新入社員研修オンライン化のメリット・デメリットを解説!導入のポイントも

オンライン研修は、新入社員研修でも重宝されています。自社リソースで内製できない場合、実績豊富な研修会社を利用できますが、オンライン研修ならではの注意点に目を向けることが大切です。本記事では、オンライン研修のメリット・デメリットや企画・実施のコツを解説します。

Web会議システムやe-ラーニングを活用するオンライン研修は、多くの企業の新入社員研修で重宝されています。新入社員研修のオンライン化を検討しており、企画や実施のコツが知りたい方もいるのではないでしょうか。

自社リソースで内製できない場合、実績豊富な研修会社を利用できますが、オンライン研修ならではの注意点に目を向けることが大切です。この記事では、新入社員研修をオンラインで行うメリットやデメリット、導入のポイントを紹介します。

目次

 

新入社員研修をオンライン化するメリット

ノートPCの前でヘッドセットを着けてメモを取る若い女性

新入社員研修をオンライン化するメリットは、大きく分けて5つです。5つのメリットの中でも、オンライン化のメリットは新入社員側に多く存在します。企業側にもメリットはあるため、どのようなメリットがあるか確認してみてください。

リモートで研修を進められる

新入社員研修をオンライン化するメリットとして挙げられるのは、リモートワークと相性が良いことです。昨今、多くの企業がリモートワークを導入しており、時代のニーズに合った研修方法といえます。

また、ツールによっては進捗管理機能や確認テストなどもできるので、リアル研修で必要となる人材を削減した状態でも、スムーズに新入社員研修を進められます。

受講者のペースに合わせた学習ができる

オンライン研修は、インターネット環境があればPCやスマホを使って全国どこにいても受講できるため、ひとつの会場に集まらなくても全社で同じ研修を実施できます。

動画やスライド教材を使ったオンデマンド配信型の研修なら、受講する場所だけでなく時間も問いません。電車通勤中といったスキマ時間を活用して、理解しにくい部分をじっくり読み込むなど、受講者それぞれのペースで学習を進められます。

研修費用の削減になる

研修費用を削減できるのも新入社員研修をオンライン化するメリットです。オンラインでの新入社員研修では、PCやタブレットとインターネット環境がそろっていればどこでも研修を進められます。

加えて、研修に必要となる会場使用料や資料印刷費、1人当たりにかかる金額など、研修費用を大幅に削減できます。

反復学習ができる

オンライン研修は反復学習がしやすいこともメリットです。動画を録画しておくことで、好きな時間に何度でも反復学習ができます。

加えて、オンラインなら受講者の進捗状況や得意・不得意に合わせたサポートができるため、受講者それぞれのペースで反復学習を行い知識やスキルを習得できるでしょう。

疑問やアウトプットの集約がしやすい

オフライン研修の場合、受講者は疑問があっても質疑応答の時間まで待つ必要があります。つまずきを解消できず、その後の内容が頭に入ってこないなど、受講者間で理解度にバラつきが生まれがちです。

オンライン研修なら講義の進行と並行してチャットで質疑応答するなど、柔軟な個別対応ができます。演習の成果物やテストの解答といったアウトプットをデータで共有・集約できるのもメリットです。進捗状況のカレンダー表示やテスト結果のグラフ表示で情報を可視化しやすく、進捗管理や効果測定の効率化も図れるでしょう。

 

新入社員研修をオンライン化するデメリット

Webカメラ内蔵のノートPCに向かって頭を抱える男性ビジネスパーソンの後ろ姿

次は、新入社員研修をオンライン化するデメリットについて解説します。新入社員研修をオンライン化するデメリットは主に4つです。このデメリットは、新入社員研修前に企業が入念な下準備を行わなかった場合、大きな負担となる恐れがあります。

通信環境を整える必要がある

新入社員研修をオンライン化する1つめのデメリットは「通信環境」です。オンラインで研修をスムーズに進めるためには、まず通信環境が整っていることが前提となります。特に、研修は数分で終わるものではないので安定した通信環境でなければいけません。

研修参加者の理解度が不明瞭

新入社員研修をオンライン化する2つめのデメリットは「研修参加者の理解度」です。実際に対面で研修を行うわけではないので、どうしても進捗管理は甘くなる可能性があります。

