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受講生インタビュー

テックアカデミーを受講された方の声をご紹介

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30代事務職からフリーランスのWebデザイナーに転身!企業から仕事をもらうための工夫とは(後編)

受講開始から約1年(※1)で複数企業の仕事を受けられるようになった受講生の記事です。
(※1)卒業生向けの仕事紹介・支援サービス「テックアカデミーワークス」では初回の仕事紹介を保証しており、テックアカデミーでの学習開始から最短2ヶ月程度で実務に取り組むことが可能です。

30代でフリーランスのWebデザイナーに転身した卒業生に、フリーランスになった後工夫されていることや、仕事獲得の経緯についてお話を伺いました。(※2)
今回のインタビュー記事は前編後編に分かれていますので合わせてご覧ください。
(※2)記事に記載している内容は2022年5月時点の情報です。

1分でわかる記事要約

・学習開始から約1年でテックアカデミーワークスの仕事だけでなく、地元企業と契約、クラウドソーシングサービス経由でWebデザイン関連の仕事に取り組めるレベルまで成長。
・クラウドソーシングサービス上での自分の評価を増やすこと、早い返信を心がけること、難しい要望に対しても代案を提案するなど様々な工夫をすることで依頼主との信頼関係を築きリピート受注に成功。
・SNSでフリーランスを目指している人とコミュニケーションを取り合うことでモチベーションを保ちつつ、自身と同じ悩みを抱える人の役に立てるよう積極的に情報発信を行う。

話してくれた人

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小坂 香央里(こさか かおり・32歳)さん
北海道在住。短大卒業後、医療秘書や工場、学校の総務などバックオフィスの仕事に従事した、フリーランスのWebデザイナーに転身。趣味はHP制作、DIY、セルフネイルなど幅広く、デザインや物づくりに関することが好き。

受講から1年。フリーランスとしてクラウドソーシングサービスで仕事を受託

――小坂さんは現在フリーランスとしてテックアカデミーワークスだけでなく、クラウドソーシングサービスや地元企業からもお仕事を受けられていると伺っています。

はい。テックアカデミーで学習をはじめてから1年以内に、テックアカデミーワークス経由で7件、クラウドソーシングサービス経由で10件、地元北海道の企業2社との契約を結んでいます。

――かなり実績がありますね!未経験でもクラウドソーシングサービスで仕事を獲得するためのコツはありますか?

コツではないのですが、普段仕事をする上で自分に対して信頼してもらえるよう心掛けていることがいくつかあります。

まず仕事を獲得する前までは、とにかく クラウドソーシングサービス上での自分の評価を増やすこと です。クラウドソーシングサービスは、過去に仕事を依頼して下さった方からの自分の評価が5段階で表示されるようになっています。そしてその評価が高い人ほど、一つの仕事に対して複数のエントリーがあった時に依頼主から選ばれやすい傾向があります。はじめはWebサイト制作やWebデザインなどの仕事の受注はできなかったものの、自分のスキルでも確実にできる仕事を受注することによって自分の評価数を増やすようにしていました。

次に仕事へのエントリー後に心掛けていることは、 依頼主や企業から連絡があった時はすぐに返信をすること です。急ぎの仕事内容であることも多いので、対応する側からすぐに連絡がある方が依頼先として決まりやすいように思います。これは専門的なスキルが足りていなくても常日頃意識してできることです。この点については事務職での顧客へのメールなどの経験がかなり活かされています。

実際に自分が仕事をすることになった時は、 自分のスキルだけでは実装できないことに対して「できない」と言うのではなく、代案を提案する ようにしています。代案を提案することで、特に依頼側で問題がなければ「その代案でいきましょう」となるケースもありますし、真剣に依頼内容に対して向き合っている印象を持ってもらうことができます。

依頼主側との信頼を構築することで、「前回もやってもらったからお願い!」と継続して依頼してもらえることが多いです。

地元企業と契約がフリーランスとして活動することの自信に

――フリーランスとして活躍したい方にとってかなり大事なポイントですね!地元の企業とはどのような経緯で契約に至ったのでしょうか?

友人の知人経由で地元企業からの仕事を紹介してもらい、契約に至りました。
フリーランスになった方は、まず友人や前職などの仕事で繋がった方にフリーランスになったことをお話すると良いと思います。紹介経由の方が、新規や営業経由より信頼があるため仕事の話が進みやすいですし、実はWeb周りのことをどこに依頼すれば良いのか困っているという企業や個人の方も多く、突発的に仕事に繋がることがあると思います。

紹介経由だけでなく、企業のホームページを検索して営業活動もしていますが、信頼のある人からの紹介の方が早く仕事に繋がりやすいと感じています。

――フリーランスになる前と現在でギャップはありましたか?

悪いギャップは感じませんでした。収入は月によって数万円程度だったりとばらつきがありますが、想定の範囲内でした。実績も増えてきたので、引き続きクラウドソーシングサービスや営業活動を続ける予定です。

良いギャップとしては、学習して1年の立場でも複数の仕事を獲得できるということです。 フリーランスはかなりハイレベルのスキルを持った方しかなることができない、というイメージを持つ方が多い と思うのですが、スキルを身につけて挑戦しようという覚悟さえあれば誰でもなれると思っています。今のWeb周りの仕事自体が好きなので、フリーランスになってよかったと感じています!

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フリーランスになり、気分転換に運動をすることも増えたという。

自分と同じ悩みを抱える人の役に立ちたい

――フリーランスは会社員と異なり、お一人でお仕事をすることが多いため、心細いこともあると思います。モチベーションはどのように保たれているのでしょうか?

