進め方をどうすれ良いのか、難しく感じたのですが、最初にメンターの方から、「何月何日までにレッスンいくつまで進めましょう」といったマイルストーンを設定していただきまして、そこに目標意識が持てましたし、定期的なメンタリングが進捗報告の場にもなって、いい意味でモチベーションが保てたと思います。
黒澤様:メンターの方からアドバイスも非常に励みになったんですけれども、同じ研修コースを同じ部署のメンバーが受講していて、内容や進捗具合についてお互い確認し合っていました。そういったやり取りのおかげで乗り越えられたところもあったので一人でやるよりは二人、三人で受講した方がいいのかなというのは感じましたね。
受講で得た知識を実務に生かせるようになったと実感
- 最終課題として取り組んだものは何ですか。
高橋様:自身のプロファイルを紹介するオリジナルサイトの制作を行いました。(添付画像)
黒澤様:GitHub Pagesでサイトを公開しました。
- 研修で得た知識/スキルは実務の場で役に立っていますか。
高橋様:今まで全く分からなかったコーディング要素の強いWebデザイナー向けの記事が読めるようになったということが非常に大きいです。また、私の本業のUI設計の面で、今まで自分の発想では出せなかったアイデアが 生み出せるようになってきまして、自社の製品の品質が上がることにつながっている実感があります。
身につかなかったこととしては、応用知識はまだ身についていないと思います。今後JavaScriptや動くインタラクション要素などについても深堀していきたいです。それに、日々Webデザインの記事を読んでいても次々新しい技術が生まれていますので、引き続き勉強していこうと思っています。
黒澤様:私の方はGitのスキルを学びましたが、現在、実務で活かせていると実感しています。
研修では全ての演習の中に必ず実例が記載されていましたので、何か分からないところがあればそれを見返して、実際の業務に照らし合わせて再確認できるので非常に助かっています。
社員が様々な分野について能動的に学習する環境を作りたい
- 今回の研修をきっかけに、貴社としてどのような効果を期待されていますか。
福森様:今までと違った形のアクティブeラーニングという形の研修をきっかけに、各社員が能動的に学習する習慣がつくと良いなと考えています。
また、テックアカデミーの研修ですと課題を解くために色々なツールを 利用する必要があるので、AWSなどの普段の業務であまり使わないツールに対しても興味を持ち、各自が幅 広く学習していただけるようになると良いなと考えています。
- 今後新しく取り組んでみたいことなどはありますか。
福森様:社員一人一人のスキルを正確に把握し、各自にあった研修を提供できる環境を整えたいと思っています。
また、時間的な制約や物理的制約をなるべく排除して、受講するためのハードルが低い研修をより多く導入して学習機会や意欲を増やしていきたいです。
- とても参考になりました。福森様、高橋様、黒澤様、本日はありがとうございました。
テックアカデミーのご紹介
テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインITスクールです。
技術スキルだけでなく「主体的に考える力」「質問力」の獲得を大切にしており、あえて答えを教えずに自分で調べて解決する学習方針で「自走できるエンジニア」の育成を目指します。
一般社員向け、新卒/若手エンジニア研修などで幅広くご活用を頂いており、
1名〜数百名規模の研修まで企業様の用途に合わせてご受講が可能でございます。
研修でこんなお悩みありませんか?
人材育成のご担当者様にお聞きすると、以下のようなお悩みをお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。
・未経験者/経験者それぞれに合わせたフォローが難しい
・配属後に自走できるエンジニアを育てたい
・研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない
上記の人材育成に関するお悩みをテックアカデミーは解決いたします。
現役プロのエンジニアがマンツーマンで徹底サポート
講義型とは違い、受講生一人一人にメンターが付き、その方のお悩みに合わせたサポートを随時行います。未経験者が学習時に感じる「不安」や「挫折」を解消いたします。メンターは全員現役のエンジニアですので、進捗の速い受講生には配属後の活躍を見据えたアドバイスやディスカッションなどを致します。
配属後に自走できるエンジニアを育てたい
講義形式のような、ただ解説を聞くだけの受け身の研修ではなく、
テックアカデミーでは受講生本人が主体となって研修を進めていきます。
無駄の無いサイクルで学習効果を高めるだけでなく、
「自ら学習する習慣作り」「課題解決力」を徹底的にサポートし、
配属後も自走できるエンジニア・IT人材の成長をサポートします。
研修効果の可視化が難しく、配属先と振り返りができない
研修を実施した結果、スキル・性格面がどのように成長したのか?振り返りに必要な情報を、
アセスメントテストと受講評価レポートで一人一人ご報告いたします。
また、受講進捗や担当メンターとのメンタリング内容を確認できる
マネジメントシステムもございますので、研修中の様子もモニタリングすることが可能です。
活躍するエンジニアを育てるならテックアカデミー
テックアカデミーではこれまで900社以上でエンジニア・IT人材の育成を
サポートして参りました。
特にエンジニア研修においては「未経験者からでも配属後に自走できる」
をコンセプトに、プログラミングスキルだけではなく、自ら学ぶ習慣作りを徹底サポートいたします。
資料請求はもちろん、IT人材の育成に関するお悩みの相談会も行っておりますので、
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
テックアカデミーIT研修
お電話でのお問い合わせ 03-6822-9093 (平日10:00~18:00)