特に、ツールに備わっている進捗管理をうまく利用できなければ、新入社員研修による研修参加者の理解度や研修効果測定が不明瞭になります。

研修参加者同士の交流が減る

新入社員研修をオンライン化する3つめのデメリットは「研修参加者同士の交流」です。チャットやマイクで研修講師と交流できるものの、研修参加者同士が交流する機会は、リアル研修と比べて少なくなります。

これにより、研修参加者のモチベーション低下、競争力・協調性を育むことが難しくなる可能性があります。他の受講者の反応や講師と受講者の関わりが見えにくいことで、「自分だけがつまずいているかもしれない」「適切なサポートを受けられない」といった不安を抱く恐れもあります。

実技研修は難しい

オンライン研修は実技指導が難しい場合もあります。例えば、Webデザインやプログラミングの場合、理論の座学や画像編集・コーディングの演習は各自集中して取り組みやすいでしょう。ただし、学習や実践はディスプレイと向き合って行います。実務上の導入作業やトラブル対応を想定したネットワーク機器の実機を操作する演習には対応できません。

技術職以外でも、ロールプレイングによる接客・営業の実践には対応しにくいでしょう。研修内容によって向き不向きがあるため、オンライン研修とオフライン研修を組み合わせるといった対応が求められます。

 

新入社員研修をオンライン化する際の問題と解決方法

ヘッドセットを着けて、ノートPCに向かって腕組みをする若い女性

ここで解説するオンライン化の問題は、デメリットに共通する内容がほとんどです。しかし、この問題を改善できなければ、せっかくオンライン化を進めても思うような研修効果は得られません。ここでは、問題を改めて確認し、解決方法を見ていきましょう。

PCやタブレットの配布が必要となる場合がある

オンラインで研修を受けるためには、PCやタブレットが必要です。最近ではタブレットを使用する若者は多いですが、誰もがPCを所持しているわけではありません。特に現代では、PCがなくてもスマートフォンでカバーできるので、新入社員研修をオンライン化する際には、PCやタブレットの配布が必要となる場合があります。

そのため、企業は事前にPCやタブレットの配布に関してアンケートを取り、どの程度の人数が配布を希望しているのかをチェックしましょう。

研修参加者のモチベーションを維持する対策が必要となる

新入社員研修をオンライン化するデメリットでも解説した通り、画面上のやりとりだけでは研修参加者のモチベーションの維持が難しくなります。

モチベーションの低下は、学習意欲を減少させるだけではなく、新入社員研修の効果自体を減少させてしまいます。そのため、研修後のグループディスカッションなど、研修参加者同士を交流させてモチベーションを維持させる対策が必要です。

研修参加者の理解度が把握しにくい

新入社員研修をオンラインで進めていくと、研修参加者の理解度が把握しにくくなります。理由として、リアル研修のように直接研修参加者と触れ合えるわけではないからです。理解度が低いまま、次の研修へ進むことは学習意欲やモチベーション低下につながります。

そのため、進捗管理システムが導入されたツールを導入したり、研修講師が定期的に理解度テストを行ったりして、研修参加者の理解度を把握せねばなりません。

PCやタブレットに対して不慣れな人もいる

新入社員といっても、中にはPCやタブレットに不慣れな方もいることでしょう。この場合、新入社員研修のオンライン化が実装される前に個別でフォローする必要があります。

PCやタブレットの基本的な使い方はもちろん、使用するツールの使い方、録画方法など、事前に個別フォローを行うことが大切です。

自社の目的に合ったツール選びが難しい

新入社員研修を含む研修ツールは、数多く存在しています。その中から自社の目的に合ったツールを選べるかによって、研修効果は大きく異なるでしょう。

研修ツールには「①多様なコンテンツを受講できる汎用性が高いタイプ」「②自社の研修教材のオンライン化に適した教材育成・管理機能が優れているタイプ」「③必須研修の受講に適したタイプ」の3タイプがあります。

この中で、自社の研修目的に合ったツールのタイプを選ぶことで、効果的な新入社員研修を行えるでしょう。

 

新入社員研修のオンライン化におすすめのツール

マルチモニター環境で多数の受講者に向けて講義をする男性ビジネスパーソン

研修ツールには3つのタイプがあるので、自社の研修目的に合ったタイプを選ぶことが大切です。しかし、研修ツールは豊富にあるので、それぞれの特徴をつかんだ選定が必要になります。