SNSで、テックアカデミーを受講してフリーランスを目指している人とコミュニケーションを取り合ったり、情報交換をする ようにしています。学習中もそうですが、一人だとやはり心細く感じることが多いです。SNSを活用することで自分と同じ目標や夢がある人が何をしているのか知ることもできますし、苦しいのは自分だけじゃないということがわかるのでモチベーションの維持に繋がります。ちなみに、受講生インタビューでご紹介されている舘山さんもSNS上で知り合い、たまにオンラインで会話もしています。(笑)

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小坂さんのTwitter(ご本人の許可をいただき掲載しています)

――なんとそうなのですね!同じ夢を持った受講生の間でコミュニティができていることを知り嬉しく思います。今後フリーランスとして活動するにあたってどのような働き方をしたいと考えていらっしゃいますか?

依頼主の個人の方や企業さんと長くお付き合いできるような関係を目指したい と思っています。フリーランスになり、所属していた会社の看板がなくなったことで、信頼の構築がいかに重要なのかを実感しました。最近はフリーランスのWebデザイナーとして活躍される方がかなり増えているので、自分の個性を出しつつ、それを理解してくれる方と一緒に仕事をしたいと思っています。

――最後に、フリーランスを目指している方や何かスキルを身につけて新しい仕事に挑戦したいと考えている方へメッセージをお願いします。

一番お伝えしたいことは、スクールに通って学習を開始してから約1年でフリーランスになることができたということです。
自分と同じように働き方に悩みを抱えている人や、仕事の獲得などの面で苦しい思いをした人の少しでも役に立てるよう、自分の経験や日々の発見などをSNSに自ら情報発信しています。自分の発信から、世の中の人が少しでも新しい働き方に挑戦してみようと思うことができたり、フリーランスに感じている心理的なハードルが下がると良いなと思います。

30代事務職→フリーランスのWebデザイナーに転身!転職ではなくフリーランスを目指した理由は?(前編)

受講開始から約1年(※1)で複数企業の仕事を受けられるようになった受講生の記事です。
(※1)卒業生向けの仕事紹介・支援サービス「テックアカデミーワークス」では初回の仕事紹介を保証しており、テックアカデミーでの学習開始から最短2ヶ月程度で実務に取り組むことが可能です。

30代でフリーランスのWebデザイナーに転身した受講生に、Webデザイナーを目指そうと思うまでの経緯や、テックアカデミーを受講した理由についてお話を伺いました。(※2)
今回のインタビュー記事は前編後編に分かれていますので合わせてご覧ください。
(※2)記事に記載している内容は2022年5月時点の情報です。

1分でわかる記事要約

・事務職として働いていたが、自分で0から考えて提案したり工夫するのが好きであることに気がつき、フリーランスのWebデザイナーを目指す。
・独学し副業を試みるも、学習内容と実践に乖離があったことや、実務経験が全くなかったことが原因でWebサイト制作やWebデザインの仕事獲得に苦戦。
・独学後、テックアカデミーのWebデザインコースWebデザインフリーランスコースの受講やテックアカデミーワークスでの実務経験を経てフリーランスに転身。

話してくれた人

小坂さんプロフィール.png

小坂 香央里(こさか かおり・32歳)さん
北海道在住。短大卒業後、医療秘書や工場、学校の総務などバックオフィスの仕事に従事。フリーランスのWebデザイナーに転身。趣味はHP制作、DIY、セルフネイルなど幅広く、デザインや物づくりに関することが好き。

事務職からフリーランスのWebデザイナーを目指した理由とは?

――これまでのご経歴について聞かせてください。

短大卒業後、事務職やバックオフィス系の仕事を中心に働いていました。具体的には具体的には医療秘書、工場や学校の総務などです。1年前に退職し、テックアカデミーの「Webデザインコース」「Webデザインフリーランスコース」の受講を経てフリーランスのWebデザイナーになりました。

――なぜフリーランスのWebデザイナーの道を選ばれたのでしょうか。

複数の仕事を経験する中で、自分の仕事に対する適性に気がついたからです。これまでは、指示されたことを正確に行う仕事や、社員のサポート業務などの仕事が中心だったのですが、 0からアイディアを出して提案したり、何かを作ったり、アレンジや工夫することが好き だと感じました。
一方でWebデザイナーの仕事は、企業や個人などの顧客から依頼されたWebサイトのデザインを制作することです。顧客が思い描いているWebサイトを制作できるよう、全体の構成を考え、使い勝手が良く魅力が伝わるようなデザインを制作します。特にフリーランスのWebデザイナーの場合は、仕事を獲得するための営業活動から企画まで携わることができるので、とても興味を持ちました。
また職場の人間関係などに縛られず、専門的なスキルを身につけて仕事に専念したいという思いから、会社員ではなくフリーランスのWebデザイナーの道を選択しました。

――これまでWebデザインやWebサイト制作のご経験はありましたか?

はい、元々HP制作が趣味で手を動かすことはありました。退職する半年くらい前に、たまたま本屋でWebサイト制作で副業ができることを謳った書籍を何冊か見つけて独学をしました。副業を始めるためにWebデザインやWebサイト制作について学んだのですが、基礎的な内容が多くあっという間に1冊終えてしまったこともあり「本当にこれだけで副業ができるのだろうか?」と不安になりました。
学習後、クラウドソーシングサービスに登録したのですが、実務未経験の自分の実力ではできない仕事内容が多いと感じました。今思えば、 学習内容と実践にはかなり乖離があった ように思います。 自分よりも実力や実績のある人が同じ仕事にエントリーしていることも多く、実務の経験が全くなかったことやスキル不足が原因で、なかなか思うようにWebサイト制作やWebデザインの仕事を獲得することはできませんでした 。それでもめげずに何件かエントリーして、数百円程度の報酬は発生したのですが、アンケートや簡単なデータ入力作業など簡単な内容のものでした。

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プログラミングの副業に関する書籍

――実務未経験だとかなり仕事の獲得が難しいのですね。

そうですね。結局、Webデザイン関連の仕事を獲得できず副業は諦めてしまいました。そこで退職後にフリーランスになるため1からスクールで勉強することにしました。Webデザイナーになりたかったので、テックアカデミーのWebデザインコースWebデザインフリーランスコースを受講しました。

――新しい働き方に挑戦することへの不安はありましたか?

いきなりフリーランスになることに対しては多少不安はありましたが、別業界からIT業界へ飛び込むことについては不安はありませんでした。周囲にWebデザイナーのフリーランスの人はもちろん、IT業界で働いている人もいなかったのですが、調べていく中でIT業界は未経験でも挑戦しやすい印象を受けました。私のパートナーも自分が選択した道を応援してくれたので前向きになることができました。

独学を経てスクールで学ぶことの良さに気がついた

――テックアカデミーを選択した理由について教えてください。

大きく3つあります。
1つ目は テックアカデミーの受講後に、卒業生向けのお仕事の紹介・支援サービス「テックアカデミーワークス」経由でWebデザインの実務に取り組める という点です。 実務経験のある現役のデザイナーであるメンターのサポート付きで、Webデザインの仕事に取り組むことができる という点は他のスクールにはなく、かなり惹かれました。

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先ほどお伝えしたように、「独学でWebサイト制作の基礎は身についたがこれで仕事が獲得できるのか?」「仕事を最後まで一人でこなすことができるのか?」という不安があったので、実際にその点をサポートいただけることがかなり受講の決め手となりました。

実際にテックアカデミーワークスでは現役デザイナーのメンターだけでなく、プロダクトマネージャー、ディレクターと一緒にチームで仕事に取り組むため、私のような初心者でも安心して実務に挑戦することができました。初回の仕事紹介を保証してくれるので、副業の時のようにエントリーしたが仕事を受けられないという心配もありませんでした。

2つ目は 定期的なメンタリングがある 点です。地元に教室型のプログラミングスクールがなかったこともあり、元々オンラインのスクールに通うことは決まっていました。一方でオンラインのスクールは一人で学習を行うことが多いので、不安がありました。独学の経験を経て、 学習を続けていく上で誰かとコミュニケーションが取れる方が自分には合っている と感じていたので、パーソナルメンターとの対面でのメンタリングや、チャットサポートでコミュニケーションが定期的に取れることができる点が自分に合っているなと思いました。

3つ目は コース数が多い点 です。フリーランスとして活躍するためには今後広く知識を身につける必要があります。スクールに通って学ぶのであれば、同じスクールで複数の言語を身につけたいと思い、広くコースを展開しているテックアカデミーを選択しました。

――受講いただきありがとうございます!独学をされていた時と比較していかがでしたか?

メンターに自分の技術スキルや、自分が作った制作物について客観的に評価してもらえる点 が独学にはない大きな違いですね。独学だと書籍の見本通り制作したものが本当に正しく実装できているのか、またプロの目線で見た時に良いか悪いかがわからないので、不安が残りますし、カリキュラムを進めて終わりになってしまうことが多いと思います。その点、テックアカデミーでは制作課題の提出後に、メンターから技術面での細かいフィードバックがあるので次に生かすことができます。

また学習方法や進捗についても変化がありました。メンターがいるので 学習目標と課題提出の期日のスケジュールを組み立てて学習するように なりました 。メンタリングの実施の度にメンターと「いつまでにここまで終わらせましょう」という約束をすることが多かったので、定期的な学習習慣が身につきました。独学の時はいい意味でも悪い意味でも自分でペース配分を決められるので、「まあいいか」と思って学習を止めてしまうことがありますが、それがなくなりましたね。

あとは学習を進める上で わからないことについて自分で調べるスキルが身についた ように感じます。テックアカデミーはわからない点があってチャットで質問をした時に、 直接的な回答ではなく、解決に導くためのヒントを教えてもらうことが多い です。はじめは考えることに時間がかかり苦戦することもありました。ただ 今後フリーランスとして働くことになった時に周りの人から何でも教えてもらえる状況ではない ということを考え、自分の将来のことを考えて、あえてそのようにしてくれているのかと気がつきました。自分で調べる力は仕事を進める上で必要とされる重要なスキルなので、学習中に身につけることができてよかったと思っています。

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テックアカデミーワークスがフリーランスになるための近道に

――テックアカデミーワークスについてはいかがでしたか?

正直、テックアカデミーワークスをはじめた頃は仕事の進め方など慣れないことが多く、分からないことが分からない状態でした。独学やテックアカデミーでの学習を通じてWebデザインやWebサイト制作に関する基礎は固まりましたが、 実務とカリキュラム上の課題提出では、影響範囲のスケールや締め切りなどの条件が異なるので、このままフリーランスとして世の中に出ていたらまずかった なと思います。仕事自体はメンターから技術面でのアドバイスをいただきながら、数をこなして慣れていきました。

かなりメンターとコミュニケーションをとる機会が多く、上司のような存在でしたね。時には自分の悪い点について指導を受ける時もありましたが、 自分の成長を考えて伝えてくれている ことを感じ、励みになりました。

あとはテックアカデミーワークスを通じて、 誰もが知っている大企業の仕事に携わることができた ことは自分にとってかなりプラスの経験になりました。自分が制作したWebバナーが、普段目にするところで使われているところを見た時は感動しました!またどのようにコーディングしているのか、実際に運用されているものを見ることができ勉強になりました。

インタビューの続きは後編でご覧ください!
後編ではフリーランスになった後、仕事を獲得するために工夫していることについて伺います。

40代の元農家がWeb業界に未経験から挑戦!なぜ子育てしながらキャリアチェンジを実現できたのか

未経験かつ子育て中でも、テックアカデミーの受講を経てスキルが身につき、新たな仕事・キャリアチェンジに繋がっているというお話について伺いました。(※)
(※)記事に記載している内容は2022年5月時点の情報です。