そこで、ここでは新入社員研修のオンライン化におすすめのツールを3つご紹介します。ツール名やそれぞれの特徴も併せて紹介します。

Zoom

Zoomは、元々会議用ツールとして利用されていたものの、近年では面接やオンラインでの研修を取り入れている企業でよく利用されているツールです。

Zoomは、他のWeb会議ツールよりもデータ通信量が少なく、オンライン研修の主催者がアカウントを取得していれば、他の参加者はアカウントなしでも参加できます。

加えて、画面共有機能や、自由に書き込めるホワイトボード機能など、便利な機能が豊富で、この他にも文章でのチャットやボイスチャット、録音・録画機能もあります。

Microsoft Teams

Microsoft Teamsは、無料アカウントでも最大100人、最大60分までオンラインミーティングができるツールです。Teamsは、WordやExcelをオンライン上で参加者が編集したり、特定のファイルを参加者全員が確認できたりする便利さが魅力です。

加えて、有料プランへ契約すれば最大250人までの同時接続や、研修内容の録音・記録もできます。

Schoo

新入社員研修や人材育成のためのコンテンツを提供しているSchooは、約6,000本以上を超える提供動画数や社員の受講状況がグラフで確認できる便利さが魅力です。

その他にも、学習の傾向をそれぞれの社員ごとに分析し、オリジナル研修を作成できます。

また、新入社員研修以外にも、階層別で研修パッケージがあるのでさまざまな階層の社員や管理職もSchooがあればスムーズにオンライン研修を行えるので、大企業にもおすすめです。

 

オンラインの新入社員研修でモチベーションを維持する対策

人さし指を立てて講義する女性が映るノートPCの画面

新入社員研修をオンラインで実施する場合、企画・運営サイドの不安として「受講者のモチベーションを維持できるのか」という点が挙げられます。オフライン研修に比べて一方通行の展開になりやすいため、受講者のフォローやコミュニケーション活性化の工夫など、対策を検討することが重要です。

フォローやフィードバックを徹底する

スケジュール通りに淡々と研修を進めると、受講者は受け身になり、モチベーションが低下しがちです。特にオンライン研修は「受講させられている」という感覚に陥りやすいでしょう。

疑問やつまずきを解消して理解度のバラつきをなくし、積極的な参加を促すには、丁寧なフォローが重要です。受講後も一人ひとりの悩みに寄り添い、しっかりとフィードバックを行って、学習成果を実感させつつ改善点も自覚させましょう。

研修に飽きない工夫をする

リアルタイムで表情の変化を読み取れるライブ配信型でも、オフライン研修に比べると講師・受講者間や受講者同士の関わりは希薄です。集中力を持続しにくいため、飽きない工夫をしましょう。

特に、講義の初めは「1人で参加する」という意識で緊張しがちです。すぐに講義に入るのではなく、アイスブレイクとしてゲームを取り入れるといった工夫をして、緊張をほぐしつつ全員が自発的に参加している雰囲気を形成しましょう。講義中にも適宜ゲーム形式の演習を行うなど、楽しんで参加できる仕掛けを取り入れることがポイントです。

グループワークやディスカッションを取り入れる

受講者同士のコミュニケーションがないと同期がどのような人物か把握できず、社内における人脈形成につながりにくいという課題があります。また、オンライン研修は基礎知識やテクニカルスキルの座学に向いていますが、ヒューマンスキルの習得がおろそかになりがちです。

オンライン研修でもグループワークやグループディスカッションは取り入れられます。コミュニケーションを活性化させる仕掛けによってモチベーションを維持しながら、社内人脈形成やヒューマンスキルの習得に役立てましょう。

チャット機能の利用を促す

オンライン研修のモチベーション維持に活用したいのがチャット機能です。受講者は早朝や夜間に学習を進めることがあります。講師やメンターはいつでもチャットで質問を受け付けるようにし、手空きの時間になるべく早く返信しましょう。

ライブ配信型の場合、チャットで質疑応答するスタッフを別途配置すれば、リアルタイムな個別対応がしやすくなります。受講者同士で情報共有できるトークルームを作成し、同期のコミュニケーションを活性化することも検討しましょう。

 