1分でわかる記事要約

・ライフステージ(独身、結婚、出産、育児)や環境に合わせて編集者、農家、ライターなど、自分がやりたいと思った仕事に取り組む。
・子どもが小学生に上がり時間が作れるようになったタイミングで、クラウドソーシングサービスの仕事の中でも時間単価が高いWeb制作に携わりたいという思いから未経験で「高知県長期実践型WEBデザイナーコース(※)」を受講。
・今後はWeb制作のスキルと、編集者・ライターの経験を生かした職場で働くことを視野に転職活動中。

(※)テックアカデミーが高知県と県内のIT・コンテンツ人材の育成を目的に開講した、WebデザインやWebマーケティングなどのWebに関する技術を複合的に習得できるコース。

話してくれた人

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岩神 美紀さん(いわがみ みき・41歳)さん
小学生の男の子3児(次男三男が双子)の母。大学卒業後、都内の呉服店の販促・広告代理店に就職し呉服雑誌の編集に携わる。その後転職し、出版社で記事の編集を担当。29歳で結婚をきっかけに地元の高知県へ戻る。ライターの仕事を始めるも、子育ての兼ね合いで家業である農業に従事。 40歳でWeb制作に携わりたいという思いから、高知県長期実践型WEBデザイナーコースを受講。趣味はDIY、ダンス、着物。

編集者→ライター→農家に転身。Web制作に興味を持った理由とは?

――これまでのご経歴について聞かせてください。

大学卒業後、都内の呉服店の販促・広告代理店に就職し呉服雑誌の編集を担当していました。転職し、資格情報誌の編集にも携わりました。
その後、29歳で結婚を機に地元の高知県に戻ることになり、しばらくはライターの仕事をしていたのですが、夫の実家が農家であったことや子育てをしやすいという理由から農家として働くことになりました。

――全く異なる業種ですね。農業の仕事を始めていかがでしたか?

農業はこれまでの仕事と全く違って新鮮でした。デスクワークと異なり、一日中ずっと外で仕事をするので夏や冬などの季節は体力的にハードでしたね。ビニールハウスの中で生姜を育てていたので汗だくになりながら働いていました(笑)
あともう一つ大きな違いは、自分の都合で休むことができないということ。農作物は良い状態の時に出荷しないと腐ってしまうので放っておくことはできません。そのため、基本的に毎日稼働していました。複数の農作物を作っていたので、閑散期がなく年間を通じて忙しかったですね。
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生姜の農家として働いていた岩神さん

――高知県長期実践型WEBデザイナーコースを受講するまで、農業のお仕事を続けられていたのでしょうか?

農業の仕事を行いつつ、私が35歳、長男が5歳になった時にクラウドソーシングサービスを活用し、副業としてライティング業も行っていました。

――ライティングの仕事を復活されたのですね。なぜ副業を始めようと思ったのでしょうか?

自分で0から考えて手を動かしたり、文章を作ったりするライターの仕事をまたやりたいな、と思ったことが大きな理由でした。文字数に応じて報酬が決まることが多く、かかる時間に対してあまり報酬自体は高くなかったのですが、私にとっては 収入面よりも仕事のやりがいの方が重要 でした。ただ、いきなり農業の仕事をやめるわけにはいかないので、副業として始めてみようと。副業を始めた当時はクラウドソーシングサービスでエントリーして仕事を受注するまでの倍率が低く、かなり仕事を得ることができました。農業の仕事が夕方5時くらいに終わるので、夕食や家事などを終えた後、夜の8時ごろに子どもを寝かしつけてライティングの仕事をしていました。
ライターの副業は5年くらい続けていたのですが、 クラウドソーシングサービスのライターの利用者が増え、仕事の倍率が上がっていたことや、報酬に物足りなさを感じるようになりました 。ちょうどその時クラウドソーシングサービスの仕事の中でも Web制作の時間単価が高い ことを知りました。
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人気の副業上位10種類の時間単価(2022年3月発表 マクロミルによる委託調査より。対象:現在、副業をしている20~49歳の男女1,323名、調査時期 :2022年2月18日〜2022年2月21日)

ーーそこでWeb制作の仕事に興味を持たれたのですね。

はい。興味を持った最初のきっかけは報酬でした。
また高知県の第三都市に住んでいることもあり、 農業を辞めて子育てを優先しながら新たに仕事に就こうと思うと選択肢がかなり限られてしまいます。 そこでオンラインでも仕事ができるWeb制作の仕事に腰を据えて挑戦したいと思うようになりました。
ただ実は、当時Web制作の仕事のことについて、恥ずかしながらしっかりと理解しておらず・・・。もちろんWeb制作の経験は全くなく、プログラミングの知識は不要でノーコードだけでできると思っていましたし、テンプレートを使って簡単にできるのかな?というイメージでした。

ーーだからこそ新しいことに物怖じせず挑戦できたのかもしれないですね。

そうですね(笑)
実は高知県長期実践型WEBデザイナーコースを受講する数か月前に、農業を辞めてスキル習得に時間を割こうと思い、子育て中のママさん向けのオンライン講座にも参加していました。そこで初めてWebデザインについて学習を始めることになります。
受講を始める前までは「1ヶ月でWebデザイナーとして副業ができるようになれるんだ!」と思っていたのですが、世の中にあるデザインと自分のデザインを比較した時に自分の技術力に自信が持てなくなってしまい、受講期間の後半になればなるほど「このクオリティの技術力で世の中に出られるのだろうか」と不安になりました。
受講が終わって、スクールの受講後のサポートとしてWebデザインに関連する役立つ情報を配信してもらっていたのですが、その情報の中から「職業訓練などを通じて長期的に学ぶ」という選択肢があることを知りました。そこからは定期的に自治体やハローワークなどが開催しているWebデザイン関連の講座をチェックするようになり、テックアカデミーが高知県と県内のIT・コンテンツ人材の育成を目的に開講していた高知県長期実践型WEBデザイナーコースを知りました。
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40歳から子ども達の通学中にWebデザインやWebマーケティングを学習

ーーそこで高知県長期実践型WEBデザイナーコースにご応募くださったのですね。前に受講された1ヶ月のオンライン講座と比較すると、10ヶ月という長期のコースになりますが、いかがでしたでしょうか。

特に不安はなかったです。むしろ長期間学ぶことができる環境なのでありがたいという気持ちが大きかったです。WebデザインやWebマーケティングなどのWebに関する技術を複合的に学び、WebデザイナーやWebマーケターになることができるコースなので、これならしっかりスキルが身につくだろうという確信がありました。ちょうど次男と三男が小学校に通うようになったので、学習自体は子ども達が学校に行っている日中に自宅で行っていたのですが、1日数時間、長い時は7時間くらいパソコンに向かって勉強していました。正直、カリキュラムは難しいと感じることも多く、特にフロントエンドの学習に苦戦しました。チャットを活用してメンターに何度も質問しましたね。
現役のエンジニアやデザイナー、マーケターなどこれまで普段直接関わることのなかった職種のメンターと直接話す機会はなかなかないので新鮮でした。 エンジニアやデザイナーなどの職種の人が自分の周囲にいないと、「自分もこうなりたい」といったイメージが沸きにくいですし、仕事内容や必要なスキル、そして学習したことが実務でどのように活かされるのか分からない と思います。そのような点でも、現役のプロの方の存在は大きかったです。

ーーメンターとのやりとりで印象に残っていることはありますか?

Webマーケティングコースのメンターがよくお話されていた 「ユーザーにとってメリットがあるかを常に意識する必要がある」 という言葉が今でも印象に残っていて、忘れないようにしています。これは広告の配信手段だけでなく、HP制作にも繋がると思っていて、自分が良かれと思ったデザインや機能も、ユーザー層にとっては見えづらい、使いにくいものになってしまうケースがあると思います。なので、 誰が見たり利用したりするのかを意識して全体の構成やデザインなどを考える癖がつきました

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岩神さんのポートフォリオより抜粋

ーー学習のモチベーションなどはどのように保たれましたか?

受講を開始した当初から、「全てのコースの最終課題を絶対に出す」という目標があったので、学習に対するモチベーションは下がりませんでした。 目標を立てていたからこそ、早い段階でカリキュラムを進め、複数のメンタリングを活用してじっくり最終課題を進めるようにしていました

ーーメンタリングの配分のことまで受講前から意識されていたのですね!すばらしいです。

あとは Twitterのアカウントも学習開始と同時に開設し、#テックアカデミー で同時期に受講した人のツイートを見るようにしていました 。#今日の積み上げ で毎日できたことについて日記のように呟いていると、それが習慣になって途中で学習を辞められなくなりました(笑)
Twitterで受講の記録を始めてから、過去にテックアカデミーを受講した後フリーランスになった卒業生の方からDMをいただいた時はとても嬉しかったです!自分の学習に対して励ましのメッセージをくださり、「自分も諦めずに頑張ろう!」という前向きな気持ちになりました。Twitter上でも Webデザインなどを学んだ人たちがどのような働き方や生き方をしているのかを知ることができ、より具体的なイメージを持つことができました
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岩神さんのTwitter(※ご本人の許可をいただき掲載しております)

友人からコーディングの仕事を頼まれるように

ーー学習を終えていかがでしたか?

元々就職ではなく、「10ヶ月しっかり勉強してカリキュラムを全てやり切る」ということを自分の中でゴールとして設定していたので「やり切った!」という達成感でいっぱいです。受講前から「絶対にスキルを身につけるんだ!」という強い意志があったからこそ続いたのだと思います。
転職については受講を終えてから考え始めたのですが、受講期間が終わる数ヶ月前に、Webデザインの勉強をしていることを周囲に伝えたところ、友人からなんと直々に依頼があり、初のコーディング案件の仕事を受けることができました!
コーディングの話をされた時に、今の自分ならできそうだという自信があり仕事を受けることにしました。また 今の自分のスキルならこの範囲の作業までできるなというイメージや、どのように仕事を進めれば良いかというイメージまでできるようになっていた ので我ながら成長を感じました。

ーー今後についてはどのようにお考えですか?

受講が終わったばかりなので現在は転職活動を始めたところです。今回の受講で身につけたWeb制作のスキルと、編集やライターの経験を活かした職場で正社員として働きたいと思っています。具体的にはSNS運用やマーケティングができる仕事などを検討しています。
転職後は、副業としてWeb制作の仕事もできればと思っています。既に事業を行っている友人に声がけをしているのですが、意外にもクラウドソーシングサービスを活用せずWebサイトの運営や集客に悩んでいる友人が多いことを知りました。そのためまずは身近な人の手助けから始めたいと思っています。

子ども達は自分の頑張る姿を見ている

ーー現在に至るまで、ライフステージに合わせて色々なお仕事をされていらっしゃいますが、ご自身のキャリアに対してどのようにお考えでしょうか?