オンラインの新入社員研修をスムーズに導入するポイント

3人体制でオンライン研修を運営する社内チーム

オンライン研修は基本的にインターネット経由で配信・受講するため、オフライン研修とは異なる事前準備やトラブル対応の備えが求められます。スムーズに導入して研修効果を高めるには、研修目的を受講者にも共有するといったポイントを押さえることが大切です。

事前の準備を徹底する

オフライン研修で会場を準備するのと同様に、企画・運営サイドで事前にできることは全てやっておくことが重要です。例えば、Web会議システムを用いて自社リソースでライブ配信型研修を実施する場合、アカウントの設定やネットワーク帯域の確保、カメラ・マイクの動作チェックを事前に行います。

受講者のトラブルでミーティングルームに入室できないといった問題も起こり得るため、受講者向けに必要なデバイス環境や使い方を説明し、最低限のアクションで確実に参加できるように準備しましょう。

機材トラブルに対応できる担当者を用意する

ライブ配信中にはネットワーク接続の不調が起こったり、カメラやマイクが正常に動作しなくなったりするなど、何らかのトラブルが発生することがあります。事前準備をしても、講師が即座に対応できないこともあるでしょう。対応に手間取ると研修の進行に支障が生じ、受講者のモチベーション低下を招く恐れがあります。

そのため、トラブルに対応できる担当者を別途配置するのがポイントです。ライブ配信中は受講者の出欠確認やログイン補助、カメラ・マイクのオンオフ、講義と並行したチャット対応などやることが多いため、進行補助役の担当者と連携しましょう。

研修の目的を共有する

企画側がオンライン研修の目的を共有しても、受講者に伝わっていないことがあります。受講者が新しい知識・スキルを学ぶとき、研修を受ける理由を理解していないと、目的意識を持って取り組みにくいでしょう。

例えば、実務を想定した研修であることを事前に共有し、研修の開始時や締めくくりでも改めて伝えることが大切です。研修の目的を意識すれば、知識・スキルを生かす場面をイメージしながら学習し、研修後の行動目標も効果的に設定できます。

研修を一元管理する

オンライン研修は、実機に触れる講習やヒューマンスキルの習得に対応しにくいため、オフライン研修を組み合わせるのもひとつの方法です。オンライン研修とオフライン研修は別々に行うものの、新入社員研修として一貫しています。

複数の研修を組み合わせる場合、それぞれの成果や課題を総合的に確かめることが重要です。研修運営を効率化するため、学習管理システム(LMS)を活用して、進捗管理や効果測定を一元化しましょう。

振り返りやアフターフォローを忘れない

研修効果を高めるには、研修後の振り返りやアフターフォローが重要です。研修で一度聞いただけの内容は振り返らないと定着しにくいため、学んだことを改めて言語化し、実務へどのように生かすか行動目標を立てましょう。

指導の適切さや研修の満足度もヒアリングすれば、改善点を発見しやすくなり、次回以降の研修計画に役立ちます。

研修後も質問を受け付けたり、実務上の悩みやキャリアプランの相談に乗ったりするなど、アフターフォローもしっかり行いましょう。

 

オンライン新入社員研修を導入する流れ

ヘッドセットを着けて笑顔で講義するシニアビジネスパーソン

オンライン研修は、プログラミングのようなテクニカルスキルの習得に向いています。社内に講師を担当できるエンジニアがいないといった理由で内製が現実的ではない場合、外部の研修会社に依頼するとよいでしょう。ここでは、内製・アウトソーシングそれぞれの導入の流れを解説します。