人によってはキャリアアップに失敗したと捉えられることもあるのですが、 私が「やりたい」と思って選択した仕事なので、自身のキャリアに後悔は全くない です。
また 仕事をする上で子ども達の存在はかなり大きかった です。長男がサッカーをやっているのですが、ある日「強いチームへ移籍をしたい!」という想いを聞いた時に、「私はどうなんだろう」とハッとした時がありました。そこからは、私も好きなことややりたいことを全力でしようと思うようになりました。 子どもが生まれると自分のことを後回しにしてしまう人が多い と思うのですが、 お母さんが好きなことや、やりたいことに対して一生懸命取り組んでいる姿は、子ども達にとって良い影響を与える と思っています。子ども達はしっかり私のことを見てくれていて、ノートを取りながらテックアカデミーの勉強をしている姿を見て、誕生日にノートをプレゼントしてくれました。逆に勉強をだらけていると、「サボってたらだめだよ」と喝を入れられることもありました(笑)。

ーー素敵なお考えですね!一方で育児などでご自身の勉強の時間を取りづらい時も多かったと思います。そのような時はどのようにされていたのでしょうか?

次男と三男はまだ小さいので、子どもを見るか、勉強をするかという葛藤はありました。
そのような時は子どもを見るようにしていました。自分の勉強はいつでもできますが、子どもたちの成長はその時しかないので、そこは子ども優先にしても良いかなと思っています。
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双子の次男、三男

ーー最後に、出産・育児などでキャリアに悩まれている方や、スキル習得など新しいことに挑戦することに自信が持てないという方にメッセージをお願いします!

まだ転職活動中の身なので偉そうなことは言えないですが、 ご自身の意志や想いを大事にしていただきたい です。私も編集の仕事をしていた時にWebデザインの仕事に興味があったのですが、その時は特に何もせず時間だけが過ぎてしまいました。「早くやっておけば良かった」と思うことはありますが、 年齢を重ねても、本人がやりたいと思えばいつでもできる と思います。なので、やりたいと思ったらぜひすぐに行動することをおすすめします。

ーーありがとうございました。

3人の子育てをしながらプログラミング!未経験からコーダーを目指そうと思った理由とは?

育休・産休中に3人の子育てをしながらプログラミングやWebデザインのスキルを1から学習。副業を経てコーダーとして独立を目指す卒業生に受講したからこそ語れる実体験を聞きました。

1分でわかる記事要約

・職場環境やライフスタイルの変化をきっかけに、子育てをしながら在宅で働くことができ自分が好きだと思えることを仕事にしたいと考える。
・プログラミングが自分に向いていることに気づき、短期間で実践的なスキルを身につけるためテックアカデミーを受講。
・テックアカデミーワークスで実務経験を積み、副業からコーダーとして独立を目指す。

話してくれた人

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舘山(たてやま) さん
6歳の双子と0歳の子育てに奮闘しつつ、空き時間に映画鑑賞を楽しむなど1人の時間も大切にしている。
Webデザインコースデザイン実践ポートフォリオコースなどを受講。

職場環境の変化や出産を機に理想の働き方を検討

――これまでのご経歴について聞かせてください。

アルバイトの時から十数年間、娯楽施設の仕事をしていました。
正社員として働いており、裏方の事務的な仕事が多かったです。1回目の育休が終わり復職したところ、会社の体制ががらりと変わり、事務ではなくホールの仕事をするようになりました。体力を必要とする仕事で、今後も子育てをしながら継続的に働くことができるか不安でした。

――転職は考えましたか。

考えましたが2回目の産休を経て子どもが3人になったこともあり、現在の収入を超えない限り辞職することは現実的ではないなと判断しました。また年齢的にも未経験の業界に転職することはかなりハードルがあるなと。
そこで自分の理想の働き方について考えたところ、今以上の収入で、在宅で自分が好きだと思えることを仕事にしたいと思ったんです。
「在宅で仕事をして、子どもたちが帰ってくるのを自宅で迎えたい。そのためには育休で仕事から離れている今勉強して次のステップのために備えなければ。」と意思を固めました。
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双子の息子と手を繋ぐ舘山さん

「もしかしてプログラミング、自分に向いているかも?」

――理想の働き方をするために何から始めましたか。

在宅でできる仕事について調べ、その中でまずはライティングの仕事に挑戦することにしました。早速クラウドソーシングサービスに登録し、ライティングの仕事を始めたのですが…書いた文字数で報酬が決まるので、時間がかかる割に単価が安いなと感じました。言葉の選び方が難しかったり、1つの文章を書き終えるまでに複数の文献を調べたりする必要があります。何より自分が好きだと感じることができなかったため、他の仕事に目を向けることにしました。
何が自分に合っているのか手探りの状態だったのですが、たまたまエンジニアである夫から「勉強してみれば?」とプログラミングを勧められたのです。無料のプログラミング学習サービスを教えてもらい、手を動かしてみることにしました。

――はじめてプログラミングを学習していかがでしたか?

学習を進めていくうちに、黙々と進める作業が好きであること、決まった答えを出すための仕組み作りに向いていることに気がつきました。もともと事務仕事をしていた際に表計算を作成することが好きで、プログラミング言語を使ってプログラミングコードを記述していくコーディングの作業は不思議とそれに似ている感覚だったんです。自分が好きだなと思うことができたタイミングで、プログラミングを使うコーダーの仕事についても検討するようになりました。

――プログラミングとの相性がよかったのですね!独学された後、テックアカデミーを選んでいただいた理由について教えてください。

実はテックアカデミーも夫から紹介してもらいました(笑)
短期間で仕事に繋がる実践的なスキルを身につけたかったことが最終的に受講を決めた理由です。子どもが3人いるので必然的に自宅で勉強するオンラインスクールだなと思い、無料カウンセリングに申し込みました。

――なぜ初めにWebデザインコースを受講されたのでしょうか。

カウンセリングでお話したメンターからのアドバイスがあったからです。無料のプログラミング学習サービスで勉強した際に、コーディングが楽しいと感じたことを伝えました。相談したメンターは現役のコーダーの方で、「コーディングだけでなくデザインも同時に学ぶと良いですよ」とおっしゃっていました。
私が事務仕事をしていた時、資料の配色や配置などを考えることがかなり苦手で、デザインは向いていないと感じていました。しかし、メンターから「得意不得意は関係なく、知識として身につければ実務で役に立つ」とアドバイスをもらい挑戦してみることにしました。

メンターの言葉や他の受講生の学習報告が学習のモチベーションに。

――テックアカデミーを受講されていかがでしたか。

知識が増えていく楽しさ、課題提出を経て自分のできることが増えていく感覚がありました。
ただ育児や家事の合間を縫って知識0のものを1から学習することは大変だなと思うことは多く挫折しかけました。他のテックアカデミーの受講生がTwitterで学習進捗を投稿していて、自身の進捗の遅さに凹むことも多かったです。

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子どもを寝かしつけた後に勉強することが多い、という舘山さん。

――学習のモチベーションはどのように保たれましたか。

1番モチベーションに繋がったことは、「来年フリーランスとして独立する」と目標を決めたことです。今の育休の間に何としてでもスキルを身につけないと、と思うようになりました。
また自分の状況を理解してくれているメンターがメンタリングで「大丈夫」と背中を押してくれたことも心強かったです。完全に1人だったら挫折してたかもしれないですね。自分より後に受講した人の進捗が早いと焦ることはありましたが、これまでのように凹むのではなく、自分も頑張ろうと思えるようになりました。

――Twitterでご自身の学習報告はされましたか。

しました。元々使っていたアカウントを学習用のアカウントに切り替え、学習の報告をするようにしました。初めは自分と同じテックアカデミーで学習している人の投稿を見ているだけだったのですが、学習期間の後半ではTwitterで学習報告している人と直接交流もしました。
どうやって勉強しているのか質問したり、「すごいですね!」と反応したり。オンラインで直接お話することもありました。

――受講生の皆さまが学習進捗や思いをSNSで報告し合うことで、新たなコミュニティがうまれたり、学習のモチベーションに繋がっていることが嬉しいです。

フリーランスになるためにテックアカデミーワークスで実務経験を積みたい

――テックアカデミーを受講開始されてから約5ヶ月後、テックアカデミーワークスでWebサイト制作のお仕事をされていましたね。取り組まれていかがでしたか。

実際の案件がどのようなものなのか知ることができたのと、仕事の進め方や全体の流れを理解することができたので取り組んでよかったです。オンラインで商品を取り扱うお店のWebサイト制作だったのですが、無事に完走でき自信につながりました。

――ぜひこれからテックアカデミーワークスで実績を積んでいただきたいと思います。今後の働き方についてはどのようにお考えでしょうか。

数ヶ月後に育休が終わり復職をするので、しばらくは副業としてワークスの案件に取り組んでいく予定です。来年までにはフリーランスとして働くことができるような実務経験とスキルを身につけたいと考えています。
一旦コーダーとして仕事を受けられる状態まで成長したら、Webデザイン系の仕事にも挑戦したいです。
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――最後に、子育てをされている方やこれから副業を考えている方へメッセージをお願いします。

テックアカデミーのメンターは理解がある方ばかりなので、家の事情を理解した上で学習スケジュールを立ててくれたり、子育てしている人でも学習しやすいと思います。学習が思うように進まない時はメンタリングで他の案を提案してもらったり、私自身もかなり助けてもらいました。
私のように子育てをしながら、未経験でWeb系の仕事を目指す方はまだまだ少ないのかもしれません。ただ、学習を開始して数ヶ月で副業として案件に取り組むことができたので、このような働き方の選択肢があるということを多くの方にも知ってもらえればと思います。

自分一人で案件に対応できるレベルまで成長!約半年で未経験からWebサイト制作の副業を始めるには?

WebデザインコースやWordPressコース受講後、現在テックアカデミーワークスにて、メンターのサポートなしでWeb制作などの案件に対応できるレベルまで成長したテックアカデミーの卒業生に、受講したからこそ語れる実体験を聞きました。

1分でわかる記事要約

・将来自分のためになるスキルを身につけたいという思いから、プログラミングの副業に興味を持つ。
・Webデザインコース、WordPressコースを受講しWebサイト制作に関するスキルを身につける。
・テックアカデミーワークスではじめてLP制作やコーディング、バナー制作などの副業に取り組み、メンターのサポートなし、自分だけで案件対応できるまでに成長。

話してくれた人

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徳田健太郎(とくだ・けんたろう) さん
趣味はゲームやイラストを描くこと。
普段は小売業のアルバイトをしながら、空いた時間でWeb制作に関する学習を行う。

ゲームに没頭した過去。自分のために何も残らなかった

――テックアカデミーを受講しようと思った経緯について教えてください。

元々ゲームが好きでかなりやり込んでいた時期があります。ゲーム自体は楽しかったのですが振り返った時に、結果的に何も自分のためになるものが残らなかったな、と感じてしまって。そのため 何か新しいことを始めるなら、将来役に立つようなことを極めたいなと考えていました。
元々イラストを描くことも好きでイラストレーターになることを検討し、テックアカデミーを受講する前に「Adobe Photoshop」を勉強したことがあったのですが仕事に繋がりにくそうと思い諦めてしまいました。
その後、しばらくしてから副業の記事をよく見かけるようになり、プログラミングやWebデザインで副業できることを知ったのです。
まず書籍を購入し、CSSやWebデザインについて基礎から学習を始めました。実際に手を動かしてみると、Webサイトの制作が直感的に自分に合っているなと感じ、副業ができるレベルまでスキルを身につけたいと思いテックアカデミーを受講することにしました。