自社で研修を実施する場合

自社リソースによるライブ配信型のオンライン研修を実施する場合、以下の流れで導入しましょう。

1.配信ツール選び
ビデオ会議・チャット・画面共有といった必要な機能があり、狭帯域でも問題なく利用できるなど、講師も受講者も使いやすいツールを選ぶ

2.カリキュラムの作成
教育が必要な知識・スキルに合わせて研修内容を決める。アイスブレイクやグループワークを取り入れることも考慮する

3.運営サポート体制の整備
研修内容に応じて必要なサポート要員を確保し、予期できるトラブルの対応方法もあらかじめ決めておく

4.ツール設定と通知
ツール上でスケジュールやメンバーリストを作成し、受講者に研修内容やツールの使い方を通知する

5.実施と振り返り
計画に沿って研修を実施し、振り返りや効果測定を行う

外部に依頼して実施する場合

外部の研修会社にオンライン研修を依頼する場合、以下の流れで行います。

1.研修会社の選定
研修の種類や講師の質、実績、サポート体制を総合的にみて、最適な事業者を選ぶ

2.研修設計
既存のカリキュラムを選択、もしくは、受講者のスキルレベルに合わせてオーダーメイド

3.研修運営
研修会社が研修を進行し、学習進捗の報告を受ける

4.振り返り
学習内容の習熟度を測る

最も重要なのは研修会社選びです。テックアカデミーは、配属先が納得する「自走できるエンジニア」を育成できると定評があります。オンライン研修とオフライン研修を組み合わせて、テクニカルスキルだけでなくヒューマンスキルも磨けるのが魅力です。

一人ひとりのスキルレベルに合わせた研修をオーダーメイドでき、現役エンジニアによるマンツーマンサポートやカスタマーサクセスによる併走サポートが受けられます。

 

オンライン新入社員研修の成功事例

ノートPCに向かい満足そうな笑顔を浮かべるヘッドセットを着けた若い女性

新入社員研修をオンラインで行う理由は企業によって異なります。実際の導入事例は自社のケースを考える上で参考になるでしょう。ここでは、テックアカデミーのオンライン研修を採用した企業の中から、新しくIT研修を始めた例や既存のオフライン研修から乗り換えた例、長年継続利用している例を紹介します。

株式会社カーフロンティア

カーメンテナンス関連のサービスを提供する株式会社カーフロンティアは、システム開発をアウトソーシングしていましたが、内製化するに当たりポテンシャルエンジニアを採用しました。

しかし、社内のエンジニア経験者は1人で研修の内製にはリソースが足りず、テックアカデミーのJava研修を採用します。メンターによる個別対応を受けられるため、気軽に質問しながら質の高い学習を継続でき、各受講者の満足度も高かったようです。

参考: 『テックアカデミーIT研修導入事例 – 株式会社カーフロンティア様』

テックアカデミーIT研修導入事例 – 株式会社カーフロンティア様

インガルス株式会社

ITソフトウェア開発会社のインガルス株式会社は、新卒エンジニアを対象に社外で集合研修を行ってきましたが、研修の様子を把握しにくく関わりにくいのが課題でした。

オフライン研修の内製が理想ではあるものの、リソースが足りず、社内からテックアカデミーのオンライン研修を受けることに決めます。ニーズに合わせた柔軟なカリキュラム作成により、個々のスキル・能力だけでなく社員の帰属意識も高まり、社内コミュニケーションの活発化を実感しました。

参考: 『テックアカデミー新入社員研修導入事例 – インガルス株式会社様』

テックアカデミー新入社員研修導入事例 – インガルス株式会社様

株式会社エイチーム

総合IT企業の株式会社エイチームは、2017年から継続してテックアカデミー IT研修を利用しています。新入社員研修はオンライン学習に加えて、講師派遣によりプロダクト制作の流れを体験する内容です。

継続の決め手は、プログラミングの楽しさを伝えられることで、エンジニア以外の職種でもプログラミングに対する苦手意識を克服しました。研修を通じてチームワークの形成につながる他、テクニカルスキルを活用して業務改善を考えるなど、企業文化の醸成にも役立っています。

参考: 『テックアカデミー新入社員研修導入事例 – 株式会社エイチーム様』

テックアカデミー新入社員研修導入事例 – 株式会社エイチーム様

 

まとめ

ヘッドセットを着けた笑顔の男性ビジネスパーソン

オンライン研修は場所や時間を問わず受講でき、スキマ時間を利用した反復学習がしやすいのが利点です。特に、プログラミングのようなテクニカルスキルの研修を効率化したい場合に向いており、社内リソースで内製できない場合は実績豊富な研修会社を利用できます。

研修のオーダーメイドや講師の質、サポート体制を加味して、自社のニーズに合ったオンライン研修を運営しましょう。

 

テックアカデミーIT研修のご紹介

テックアカデミーIT研修

テックアカデミー(TechAcademy)は、日本e-Learning大賞プログラミング教育特別部門賞を受賞している、オンラインIT研修です。
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