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※独学を開始した当時、購入した書籍

アルバイトの空き時間にテックアカデミーでWebデザインとWordPressを学習

――受講したコースを教えてください。

Webサイト制作ができるようになりたいと思ったので、WebデザインコースとWordPressコースのセットを受講しました。
2つのコースを通じて、企画、設計、デザイン、WordPressのカスタマイズ、PHPなどサイト構築における一通りのスキルを身につけることができ、簡単に日々の更新がしやすいWebサイトを構築することができます。基礎知識について学ぶだけでなく、終盤では実際に自分で考えたアイデアを元にオリジナルのWebサイトを制作するのですが、それが一番楽しかったです。オリジナルWebサイトの制作に取り組んでいる際、サイト上で実現したいことについてメンターに相談したところ、他のスキルについても興味を持つようになりました。

――どのように学習されましたか。

普段はWebデザインやIT業界とは関係ない小売業のアルバイトをしているのですが、毎日アルバイトの空き時間に自宅で学習していました。

――学習に対するモチベーションは何でしたか。

自分ができることの範囲が日々どんどん広がっていったことです。Webサイト制作で副業できるようになることが最終目標だったこと、学習内容が自分の興味がある内容であったことが大きかったと思います。 誰かに言われたから、ではなくて、自分が本気でやりたいと思うことが学習を継続する上で重要なのかもしれませんね。

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学習を始めて約半年後、初めてLP制作の仕事に挑戦

――テックアカデミーワークスで初めて案件を受けるようになったのはいつ頃でしょうか。

テックアカデミーワークスの存在を知ったのは学習を始めて半年が経った頃です。テックアカデミーを受講し卒業した後、実は一時期プログラミングから離れていた時期がありました。そのような時にテックアカデミーワークスの担当者から連絡をいただき、「もう一度やってみよう」と決意しました。その後無事に案件を受注することができたため、テックアカデミーの受講を開始してから約8ヶ月後です。

――これまでどのような案件に取り組まれましたか。

トータルで5件受けましたが、 企業のLP制作やコーディング、バナー制作などがメインです。

――印象に残っている案件はありますか。

LP制作を進める中で、難しいアニメーションのオーダーをいただいたことです。どのように実装すれば指示通りのアニメーションを再現できるかを考えた時に、偶然独自で勉強していたことが役に立ったのです。無事に納期までに完成させることができたのでよかったですが、かなり真剣に考えました。

――日々の学習が実務で活かされたのですね。案件を受ける際に意識していることはありますか。

テックアカデミーワークスで案件を受ける時はもちろん、テックアカデミーの課題においても 「どうしてもわからない!」という限界がくるまでは、基本的に自分で調べるようにしています。
もちろん全くメンターさんに質問しないというわけでなく、案件の指示や技術面でわからないことについて質問や相談をすることはあります。ただ案件を受けさせてもらっている以上、最終的には自分の力でやり切りたいという気持ちが強いです。

テックアカデミーワークスを活用し自分一人で案件に対応できるレベルまで成長

――ワークスでの収入はどのくらいになりますか。

開始から約半年で、11万円ほどです。

――今後はメンターのサポートなしで案件に取り組むことになったと伺いました。

はい。これからさらに別の企業さんの案件にも挑戦しようと思っていたタイミングであったため嬉しいです。案件を1人で取り組むことになったため、案件の報酬単価も上がる予定です。

――素晴らしいですね。案件を受けるようになってご自身の変化はありましたか。

ゼロから自分で考えて制作する案件に対しては徐々に慣れてきました。
ただ、まだ自身の経験が浅く、現時点でも案件の指示書の内容が難しいと感じることはあります。元々制作されたものがあるものをコーディングする場合は、企業の独自ルールなどやり方を合わせないといけないので慣れていく必要がありますね。

――今後の目標や、さらに学習してみたいことはありますか。

今後も引き続きワークスを利用して 自分ができることの可能性を広げていきたいと思っています。これからの働き方はまだ検討中ですが、現在興味がある動画編集やPHP、バックエンド、改めてデザインの勉強もし直して仕事にもつながれば良いなと思っています。

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※徳田さんが購入した電子書籍。同じ言語でも自分に合った書籍を探し続けているという

――最後に、プログラミングやWebデザインの学習や副業を考えている方へ、メッセージをお願いします。

自分が少しでもプログラミングやWebデザインが楽しいと思ったら学習を続けてほしいなと思います。Web系の勉強はなんとなく難しいイメージを持たれる方も少なくないのかなと思います。人によって得意不得意はあると思いますが、実際に学習を始めたら当初抱いていた印象が変わることもあると思います。スキルが身につくだけでなく、空き時間に学習して収入を得ることもできますし、副業の手段の1つとしてはありなのではないかと感じています。私自身は今のところWebエンジニアやWebデザイナーとして企業に就職することは考えていないのですが、 転職やフリーランスなど副業以外の選択肢にもつながると考えています。

もし興味を持ち始めたらいきなりお金を払って学習するのではなくて、まずは動画などのコンテンツで学習を始めることが良いと思います。お金を払った上で自分を奮い立たせる方法もありだと思いますが、 どんな内容なのか、自分が興味を持てそうか、スキルを身につけると何ができるのかを理解した上で学習を始めることがおすすめです。

興味を持つことができたら、実際に手を動かして操作してみてください。そこでさらに実践的なスキルや、副業に繋がるスキルを身につけたいと思ったらテックアカデミーを受講するとよいと思います。

もし、学習していて挫折してしまったら別の人の解説や書籍を参考にすると良いと思います。私も以前独学していた際に、基礎は身についたが実践的な内容が記載されておらず、手を動かして諦めてしまった経験があります。同じ言語のことについてでも、書籍や動画など自分の目的に合ったものや、自身が理解しやすい学習コンテンツを探してみてください。

(インタビュー:高橋)